また少し間隔が空いてしまいましたが、引き続き粛々と仕事をしています。
最近はShopify(ショッピファイ)を活用したEC構築・運営支援事業を本格的に稼働しており、実務と情報発信に精進しています。
もちろん創業期から取り組んでいる輸入事業・物販事業も継続しています。
今のところ一部作業を外部パートナーさんに依頼している以外、基本的には「ひとりカンパニー」を貫いています。
私自身がそうしていきたいと決めたので、今後も数名でチーム形成することはあっても規模を大きくしたいとは考えていません。
ひとりカンパニーは良い面もあれば悪い面(限界)もあります。
大企業的な組織形成や上場を目指そうと思わなくても、ある程度の規模で会社を組織したほうが売り上げも伸びますし、何よりできることが増えます。そういった意味でひとりカンパニーでは限界があるのも事実です。
とはいえ、この辺りは人生そのものに対する考え方・将来設計が大きく関係していると思っています。
そこで今回は、私が考えており実践している将来設計についてアウトプットしていきます。
よく本屋さんに立ち寄ると自己啓発系で「20代にすべき○○」といったの書籍がありますが、それに近い内容です。
普段あまりここまで長期的な視点で思考したことがありませんでした。
私の回顧録のような部分もあるので恐縮ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
20代はとにかく経験
私はいまちょうど30歳。今度の10月で31歳になります。
つい最近まで一応20代でしたので30代に突入した実感は薄めです(笑)
それはさておき、これまで20代だった私自身を振り返ると、とにかく「経験」を重要視してきました。
経験を積み重ねる重要性はこのブログで何度もアウトプットしていますが、ただ記事として書いているだけでなく実践してきた自負はあります。
もちろん、自分よりもっと凄い経験をしている方はたくさんいらっしゃいます。ただ他人と比較してもあまり意味が無いことも理解しています。
「もっとできることはあった」という反省があるのは事実ですが、今更どうすることもできません。
大事なのはこうした経験を次に活かすことです。
会社員を経験した20代前半
20代前半は主に大学を卒業後に入社した会社員としての経験が大部分でした。
というより会社での仕事に多くの時間を捧げたと言っても過言ではありません(笑)
辛いことも理不尽なこともありましたが、本当に色々な経験をさせてもらえたことは今でも感謝しています。
幸いにもWEB関係の会社でしたので、実務で経験したことの多くは独立・起業してからも活きています。
恐らく今後WEBやITがより発展することはあっても衰退することは考えづらいですので、会社員という会社に守られた立場で思う存分WEBの現場を経験したことは何よりの財産です。
独立起業を経験した20代中盤
私は26歳の年に会社を退職し、個人事業主として独立しました。
独立した時のビジネス、いわゆる創業は輸入物販事業です。
このブログでも立ち上げ当初からコンテンツとしてもアウトプットしてきました。
実務に関する具体的なことはもちろん、個人事業主と言えども経営者ですから、経営についてより多くの経験をし始めた時期とも言えます。
今までは単に目の前の仕事をこなせばいい、商品が売れればいいと短絡的な思考でした。
しかし独立して事業を継続していくためには経営が必要です。
経営も立派な仕事の1つです。「経営者」とは本来、文字通り経営を専門とする職業を言います。
とはいえ私のような「ひとりカンパニー」は経営も実務のうちの1つ。恐らく多くの企業の経営者が経営だけに専念できる人は少なく、何かしら実務も兼ねている方が多いのではないでしょうか。
私の場合は大企業であれば部署によって細分化される業務をすべてこなしています。
それがひとりカンパニーの宿命であり、面白さでもあります。
もちろん思うように商品が売れず、売上が伸びずに苦しい時期もありました。
今でも決して楽とは言えませんし余裕もないですが、苦しい経験も含めて独立した経験は貴重なものです。
経験を通じて取捨選択した20代後半
ちょうど28歳になった誕生日に法人化しました。
