今後注力するブランドの現状と今後の戦略

ここ最近YouTubeに関する投稿が多くなっていましたが、
今日は主力事業である輸入総代理ビジネス
(物販ビジネス)のアウトプットです。

YouTubeは今後も力を入れてアップしていきますが、
私の場合YouTubeはビジネス系の情報発信ではなく、
あくまでも輸入総代理ビジネスに関わる関連商品の紹介や
映像制作のウエイトが大きいので、
輸入総代理ビジネスの実質的なアウトプットは
このブログが引き続きメインとなっています。

さて、いまクラウドファンディングのプロジェクトを
2本実行していますが、そのうちの1本がまずます良い感じです。

このブランドはイギリスのハンドメイド商品で、
利益率も非常に高いので今後本腰を入れて
ブランディングをしていきます。

このブランドについての今後の方針などを
アウトプットしていきたいと思います。

公式サイト・SNSは自社構築・自社運用

先ほどのブランドは既に公式サイトを構築しまして、
コンテンツもアップしていっています。
https://www.vanacci.jp/

また公式Instagramアカウントも開設しました。
https://www.instagram.com/vanacci.jp_official/

これらの公式サイトやコンテンツ作り、
あるいはInstagramの運用などは
全て自社で行なっています。

サイト構築も自分でやっていますので、
費用はほとんど掛かっていません。

他社に依頼すると自分の手は空きますが、
実際のところ依頼するのにコミュニケーションが必要だったり、
素材を提供したりといった作業は必要なので、
何かと時間が取られてしまいます。

私の場合は自分である程度の構築と運用ができるので、
ものすごく複雑なシステムを組むとか、
そうでもない限りはほとんど自社構築・自社運用です。

この辺りは人それぞれですし戦略の違いもあるので
一概に自社で全て行なうのが良いとは言えません。

また、私自身はこれまでWEB関連の仕事をしていたので
割とスムーズに出来ますが、これから1から覚える必要はないです。

とはいえ、自分で出来るスキルがあれば
金銭的なコストもそうですし、
余計な時間が掛かること無く、
納得のいくものが構築できるので
出来るに超したことはないでしょう。

そのような背景から、私はこうしたWEB関連の制作物は
ほとんど自社でやってしまいます。

そんなところで話を戻しまして、
このブランドは今後も注力してブランディングしていきます。

私は今までに様々なブランドや商品を扱ってきましたが、
もちろんどれも真剣にやってきました。
しかし、今回のブランドはその中でも過去最高と言っていいほど、
力を入れていきたいと考えています。

注力するブランドの基準

なぜかと言えば、理由はいくつかあります。
それは私が今までに経験したきたことが確実に活きています。
そして、その経験からブランド選定の基準が
当てはまっているからです。

仕入れ条件が良い

まず、このブランドは仕入れの条件が良くて、
大量に在庫を抱える必要がありません。

輸入総代理ビジネスやメーカービジネスのメリットは
商品の独自性や新規性です。

輸入総代理権を獲得することで独占販売したり、
クラウドファンディングを実施できます。
この手法自体はまだまだ魅力的で、
日本に進出したいブランドやメーカーは多く存在します。

ただ、仕入れの最小ロットが500とか1000とかの
単位になるのが一般的です。

もちろんこの数字だけで判断することは出来ません。
たとえ、ある程度在庫を積むリスクがあっても、
その条件で売れる商品が独占的に扱えるのであれば、それはOKです。

更にクラウドファンディングを活用すれば、
例えば500のうちクラウドファンディングで
300くらい売って、後の一般販売で即在庫を持って
販売を掛ける、ということができます。

資金が無ければクラウドファンディングの実績を持って
金融機関に借り入れに行けば、このビジネスモデルで
審査に通らないことはほとんどありません。
(特別な理由が無ければ)

とはいえ、もちろんロットは少ないに越したことはありません。
今回のブランドはそういった意味で仕入れ条件が良いので、
在庫のリスクは少ない状態で運営できるのは魅力的です。

ストーリー性がある

ただし、です。
いくら仕入れ条件が良くても売れない商品では意味がありません。
そして商品が売れるかどうかの基準として
特にここ最近重要視していることがあります。

それは、そのブランドや商品に
ストーリー性があるかどうか、です。

例えば、既に売れている商品があったとして、
その商品をそっくりそのまま真似して名前だけ変える
OEMという手法はここ数年、人気でした。

つまり、既に売れているものと同じようなものを
自社オリジナルで作れば独自性もあるし、
すでに実績もあるから安心して?販売できるという考えです。

中国輸入、オリジナル商品、OEMといったキーワードで集客する
セミナーやコミュニティも数多く存在します。
もちろん、それ自体は悪くないですが、
ここ最近は中国人セラーがAmazonに多く参入していることで、
いよいよ勝てなくなっているセラーが増えているようです。

基本的にOEMをするには中国の工場に依頼するのが一般的です。
それは国内転売や輸入転売のように他社のブランドや知名度を使って
稼ぐような手法(いわゆる単純転売)より利益率が良いのはメリットです。

