輸入総代理ビジネスでも、やり方は人それぞれ

昨日は久しぶりに輸入総代理ビジネスに取り組んでいる現役プレーヤーたちとお会いする時間がありまして、近況報告や新たな案件の打ち合わせをしてきました。

その中でも話題に挙がったのですが、一口に輸入総代理ビジネスと言ってもやり方は色々あって、人それぞれです。

正解も不正解もなく、実際に取り組む方の環境、資金、経験などにも左右されるものです。

今日はその辺りをアウトプットしていきます。

輸入総代理ビジネスを取り組むパターン

まず、輸入総代理ビジネスに取り組むうえで考えられるパターンはおおよそ下記になります。

  • 1商品をとことん極める(バージョンアップは含む)
  • 1商品を発売まで持って行ったら、次の商品に取り組む
  • 同時並行で複数商品を扱う

つまり、1つの商品(あるいはブランド)をとことん極めていくやり方、順番に沿って取り組んでいき、フェーズが違う段階で取り扱い商品を増やすやり方、タイミング関係なく、良い商品や扱いたい商品が決まったらどんどんやっていくやり方、という感じに分けることが出来ます。

それぞれメリット・デメリットはありますが、最終的にどんな方向性で取り組むかは人それぞれです。

正解はありませんし、やりながら方向性を決めていく、あるいは変えていくこともあるでしょう。

では、1つずつ見ていきましょう。

1商品をとことん極める

1商品(あるいはブランド)をとことん極めるのは物販ビジネスにおいては理想とされています。

特に転売ビジネスの経験がある方ならお分かりと思いますが、取り扱う商品数が少なければ少ないほど、在庫管理や商品管理がしやすくなり、より付加価値の提供や卸営業、販売促進に注力できます。

単純にリソース的に一極集中できるのはもちろんですが、資金的にも1商品に広告費や仕入れ費用を投下できますので、資金が限られている方にとってもやりやすい方法と言えます。

私自身は、割とこのスタイルを推奨していて、なるべく扱う商品は少なく、その分だけ付加価値となるコンテンツの作成や広告の検証、販売方法の拡大などに注力するタイプです。

ただ、もちろんデメリットもあります。
扱う商品が1つしかないということは、その商品が安定的に売れていかなければ会社としての売上が安定しません

ですから、例えば別のビジネスでも収益があるとか、クラウドファンディングを実施して1000万円単位のビッグプロジェクトになるとか、相当な実績があったうえで踏み出せるものだと感じます。
(もちろん、資金が続くのであれば実績が出る前からこの方法でも何ら問題はありません。)

ですので、例えば普段は会社員をしながら副業で取り組んでみたいという方や、例えば転売ビジネスで実績はあるけど、それは継続しながら更に次のステージを目指して取り組んでみたいという方にはオススメです。

やればやるほど商品(ブランド)に対する愛着も湧きますし、仕入れ資金の投下も一本化できるのでメーカーとも良好な信頼関係を築いていくことが出来ます。

もちろん、商品によってはバージョンアップやマイナーチェンジなどのアップデートを加えることで、変化を付けたり新商品としてリリースすることは可能です。

1商品を発売まで持って行ったら、次の商品に取り組む

順番に沿って取り組んでいき、一区切りが付いたら新しい商品やブランドに取り組む、というスタイルになります。

具体的には、輸入総代理ビジネスの場合はざっくりですが展示会で「リサーチ→クラウドファンディング→一般発売」といった流れがあります。この流れで一般発売まで到達したら、また展示会に参加して新たな商品やブランドを探す、といったイメージになります。

メリットとしては1商品だけに依存しない事業展開ができますので、リスク分散になります。

また、関連する商品であればあるほど、会社としての方向性や訴求方法も一貫性が出てきますので、過去にアプローチした卸先や取引先を新たな商品でもすぐに活用(提案)する、といった横展開が可能になります。

デメリットとしては、やはり複数の商品を扱えば扱うほど在庫管理や仕入れ資金の資金繰りは考えなければいけなくなります。

また、商品に関連性が無いと「御社は何屋さんでしょうか?」という話になりかねませんので、せっかく取り組むなら関連性があったほうがやりやすいということにもなります。

同時並行で複数商品を扱う

このパターンは最もリソースも資金も必要になります。
ですので、初心者の方や始めたばかりの方には大変かもしれませんが、条件次第では同時並行でたくさんの経験が積めるというメリットもあります。

例えば、1年間で1商品しか扱わない人と1年間で10商品扱った人とで、広告宣伝や販売方法、営業などに関する知識や経験は確実に後者の方が多く蓄積されるでしょう。

とはいえ、輸入総代理ビジネスの場合は転売のように1つ2つといった仕入れではなく、ある程度まとまった仕入れが必要になる場合が多いですので、仕入れ資金を上手く回す必要があります。

そのため、よく使われている方法としては、とにかくまずはメーカーと総代理契約を結んでクラウドファンディングをどんどんスタートし、その資金で仕入れをしたり、あるいはそれ以上取り組まない、といった判断に使う場合もあります。

一言で言えば「数打てば当たる」的な考え方で、どんどん実行してヒットしたものや需要がありそうなものをクラウドファンディング後も販売し、逆に反応がイマイチだったものはクラウドファンディングで終了、といった形で回していく方法になります。

より多くの経験値が積めるのは確実ですが、前述の通り多くのリソースや資金は必要になります。

また、在庫管理、発注管理、広告宣伝などやるべき要素も増えますので、なかなか完全にひとりで実践するにはハードルが高いのは事実です。

既に仕組み化ができているとか、多少は失敗しても資金的に問題ない、といった方にオススメのスタイルです。

正解・不正解はありません

今回は大枠の話なので詳しくは書きませんでしたが、いずれにしても正解・不正解はありません。

私の場合、輸入総代理ビジネスを取り組み始めた当初は割と同時並行的にどんどん実践するタイプでした。

やはり、その方が限られた時間の中で多くの経験を積めたからです。
ただ、資金的に限界もありましたので、その中でより注力する商品、撤退していく商品などの判断をしながら進めていきました。

現在は割と少ない商品に注力してとことんやり込むスタイルを取っていますが、関連商品であったり、自分にとって新たな経験になると期待できそうな場合は新規開拓をする可能性はあります、という感じです。

自分自身の経験、知識、資金、リソースといった状況によって常に変化していけばいいことですので、正解・不正解はありません。

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