ODM事業の幕開け(オリジナル製品開発・販売)

また少し更新の間隔が空いてしまいましたが、
その間に色々と進めていることがありまして、
今日はその辺をアウトプットしていきたいと思います。

ODM事業とは

以前のエントリーで少し触れたODM事業に関してです。
物販ビジネスにおいて日々のメンテナンスは当たり前

ODMとは、Original Design Manufacturingの略語です。
英語の通り、オリジナル製品をデザインし、生産することで、
つまりはゼロから商品を開発して生産、販売する手法です。

よくOEMと比較されますが、OEMはすでに完成している既製品に対して
自社のブランドやロゴだけを付けてオリジナル商品のように扱う手法です。

一方で、ODMはゼロベースで企画していきますので、
その分だけ手間はかかりますが、
商品の自由度は飛躍的に向上します。

ゼロから、とはいえ、例えば
「あの商品とこの商品の良いところだけ組み合わせたら売れそうだな」
という感覚でも問題ありません。

私たちはあくまでも、ひとりカンパニーの経営者です。
決してデザイナーではありません。

大事なことは売れる商品を販売することです。
しかし、ここで言う売れる商品とは、
転売ビジネスのようにすでに売れている商品、
と言う意味ではありません。

転売ビジネスはすでに売れている商品であったり、
この先売れそうな商品をそのまま仕入れて販売します。
多少、未来の需要予測や仕込みが必要ではありますが、
商品そのものは自分が持っているわけではないので、
商品力やトレンドにも左右されます。

逆に言えば自社のブランドや商品に知名度が無くても、
知名度のあるブランドや人物の知名度を利用して
販売するのが転売ビジネスなので、簡単と言えば簡単です。

一方で、ODMによる完全オリジナル製品の開発、販売においては
自らターゲットにする市場を選定し、
その市場のニーズにマッチする商品を生み出します

つまり、すでにある商品をベースに売れるか売れないかを考えるのではなく、
必要とされているところに必要な商品を投下するイメージです。

もっと簡単に言えば、
「自分が必要なもの、欲しいもの」
でもいいのです。

自分が欲しいものの中で、他の人も欲しいだろうな、
と感じる商品を開発することも十分なアイデアです。

もちろん、すでに販売されている商品を
丸パクリするのでは意味がありませんが、
ありそうでないもの」を考えれば、
意外とアイデアは見つかるはずです。

そういったアイデアをベースに、
すでにある商品を組み合わせてオリジナル製品を開発するだけでも、
列記としたODMになりますし、既存商品にロゴを付けただけのOEMとは
はっきりとした差別化にもなります。

差別化になるということは、当然ですが価格競争にはなりません。
確かに類似商品や同じジャンルの商材と比較されることは出て来ますが、
だからといって他社の価格帯と合わせにいく必要はなくて、
あくまでもお客様が「この商品でこの価格なら満足」
というところさえ抑えればいいのです。

ODMは利益率70%も可能

ODMは完全オリジナル製品の開発・販売ですので、
基本的に仕入先は工場になります。

工場は仕入先でもあり、製造元でもありますから、
仕入原価は中間マージンがない分だけ抑えることができます。

物販ビジネスの基本である
安く仕入れて高く売る
の原則で言えば、工場から直接仕入れができることは
それ以上安く仕入れができない、
いわば最安の仕入先とも言えますので、
当然ですが利益率を最大化することができます。

転売ビジネスの場合、利益率は15%前後が相場です。
もちろんやり方や商材、一時期のトレンド商品などで
高い利益率を獲得できる商品もありますが、
平均すると15%から良くても20%くらいが限界ではないでしょうか。
また、転売ビジネスの場合はそうした商材を常に探し、
手を変え品を変えで対応していく必要があります。

輸入総代理ビジネスやOEMになると、
商品そのものの手数(てかず)は転売ほど多くなくても事足りて、
更に利益率は高くなります。
それでも、独占権を結んでいるメーカーが「生産者」という立ち位置ではなく、
別の工場で製造し、その製品を仕入れて日本に提供しているメーカーもあります。
その場合には、やはり中間マージンが発生しますので、
原価は最安とは言い切れないケースもあります。

OEMの場合はブランド名が違えばいわゆるAmazonの相乗り出品の
リスクは回避できるものの、商品自体が多く流通していれば
商品自体を比較されてしまうので、何でもかんでも売れるとは限りません。

もちろん、それでも単純転売に比べれば利益率は改善されますが、
ODMの場合は自社オリジナルであり、かつ高い利益率を確保できます。

そこで重要なのが価格設定ですが、
ODMの場合は相場として仕入れ原価の5~6倍を定価に設定します。

「5~6倍なんて、ぼったくり過ぎでは!?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際にはそのくらいでも同じようなジャンルの商材と比較して
そこまでズレがない価格設定にすることができます。

だからこそ、例えば自社で直販した場合において、
利益率として70%といった数字も決して大袈裟ではないと言えます。

つまり、輸入総代理ビジネスで独占権を持っているのと、
OEMのように仕入れ価格を抑えて商品を開発する、
その良いとこ取りをするようなイメージとも言えます。

確かにODMでの製造、販売でも似たようなジャンルや
商品はどうしても存在しますので、その中で多少の比較は発生します。

しかし、重要なことは他社との比較ではなく、
お客様に満足してもらえる品質と価格の設定です。

特に品質や機能性、デザイン性といった生産に関わる部分はOEMには無い要素で、
それらも含めて設計、企画していくからこそ、
独自性が生まれて単純な価格競争にはなりにくい分野と言えます。

