AmazonはAmazonを味方にすれば超強力

昨日は久しぶりに輸入総代理ビジネスのコミュニティ
PIUの勉強会に参加してきました。

昨日は代表の方の紹介でAmazonの営業担当の方をお招きして、
様々な情報を得ることが出来ました。

正直なところ、ここでは書けない極秘情報もたくさんありました。
この辺りは、やはり輸入総代理ビジネスに取り組んでいるからこそ
得られる情報であったり、協力していただける体制を構築することができる強みです。

単純転売だけでは、なかなかAmazonを味方に付けることは難しいですが、
輸入総代理ビジネスであればAmazonとしても売れれば売れるほど
メリットがありますので、まさにWINWINな関係となります。

今回はその中から可能な範囲内でアウトプットしていきます。

新商品の初動を早める極意

輸入総代理ビジネスでは既存商品の相乗りという
販売方法はしませんので、自ら商品ページ(カタログ)を作成して
独占的に販売することが可能になります。

一方で、ただ商品登録しただけでは弱く、なかなかすぐには売れないのが課題です。
もちろん、クラウドファンディングなどで大ヒットしているとか、
既にある程度の認知度や注目、実績があれば別ですが、
全ての商品がそうとは限らない場合が多いでしょう。

そこで、どんな新商品でも実践できる初動を早める方法があります。
それはクーポンを活用することです。

これはクラウドファンディングの戦略と似ていますが、
販売をスタートしたばかりの段階では注目度も無く、
アクセス数を集めることもできません。

そこで、例えば最初の50個分の在庫に対して
クーポンを発行することによって期間限定セールを実施します。

定価は守りながら、クーポンによって割引することで
より多くの人に購入される可能性を上げ、販売数を稼ぎます。
期間限定セールとしてプレスリリースを打つなど、
広告宣伝するにもやりやすい要素になりますので、
併せて広告で広げることもできます。

この段階では割引しているので利益はおろか、
設定によっては赤字になってしまう可能性もあります。

しかし、たとえ最初の50個が赤字でも、
その50個がすぐに売れればランキングが一気に上昇しますので、
クーポンが終わった後でも露出される可能性が飛躍的に上がります。

AmazonではAmazon内での検索によって購入するお客さんが非常に多いですが、
そのための対策として最も有効なのは、とにかく販売数を稼ぐことです。

販売金額(売上額)ではない、というところが重要です。

つまり数をたくさん捌くことができれば、自然とランキングが上がり、
検索結果でも上位に表示されやすくなります。

もちろん、この方法を実践するためには割引用の在庫が必要ですし、
その分の在庫では利益が取れないので資金的にギリギリの場合は難しいですが、
クーポンの対象にする数と割引率などを上手く調整すれば
誰でも実践可能な手法となります。

クラウドファンディングでも初動を早めるために
限定50個、といった早期割引を実施するのはよくある手法です。
これをAmazonでも実践することによって、
一度ランキングが上位に食い込めばAmazonの場合は
半永久的に販売できますので、かなり有利な状況となります。

ストアのレビューは販売に関係ない!?

Amazonでは商品に対するレビューと
ストア(出品者)に対するレビューがあります。

商品レビューはその商品が上位表示されたり、
お客さんが購入する際の判断基準になるので重要なのは有名です。

一方、ストアレビューについては色々な見解があります。

そこでAmazonの方に聞いてみたところ、
ストアレビュー自体は商品の検索順位などといった
販売に直結する要素としてはほとんど関係ないそうです。

もちろん、あまり悪いレビューが付き過ぎるとアカウント停止のリスクがありますので、
きちんと誠意ある対応を続けるのは当たり前のことですが、
ストアレビューそのものが商品の売上に直結することは無いそうです。

中にはストアレビューが悪いと出品している商品の売れ行きも
悪くなるという噂もあるそうですが、全く関係ないそうです。

Amazonは売る人より買う人に優しい

この辺りは有名なところかもしれませんが、
Amazonはあくまでも購入者優先主義です。

ですので、例えば販売者同士のトラブルにはあまり関与しません。
例えば自社が独占販売している商品に相乗りしてきたり、
並行輸入として出品するのは防ぐことはできません。

もちろん、悪質な出品者は摘発できます。
その場合に有効な手段は、自分が買う人になることです。

つまり、自社にとって弊害となるであろう出品者がいる場合は、
何もせずにAmazonに問い合わせるのではなく、
自分がその出品者から商品を購入することによって立場を強め、
その状態でAmazonに掛け合うことで
何らかの対応をしてくれる可能性が上がるそうです。

「確かに!」と思いました(笑)

Amazonにとっては「せどり」も恩恵はある

Amazonでは転売業者、いわゆる「せどり」に取り組んでいる
出品者が数多く存在します。

近年、Amazon内でもせどりに取り組む出品者に対する
規制強化や出品制限など、肩身が狭くなるような施策もあることはあります。

とはいえ、Amazonでは販売手数料やFBA手数料を取っていますので、
せどりに取り組む出品者も貴重な収入源です。

これはAmazonの方が言ったわけではありませんが、
せどりに取り組む人の中には初心者も多く存在します。
初心者の場合、仕入れや価格設定の甘さから赤字になってしまう人も
一定数いると思いますので、そういった人たちも手数料収入が入るのは
重要な収益となっていることでしょう。

また、Amazonではアクティブではないセラーも含めて
20万前後のセラーが登録しているそうです。
ちなみに楽天市場の出店者は2万前後らしいので、
Amazonで出店している事業者が圧倒的に多いことが分かります。

やはり、ある程度はせどりに取り組む人たちのために窓口を広げ、
使いやすい(参入しやすい)プラットフォームの作りにしているのは
事実だということも分かりました。

Amazonとしてもたくさんのセラーが参入することによって
商品の品数も圧倒的に確保できますし、
その分だけ手数料を取ることもできるので、
せどりで上手く稼いでいる人たちにとっても
WINWINの関係を築くことが出来るといえますね。

最後に

今回書いた内容は周知のこともあるかもしれません。

しかし、何と言ってもAmazonで働いている方から直接聞いたということで、
どんな情報よりも信憑性があることは間違いありません。

輸入総代理ビジネスはもちろん、せどりに取り組む方にとっても
朗報?があったかもしれません。

もちろん、他にも様々な情報を入手しましたが、
ここでは書けないこともたくさんあります。

もっと深い情報を知りたいという方は、LINE@からご連絡ください。
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また今後は実際に自社で実践してみた検証結果なども
アウトプットしていきたいと思います。

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