しかし、結局は「売れているから」
という理由だけでOEMで作ったとして、
結局のところ価格競争になってしまいます。

戦う土俵が同じカタログページの相乗りなのか、
自社のカタログページなのかの違いだけであって、
検索すれば同じような商品はたくさんヒットします。
すると、結局は比較されて価格競争になります。

そうなると何が起きるかと言えば、
中国人セラーが強くなるのです。

理由は簡単で、中国人は国内で作れますし、
工場から直接FBA納品できれば送料もかなり安く抑えられます。

どう考えても日本からやるより、
中国からやった方が安く作れるのです。

そういった商品は言い方は悪いですがコピー品なので、
価格で負けたら売れなくなってしまいます。
要するに簡易OEM程度のやり方で上手くいけば、
一時的には稼げるかもしれませんが、
「稼ぎ続ける」のは難しくなるでしょう。

今からそれをやるなら、
まだ1から自分で設計するODMの方が得策です。

ただODMと輸入総代理ビジネス(ブランドビジネス)は
似ているようで異なるので、その辺りは目的や
やりたいことによって変える必要があります。

話を戻しまして、手法はどうあれ、
そのブランドや商品にストーリーがあったら、どうでしょうか?

例えば「これこれこんな理由でこの商品は誕生しました」とか
「こういった課題を解決するために作りました」といった
明確なストーリーがあれば、少なからず単純な価格競争にはならないはずです。

特に社会問題、環境問題、あるいは変化するライフスタイル(働き方)など
社会性のある問題を解決できるテーマとストーリーがあると強みとなります。

ここまでお話しすればお分かりいただけると思いますが、
このブランドにはメーカーの熱い想いやストーリーが詰まっています。
それを日本に発信していくことができると確信しましたので、
注力していくことを決めました。

利益率が良い

いくら仕入れ条件が良くてストーリーがあったとしても、
しっかりと利益が残らなければビジネスとしては厳しいです。

このブランドは利益率も良くてしっかりと利益が確保できます。
だからといって「月収数十万円達成!」とか「稼いでますよ!」
なんて低レベルな話をする気はありません。

頂いた利益はしっかりとブランディングや
コンテンツ作り、あるいは更なる販促活動に充てられます。

そもそも、輸入総代理ビジネスやメーカービジネスは基本的に
利益率が高い傾向にあります。
その大きな理由は価格決定権があるからです。
基本的に単純転売はもちろん、OEMもある程度
既製品と似たような商品だと価格(相場)は決まっています。

もちろんある程度は相場も意識しますが、
そこから大きくかけ離れていなければ価格決定は自由です。

適正な価格で販売し、それが売れれば利益が残る。

ビジネスにおいては当たり前のことですが、
そう簡単にいかないことは私も多くの経験から学んでいます。

しかし、重要なことであることは間違いありません。

今後の戦略

あと1週間ほどでクラウドファンディングは終了します。
そこからはメーカーにオーダーを入れて生産を行ない、
リターンの出荷に向けて動いていくことになります。

その間、公式サイトとInstagramに注力します。

つまり、種蒔きです。

こうしたコンテンツを積み重ねれば積み重ねるほど、
後々レバレッジが効いてきます。

あとはある程度の広告費も最初のうちは必要ですから、
まだまだ潤沢に利益が残せるとは言えませんが、
とにかく種をまき続けます。

しかし間違った場所に種を蒔いてしまうと
いくら時間を掛けて水をやっても芽が出ません。

分かりやすく言えば、いくら良質な土や
効果のある肥料を使ったとしても、
全く日が当たらない場所では芽が出ません。
(たとえですので、日が当たらなくても育つモノはある、
というのは屁理屈ですよ。)

しっかりと日が当たる場所を選び、
そこに良質な土を用意し、
そして適切な水や肥料を与える。

つまり正しい場所に種を蒔くことが重要です。

その正しい場所は商材が違えば変わりますし、
時代や消費の動向によっても変わります。

しかし、少なくとも数年前の私より
今の私の方が間違いは少ないと確信しています。

それこそが、このブログで何度も言い続けている
経験を積み、そして行動するということの大切さです。

つまり、ひとりカンパニーとして継続的にビジネスに取り組み、
諦めずに粘り強く経験していくしかないのです。

もちろん、そのために先を行っている人にアドバイスをもらったり、
コンサルティングを受けることは重要です。

私もいま所属している輸入商社コミュニティのPIUには
何度も助けられていますし、親しくさせてもらっている
経営者の方に多くのアドバイスをもらっています。

そうした他者の助けや自分の経験があるからこそ、
こうして私自身もアウトプットを続けています。

今後の戦略という意味で具体的なことは書いていませんが、
より具体的な施策が気になる方はLINEなどで連絡ください。

人それぞれフェーズは異なりますし
やり方が違う方もいらっしゃるとは思いますが、
どんなことでも継続して経験を積み続け、
そして経験から得たことをアウトプットして
改善をし続けるのはビジネスの本質かと思います。

私もまだまだ頑張ります。

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