だからこそ、高い利益率が確保できるのが最大のメリットと言えます。

最後に一応補足しておきますが、
これだけ色々とODMのメリットをまとめてはいますが、
何事もバランスが重要です。

すでに事業が軌道に乗っていて、
新しい分野にチャレンジする一環としてODMをやるとか、
現段階では輸入代理ビジネスで総代理権を獲得しているといったように、
いま取り組んでいることがあれば、そこに集中してください。

もちろん、転売ビジネスでも利益を出している人もいますので、
それらを否定する気はありません。

ただ、物販ビジネスの選択肢の一つとして、
私自身は新たに選択をしたということで、
一通りご紹介をさせていただきました。

ODM事業の幕開け

さて、前置きが長くなりましたが、
弊社では本格的にODM事業を展開すべく、
現在製品開発とプロモーションの準備を進めています。

初回となる今回はメンズ向けクラッチバッグの製造・販売をします。

すでに製品自体はサンプル(試作品)ができており、
最初のプロモーションとしてクラウドファンディングを実施します。

スタートは9月28日を予定していまして、
プロジェクトページの作り込みも9割くらいまで来ています。

クラウドファンディングのプラットフォームですが、
今回はMakuakeさんを利用することにしました。

理由はいくつかありますが、まずクラッチバッグのような
アパレル系の商材に相性が良いのと、
価格帯がお手頃なので、属性的にも相性が良さそうと判断しました。

現在は集客に向けた準備など、
かなり細かく計画と施策案を練って準備しています。

クラウドファンディングにおける準備の重要性

弊社にとってクラウドファンディング自体は通算で7回目になろうとしていますので、
段取り自体はスムーズに進んでいます。

Makuakeの担当の方との打ち合わせも30分ほどで終わってしまいました(笑)

とはいえ、今回は企画から設計、そして製造までを一貫して
取り組んでいますので、輸入代理ビジネスとはまた違った面白みがあります。

もちろん、製品を作り出すわけなので、設計やデザインに関する時間はかかりますが、
かなり前から準備していたので、今の所は順調に進んでいます。

それよりも、やはりクラウドファンディングを実施する以上、
そこで最高の成果を出すための準備が重要になります。

プロジェクトページをしっかりと作り込むのは当たり前。
それに加えて、プロジェクトがスタートする時に、
どういった施策を実施するのか。

また、スタートした後もコンスタントに露出できる準備も必要です。

実は、クラウドファンディングはスタートしたら終わり、
掲載したらプラットフォーム任せ、という実行者も結構います。

確かに一昔前まではクラウドファンディングを実施すること自体が
珍しいと言うか、希少性があったのであまり入念に準備しなくても
プラットフォーム任せである程度の数字は伸びました。

しかし、ここ最近は良かれ悪かれクラウドファンディングの知名度も上がり、
様々な実行者が増えて来ているのは事実です。

つまり、プロジェクトをスタートしただけではすぐに埋もれてしまい、
せっかく良い製品でも知られずにひっそりと終わってしまうことも珍しくありません。

逆に言えば、しっかりと準備して効果的なプロモーションができれば、
決して物凄く多機能だとか、斬新だとか、珍しいとか、
そういった商品でなくても支援は伸びるものです。

正直、「この商品がこんなに行く!?」と思うこともよくあります。

しかし、それには必ず理由があります。

ですので、自分がクラウドファンディングを実施するときだけなく、
普段から何気なく色々なプロジェクトをみておくと、
いざ自分が実施する時に役に立つものです。

今できる最大限の準備をする

今回製造、販売するメンズ向けクラッチバッグ。

現在はクラウドファンディングのスタートに向けて準備していますが、
正直なところ、どのくらいの支援を集められるか全く分かりません。

これは今回に限らず、周りでクラウドファンディングを
何度も実施している経営者とも同じ話が上がります。

結構数字を集められるだろうと思っていた商品が案外伸びなかったり、
期待していなかった商品が意外とヒットしたり、分からないものです。

ただ、一つ言えることは、事前にできる限りの準備をしておくことです。

それは決して多額の広告費を投下するとか、
高い費用をかけてページを豪華にするとか、
そういったことではありません。

例えば知人に拡散をお願いするとか、
できるだけ分かりやすい写真を用意するとか、
シンプルなことで十分です。

今できる最大限の準備をして、
あとは結果を待つだけです。

もし、入念に準備して数字が伸びなかったとしても、
それは確実に自分たちのノウハウとして蓄積されます。

私自身、これまでに実際にクラウドファンディングを何回もやってきたからこそ、
「次はこれをやってみよう」「今回やったこの施策はやらなくてもいい」
といった判断ができるようになります。

もちろん、今回のクラウドファンディングで新たに実施する施策もあります。
逆に言えば、前回やったけど今回はやらない施策もあります。

何事もそうですが、経験すればするほどノウハウが蓄積され、
それが今後のプロジェクトに活かされれば、
それだけ引き出しが増えていきます。

多額の費用を掛けていなければ、痛手も少ないので、
次に活かすチャンスがまた巡って来ます。

仮に、何もせず商品力だけでヒットしたとしても、
それはまさにラッキーパンチであり、
次に活かすことができません。

私たちにとって重要なことは継続性です。

一発逆転を狙うのではなく、
常に検証、実践、分析を繰り返して取り組んでいきたいものです。

最後になりますが、クラッチバッグのプロジェクトについては
正式なスタートが決定しましたら、またご案内いたします!

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