今月から7月に入り、2019年も折り返しです。
こちらのブログでのアウトプットも少しずつ
頻度が落ちてきてしまっていますが、
その間に様々な取り組みをしてきました。
今日はちょうど良いタイミングなので
自分自身の頭の整理も兼ねて上半期の総括と
下半期に向けた計画などをアウトプットしていきます。
上半期の総括
まずは上半期を振り返っていきます。
本来、私の会社は9月決算なので
世の中の暦とは少し違った区切りにはなるのですが、
結局のところ活動としては1年区切りになるのでそうします。
やることとやらないことを絞った
まず最初に言えることは、今年は特に
「やること」と「やらないこと」を明確にして
やることを絞り始めた年になっています。
このブログでは輸入転売、国内転売、輸入総代理など
様々な物販ビジネスに関する内容をアウトプットしています。
それらは全て私の経験に基づいたものであり、
内容そのものは、その当時自分がやってきたことを
真剣にアウトプットしてきました。
しかし現実的にいま全てに注力しているかと言われれば、
答えはNoになります。
近年は特に輸入総代理ビジネスに重きを置いており、
国内転売は正直なところ5%くらいしかやっていません。
輸入転売も全体の売上からすれば5%くらいでしょうか。
それ以外はほとんど輸入総代理ビジネスを軸とした
事業で売上を作っていっています。
ここで重要なのが、いわゆる転売系のビジネスは
大幅に縮小して輸入総代理ビジネスにシフトしたことです。
つまり転売系のビジネスは「やらないこと」に分類し、
輸入総代理ビジネスを「やること」にしたわけです。
もちろん、先ほどのパーセントの通りゼロではないので
全くやっていないわけではありませんが、
これまでに比べて割く時間は大幅に減り、
もっと売上が上がり、なおかつ利益がしっかりと残る
ビジネスに多くの時間を割いているのは間違いありません。
やらないこと、辞めることも1つの勇気
自分で言うのも何ですが、これまで私は本当に
様々なことにチャレンジしてきました。
会社員時代には副業として輸入転売に取り組み、
その輸入転売で独立して個人事業主となりました。
その後は輸入総代理ビジネスを始め、
更に国内転売に参入したり、
物販とは全く別で共同ですが店舗経営(飲食店)をしたり、
一時期はFXやバイナリーオプションもかじりました。
しかし、結局のところ一番長く続いており、
なおかつ今でも事業の柱になっているのが
輸入総代理ビジネスであることに変わりはありません。
これまでは現実的に複数の収入があることで
安定感があったのも間違いないので、辞めるのは勇気が要りました。
とはいえ、結局のところ自分の売上と利益の中から
どの事業が本当に必要なのかをじっくりと考えた結果、
利益率の低い転売系のビジネスは辞めた方が良いと決断したのです。
厳密には転売ビジネスの中でも、ほとんど自分が労力をかけずとも
売上が上がるものだけは残しています。
それらはそれらで売上の底上げとなるので続けていますが、
明らかに自分が動く時間以上のパフォーマンスとなっています。
そして、結局のところ他の大した結果を出せていない手法を
辞めたところで大きく傾くことはなく、
むしろ生産的なことや、より輸入総代理ビジネスを深く深く
深掘りしていく時間が増えたことの方がメリットとなっています。
上半期の事業別総括
ここまでは前置きです。笑
経緯的な内容も含めた振り返りになりましたが、
ここからは具体的に上半期で取り組んできた事業ごとに
総括をしていきます。
輸入総代理ビジネス
前述の通り輸入総代理ビジネスにより力を入れ、
上半期では2本のクラウドファンディングを実施しました。
売上の金額はまずまずですが、それ以上に大きな利益が残ったことが
今までには無かった最大の収穫です。
クラウドファンディングは手数料が20%前後かかるのと、
プロダクト系の場合はどうしても定価からの割引が必須になるので、
実質40%前後くらいは持って行かれる計算での勝負となります。
今回もそのくらいの数字ではありましたが、
それでもしっかりと利益の残る商品だったので、
あとはどれだけ売れるか、という点に注力するのみでした。
ここ最近のクラウドファンディングではものすごく数字が伸びる
