物販ビジネスと季節の関係性

今日は物販ビジネスと季節的な要因の
関係性について書いていきたいと思います。

ビジネスにおいて季節的な要因が関係する
業種としない業種があることはイメージしやすいと思います。

例えば気温が上がってくる夏はビールや
BBQ、あるいはアイスクリームといった商品、
サービスの需要が伸びるのは分かりやすいところです。

季節のイベントで言えばクリスマスに
プレゼントとして需要があったり、
バレンタインデー、ハロウィン、父の日、母の日なども
季節要因として市場に影響を与えます。

飲食、観光、サービスなど様々な
業種で季節要因の有る無しが出てきますが、
では、物販ビジネスはどうなのか。

分析していきましょう。

アパレル関連商品

バッグ、衣類、シューズなどのアパレル関連は
季節的な要因があるものと無いものがある考えます。

分かりやすいところで、Tシャツは春~夏に売れますし、
ダウンジャケットは秋に入ってから需要が伸びます。

こうした季節的な要因が強いジャンルの商品であれば
早めに需要を予測して、早めの仕入れやプロモーション戦略
が必要になります。

ポイントとしては実店舗をみれば分かりやすいですが、
例えば夏物を販売するにあたって気温が上がってから
仕入れるのでは遅く、その前から店頭には夏物が並び始めると思います。

その辺りは分かりやすいところですが、
一方で季節的な要因が少ないのはバッグと財布です。

季節やトレンドに合わせてデザインが変わることはありますが、
商品そのものの需要は1年にわたってそこまで大きな
変化は少ないジャンルと言えるのではないでしょうか。

つまり、これから新しい商品を取り扱いたいと考えた場合、
なるべく季節的な要因が少ないジャンルの方が無難と言えます。

一方で、バックや財布は人気ジャンルでもあります。
様々な機能性やデザインなどで輸入商品を中心に
新商品が次から次へと販売されています。

そのため、何か1つでもいいので
「これだけは他社商品に負けない」
という強みや特徴がないと難しい時代に入っています。

食品関連商品

食品関連を食品そのものに限らず、
キッチン用品や調理器具なども含めると
様々なジャンルが該当します。

食品関連も基本的には日々使うものですので、
季節的な要因は少ない方です。
※もちろんここでは季節野菜や季節の果物を扱う、
といったジャンルは除外しています。

特にキッチン用品は海外の輸入品の方が
デザインや機能性で特徴的な商品が多いため、
輸入総代理ビジネスで取り扱っている方もたくさんいます。

その中でも人気トレンドをチェックして取り扱っていくのが
重要となりますが、その際の情報収集はテレビや雑誌といった
メディアが教えてくれます。

テレビや雑誌では様々なトレンド情報を
芸能人やモデルさんたちと絡めて発信していますので、
私たちにとっても重要な情報源です。

メディア関連商品

メディア関連は主にCDやDVDなどになりますが、
この辺りも季節的な要因を受けにくいと考えます。

とはいえ、これらのジャンルは国内転売ビジネスが
メインとなりますので、利益率は低い傾向にあります。

ただ、作品やアーティスト自体に知名度があれば
自然と売れ行きは伸びますので、薄利多売でも売り上げを
上げたいという方には良いジャンルだと考えます。

また、CDやDVDのメリットはサイズが小さいので、
運賃が比較的安く抑えられるのも特徴的です。

ひと月の中での需要

今度は商品ジャンルから時間軸で考えていきます。

1年間の大枠ではなく、ひと月の中でどういった
動きが考えれるのかを分析した時に、
月初、月中、月末と大きく3つに分かれることになります。

一般的に飲食店では25日前後が給料日の会社が多いこともあって
客数が伸びる傾向にありますが、
物販ビジネスにおいても近い傾向はあると考えます。

やはり、給料日前後はお金に余裕があるので
欲しいものを買ったりといった消費活動が活発になりますが、
月中はなかなか動きが鈍る傾向はあると考えています。

ただ、物販ビジネス、特にインターネット販売をしている
場合において、決済はクレジットカードの場合が多いと思います。

クレジットカードは支払いが後になりますので、
必ずしも給料日にこだわる必要がなくなります。

つまり、売れる商品は時期に関係なく
売れ続けていく、と考えることが出来ます。

時期がハッキリしているものはその時期に合わせて
販売できれば短期間で大きな売り上げになります。

一方で、季節に関係なく売れ続けていく商品を
取り扱うことで安定的な売り上げを見込むことが出来ます。

大事なことは組み合わせだと思っていて、
短期的に売れる商品と長期的に売れる商品を
バランスよく仕入れて販売していくことで
結果として安定的な経営に繋がると考えています。

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