新年のご挨拶・2021年の展望・事業方針

新年、明けましておめでとうございます!

しばらく投稿がストップしていましたが、変わらず粛々と仕事をしています。

毎年、新たな年を迎えるタイミングで今後の方針や抱負などを記事にしてきました。

2021年についても同様に書いていきますが、ふと昨年書いた記事を読み返してみました。
この時はまだ新型コロナウイルスが蔓延するなど全く想像もできず、オリンピックが開催されることを信じて疑いもしませんでした。
本当に多くの方にとって、そして私にとっても新型コロナウイルスが与えた影響は大きく、ビジネスにおいても翻弄される1年となりました。

まだ収束しておらず、むしろ最新情報によれば感染者数は増加。首都圏では緊急事態宣言が発出されるなど未だに影響があります。

何かと暗いトーンになりがちですが、私たちのような「ひとりカンパニー」に下を向いている余裕はありません。
私自身もしっかりと前を向いて2021年も歩んでいきます。

前置きが長くなりましたが、改めて2021年の展望や事業方針についてアウトプットさせていただきます。

2021年の展望

2020年に思い描いた展望の多くは崩れ、2021年も新型コロナウイルスの影響は大きいでしょう。

幸い、私のビジネスはオンラインがメインなので大きなダメージはありませんでした。
むしろ物販ビジネスでいえば通販(EC)へ消費がシフトしたことで追い風だった業界とも言えます。
売上自体は落ちましたが、新型コロナウイルスが蔓延する以前から商品ラインナップの見直しや事業の精査をしていたので、利益率はかなり改善しました。

2019年度(2019年10月~2020年9月)の決算も過去最高の内容だったので数字だけみれば良かったと言えます。

とはいえ、2021年も安心できるかと言えば全くもって答えはNoです。
今まで積み重ねてきたものは更に磨きをかけ、身の回りの方々から必要とされる「ひとりカンパニー」を確立する旅は続きます。

ビジネス的な視点で言えば、新型コロナウイルスは無視することができないスタンダードになってしまいました。
もっと具体的に言えば、いわゆる「新しい生活様式」に沿った商品やサービスを提供することが新たな価値になるでしょう。

しかし、それはマスクや除菌スプレーなどではありません。
今からこうした直接的に関係する商品では遅すぎます。

もっと人々の生活の奥底にある悩み、言い換えれば「顕在化すらされていない課題解決」こそ活路になるのではないかと考えています。

もちろん、私自身が取るべき戦略・行動も同じことが言えます。
顕在化されてない、あるいは顕在化されていてもまだ規模が小さい課題を解決していく商品やサービス、ということになっていくでしょう。

各事業の方向性

それでは私が直近で展開している「ひとりカンパニー」としての事業についてまとめていきます。

輸入総代理ビジネス

創業時から取り組んできた輸入総代理ビジネス(輸入代理店ビジネス)も大変ありがたいことに5年目を迎えました。

私はもともと会社員時代にWEB関係の仕事をしていましたが、その勤務歴が4年弱なので、ついに輸入・物販ビジネスが上回った形になります。
これに関しては素直に嬉しいものです。

偉そうなことは言えませんが、いくら良いノウハウ、理想的なビジネスモデルがあっても継続しなければ意味がありません。
今だからこそ言えますが、途中で辞めた人がたくさんいます。
その人たちが悪いという意味ではなく、他の何かで成功していれば問題ありません。

しかし、実際には「他の何か」でも上手くいかず、結局は安定思考の仕事に落ち着いた人も多いことでしょう。

他人の人生をとやかく言う資格はありませんが、少なくとも私自身は「続けてきて良かった」と心の底から思っています。

そして、それはこれからも変わりません。

2021年も粛々と輸入総代理ビジネス(輸入代理店)を継続し、社会に貢献し、会社に少しでも利益をもたらすことができるように取り組んでいきます。

個別サポートプログラム

前述した輸入総代理ビジネスや輸入代理店ビジネス、あるいはOEMなどの自社ブランド立ち上げをサポートする個別サポートプログラムも引き続き継続していきます。

始めた当初からそうですが、サポートさせて頂くことで私自身も勉強になることがたくさんあります
今後も大々的に規模を大きくしていく気はありませんが、少しでも起業したい、独立したい、クラウドファンディングに挑戦したい、あるいは自社ブランドを立ち上げたいといった熱意のある方にとってお役に立てることを目指していきます。