プロジェクトが減りつつありますが、
それでも500万超え、1000万超えなどもあります。
確かに数字を見れば凄いですが、
実際にどのくらい利益が残っているのかは分かりません。
また、予想以上に大量の支援が入って、
かえって生産や資金が追いつかずに
資金ショートしてしまう会社もあります。
そういった様々な案件を見ていく中で、
私のプロジェクトは2つ合わせて300万円くらいなので
決して大きくはありません。
しかし、しっかりと利益が残って、
次のステップに進むための資金を作れたことが
何よりの収穫です。
これまでもクラウドファンディングは何回か実施して
それなりに利益も出してはいましたが、
なかなかブランドとして独り立ち出来るほどはありませんでした。
クラウドファンディングはあくまでも最初の一歩です。
手を変え品を替えでクラウドファンディングを行ったり来たりする
やり方も否定はしませんが、やはり腰を据えて1つに絞った方が
成功したときのリターンが大きくなるのは言うまでもありません。
私もここまで順風満帆とは行きませんでしたが、
ようやく少し希望の光が見えてきた上半期となったと言えます。
ライセンス契約商品
きっかけは輸入総代理ビジネスの一環として
展示会に参加したことですが、
そこから取引している会社さんのOEM商品として
プロ野球球団とライセンス契約を結んだ商品展開をしています。
これは輸入総代理から自分なりに応用させた手法です。
輸入総代理はメーカーと独占契約を結んで自社だけが
その商品やブランドを独占的に販売する、という手法ですが、
今回のライセンス契約の場合は
その商品とデザインに関して自社の独占となるので、
他社の参入が出来ない独占状態となります。
もちろん、その分だけ自社で販促もしなければならないので
独占できたことだけでは収益にはなりませんが、
自分なりに応用して形にすることが出来た点は収穫でした。
もちろん利益率はしっかりと確保できる設計をしているので、
あとはたくさん売るだけです。
これが一番難しいのですけどね。笑
YouTubeチャンネル
個人的に最も大きかったことは、
やはりYouTubeチャンネルを開設したことです。
ちょっとここ最近は更新が滞っていまして
近しい関係各所からお叱りを受けていますが。笑
これはまだまだ収益性にはほど遠いですが、
自分自身がメディア、媒体となって発信力を付けることは
常々考えていたことでした。
2019年、ようやく重い腰を上げてスタートしたYouTubeチャンネル。
この記事を書いている2019年7月3日時点で
チャンネル登録数323名、
総視聴回数は134,309回、
アップした動画は95本、という感じです。
YouTubeはこのように数字で現れるので
分かりやすいと言えば分かりやすいですね。
方向性は当初からクラウドファンディングで
プロジェクトを実施したプロダクトの紹介がメインです。
あとは本数を増やすためにも個人的な趣味の内容や
ウェブ関連、あとは読書をするので本の紹介などです。
まだまだ勉強中ですしチャンネル登録数も少ないですが、
当然のことながら最初は0人からのスタートですので、
300人以上の方に登録頂いていると思うと嬉しいものです。
YouTubeをやっていると動画の内容で
反応が明らかに違うので、その辺も面白いものです。
ビジネス的にはちょっと残念?ではありますが、
今のところ最も反応が良い動画は趣味で撮影した
プロ野球の応援に関する動画で、再生回数は7万回を超えました。
正直驚いていますが、やはり何事もやってみないと
分からないものだな、とつくづく感じます。
ここ最近はちょっと本業の方が忙しくて
更新が滞ってしまい、YouTubeチャンネルとしては
よろしくない状況になっていますが、
辞めたわけでも諦めたわけでもありませんので、
今後もクラウドファンディングで誕生したプロダクトの紹介や
ウェブ関連のアウトプット、読んだ本の紹介、
そして趣味の動画などいろいろいじっていきたいと思っています。
下半期はオフラインに注力
上半期の収穫を活かしつつ、
やるべきことを絞っていった結果、
下半期は新しいことにチャレンジできる体制が整ってきました。