今までも何度かこのブログで記事にしてきましたが、まさに2020年は新型コロナウイルスの影響によって仕事の安定は揺らぎ、富の格差は広がったことでしょう。

2021年も引き続き不安定な毎日を送るか。
あるいは自分自身の確固たる経験や知識、行動力を身に付けて苦難の時代を乗り越えるか

私は後者を選びました。
辛いことも苦しいこともたくさんありました。
だからこそ今があるのは間違いありません。

今後も何が起こるか分からない時代ですが、少なくとも「簡単には潰れない」自負はあります。

個別サポートでは輸入ビジネスに限らず、経営全般や独立・起業に関するサポートも行なっています。
少しでも興味があれば一歩を踏み出してみてください。

PIU BizTerrace(ビズテラス)

私が関わっている事業の中で唯一、新型コロナウイルスの影響を受けたかなと感じているのが輸入商社コミュニティPIU BizTerrace(ビズテラス)です。

PIU BizTerraceではオンライン上でやり取りができたり過去のコンテンツ(動画)を閲覧することができます。
その他に毎月1回はセミナーや勉強会を開催して経営者が集まる企画をしています。

その企画がコロナ禍で制限を受けてしまったため、計画していた企画の変更や縮小を余儀なくされました。

それでも、おかげさまで少しずつですが参加者は増え続けています。

2021年はコロナ禍であることを前提とした企画や開催が求められますが、創意工夫で乗り越えていきたいです。

Shopifyを活用したEC構築・運営支援

冒頭でも書いたように昨年の年初に書いた記事を読み返して、自分でもビックリするほど変化したのがShopify(ショッピファイ)との関わりです。

なにせ昨年年初の記事では一切触れられていません(笑)
それもそのはず、Shopifyを活用したEC構築・運営支援を本格的に展開し始めたのが2020年2月以降だったからです。

確かに、EC業界にとっては新型コロナウイルスが追い風となったのは事実です。
しかし、ポッと出の制作会社は淘汰されます。

幸い、私の場合は会社員時代にWEBの仕事をしていたこと。
そして独立してからは物販事業で実際に商品の販売をしていたこと。
更に2019年からはブランド公式ストアをShopifyで運営していること。

こうした過去の経験が相乗効果となって新規事業の立ち上げができました。

全く関係ない事業や経験のないことをやろうと思っても、それは難しいものです。
いくらEC業界が追い風だからこといって、「Shopifyを扱えば儲かるぞ」というマインドで通用するほど甘くない世界です。

今まで物販ビジネスでも多くの「儲かりそうな商品」に手を出して痛い目に遭っている人を見ていますし、自分自身も経験としてあります。

だからこそ「儲かる」という低俗なモチベーションではなく、誰かの役に立つための「手段」としてShopifyを扱うことを決めました。

こちらもおかげさまで順調に案件数を増やして会社の利益に貢献しています。
2021年も引き続きインプットとアウトプットを続け、会社やお店に貢献していきたいと考えています。

YouTubeチャンネル

唯一、順調とは言えなかったのがYouTubeチャンネルです。。

単純に時間が無かったと言えば言い訳でしかありませんが、どうしても収益性の観点から後回しになってしまい、更新が滞ってしまいました。
2021年はもう一度リソースを割き、動画による情報発信にも取り組んでいきます。

ちなみに現在、2つのYouTubeチャンネルを運営しています。
1つはビジネス向けの「90チャンネル(くれチャンネル)」。
そしてもう1つは昨年半ばに立ち上げたShopifyやEC業界に特化した「FRTEC研究所」というチャンネルです。
「FRTEC研究所」に関してはメディア(ブログ)も運営しており、定期的に記事を書いています。

そちらにリソースを割いていることもあって、この「ひとりカンパニーのススメ」もやや更新が減っています。
ただ前述の通り輸入総代理や物販ビジネスを辞めたわけではありません。

むしろShopifyを活用したEC構築・運営支援をする上で自社でもECを運営していることは相乗効果となります。

こうした経験・知識をYouTubeチャンネルでも発信していく仕組み作りをしていきたいです。

2021年の抱負

すでに各事業の中で抱負のような記載もありますが(笑)

とにかく2021年は何か真新しいことを始めるというより、これまでの経験・知識そして資金を活用しながら実績と利益を積み上げていくことです。
新型コロナウイルスによって一層、企業経営における「一寸先は闇」が現実味を帯びています

本当に何が起こるか分からない時代です。
ただでさえ分からなかったのに、更に分からなくなりました。

だからこそ変化を恐れず、失敗を恐れず、現実的な次の一手を実行していかなければいけません。

もはや留まることすら許されない時代です。

繁栄するか
衰退するか

これにしかないように感じます。

苦しい時代は続きますが、絶対に諦めず進んでいきましょう。

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