新しいことと言っても全く違うことをやるのでは無く、
輸入総代理ビジネスに関連する内容ですが、
具体的にはオフラインへの進出を強化します。
これまで私が取り組んできたビジネス、手法のほとんどは
インターネットを活用したものでした。
AmazonやBUYMA、あるいはクラウドファンディングといった
プラットフォームを活用したものや、自社ECサイトや公式サイトなど
ネット販売・ネット集客がほとんどでした。
しかし、これからの時代は間違いなく
オンラインもオフラインもどちらも重要になってくる時代です。
既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
オンライン販売だけ、というのも限界があります。
もちろんオンライン販売のメリットは店舗を持たずに
日本全国あるいは世界に対して商品を販売できることです。
その強みや魅力は変わること無く、
私自身も引き続き取り組みますが、
同時にオフライン(現場・リアル)の魅力や強み、
そこでしかアプローチできない顧客層があることも
間違いありません。
ネットで完結、自宅で完結、スマホで完結、
など「楽に」「簡単に」というのは、もはや時代遅れだと考えています。
そうしたやり方を否定はしませんが、
それだけで生き残れるほど「簡単」ではない、ということです。
これからの時代、特に「小売り」という意味では
オンラインもオフラインも重要です。
双方が効率的に回れば回るほど相乗効果で
売上が上がっていくイメージが強くなってきています。
そのため、下半期は主力ブランドを中心に
一般顧客向けの期間限定のポップアップストアへの出店や、
法人(小売店など)向けの展示会への出展などを予定しています。
こうした動きは今までやってこなかったところなので
初めての試みにはなります。
しかし、不安はあまりありません。
なぜなら、私の身近なところで既に経験者がいるからです。
このブログでも何度か紹介していますが、
輸入商社コミュニティPIUの存在があるからです。
自分一人では展示会への出展やポップアップストアへの出店など
初めてのことに踏み出すのはハードルがあったり、
どんなメリットがあり、どんなリスクがあるのかも分かりませんが、
経験者がいることで不安が解消されます。
また、お互いに協力し合うことも出来ます。
直近の事例では、私だけでは到底出店できない
大手百貨店への共同出店も実現しました。
もちろん、最終的にやるのは自分ですので
いきなり全て成功とはいかないと思いますが、
それでも致命的なミスや失敗は防げる可能性が高いと言えます。
常に変化し続けることは変わらない
2019年も折り返し、恐らく下半期もあっという間に終わると思います。
その中で私が常に意識していることは、
とにかく変化し続けることです。
成功したことは、その一度の成功に甘んじて
次の一手が遅れることの無いようにする。
失敗したことは、同じ失敗を繰り返さないように改善する。
いきなり大きな成功を求めず、
小さな成功を積み重ねてひとりカンパニーを継続する。
座右の銘ではありませんが、
自分の中で確固たる信念を持っていれば
たとえやり方が変わろうが成功しようが失敗しようが
諦めるという選択肢は無くなり、進み続ける人間になります。
とはいえ私もまだまだ偉そうなことは言えませんが、
自分で自分の成長を感じられるのは
ひとりカンパニーとしてビジネスをしているからに他なりません。
このブログを読んでくださっているあなたも
いま様々な希望や不安などを持っていると思いますが、
自分の中でブレない信念のようなものは持っておくことをお勧めします。
また、輸入総代理ビジネスに関しては
多少の経験も積んできていますので、
これから始めたい、どんなビジネスか知りたいと言った方がいらっしゃれば
LINE@からお気軽にご連絡ください。
※現在、LINE@が新しいバージョンに移行したため
iPhoneアプリがまだ使えず、PCからの操作となります。
定期的にチェックしていますが返信が遅れる可能性もありますので
その点はご了承ください。
それでは、下半期も頑張っていきましょう!
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。