最初から考えていたわけではなく、ちょうど9~10月くらいの設立になりそうだったので覚えやすい日付にしようと考えただけです(笑)
法人化したとは言ってもやること自体は大きく変わらず、粛々と目の前の仕事と中期的な仕事をミックスしながら経験してきました。
ただ、この頃から少しずつ変わっていったことがあります。それは「何でもかんでも経験すればいいわけじゃない」ということ。
これまでは「若さ」もありましたし、特に会社員の時は会社という看板や上司の方がいたので、ある意味では自由(気楽)でした。
独立してからもとにかく経験・挑戦の連続で色々なことにトライしました。
こうした多くの経験から失敗もたくさんしましたが、徐々に「こうしたらこうなる」みたいなものを感覚的に掴んできました。
もちろん今でもチャレンジはしますし、失敗もします。
しかし以前に比べると良い意味で取捨選択ができるようになった実感はあります。
単純にひとりカンパニーでできることの限界もあります。「やらないことを決める」ことの重要性も学びました。
これまでやってきた事業、あるいは商品の中から継続するもの、辞めるものを決めていきました。これは人間関係にも言えることです。
まだまだ出来ていないことも多いですが、とにかく「経験する」を主軸においた20代を振り返って自己採点をするならば、100点満点のうち70点くらいかなと思っています(笑)
30代は結果を求める
30代になった今、何を意識しているかと言えば「結果を出すこと」です。
これまで書いてきたように20代は様々な経験をしました。失敗が多かったですが成功もありました。
とはいえ何か大きなことを成し遂げたという成果はありません。
30代はこれまでの経験を確実に結果として残すことによって実績作りと資金作りをしていきたいと考えています。
ここで言う結果とは、具体的には利益を出すことと仕事の実績を作ることです。
利益は文字通り会社としてまとまった利益を出し、その資金でまた新たなチャレンジをするための原動力にすること。
仕事の実績とは商品の販売数だったり、こうした情報発信の記事数やアップした動画の本数、あるいは個別サポートしている皆さんの成果など利益以外に数字で表現できること。
もちろん新たなチャレンジも続けていきますし、失敗もするでしょう。
そのスタンスは変わりませんが、失敗するにしてもすぐに再起できるようリスクを極限まで減らし、成功した時のリターンは最大限受け取れるやり方を徹底します。
よくプロ野球の打者は「打率3割で一流選手」と言われますが、ビジネスもそれに近い世界だと考えています。
むしろもっと厳しいかもしれません。
10回チャレンジしたら成功するのは1~2回、その他はすべて凡退。
しかしビジネスの場合は凡退(=失敗)しても、そこから得られることがあったり、あるいは致命的な凡退をしなければいいのです。例えばノーアウト満塁での凡退は痛いですが、ツーアウトランナー無しならそこまで痛くありません。
そして1~2回の成功、これを単発のヒットではなくホームランを打つことができれば結果が出ます。
つまり多くの失敗の中に成功があっても、その成功がそれまでの失敗を全て取り返しプラスになればOKということです。
それが私にとって「結果を出す」ことだと考えています。
成功も失敗も精度を上げていき、最終的に結果を出すことにフォーカスする。
その精度を上げてくれるのに最も役立つのが20代までの経験であることは言うまでもありません。
40代で更なる種まき
ここから先は少し未来展望になるので確かなことは言えませんが、漠然と描いていることは40代で更に種まきをすることです。
30代で結果を出すことにフォーカスし、仮に結果を出すことができても決してそこで満足はしません。
具体的に言えば利益を使って更に新たな投資をしていきます。
そもそもこれまでやってきたこと、事業を展開することも投資の一種です。自分自身の経験も立派な投資、自己投資です。
投資から得たリターンを使って再び新たな投資をする、あるいは既存のポートフォリオを底上げするのは一般的な考え方でしょう。
40代とは書きましたが、実際のところもっと早く、できれば30代中盤くらいから更なる種まきをしていきたいとは考えています。
今までもそうしてきました。ただし今までの種まきは規模も小さく、精度も低かった。
だからこそ30代で出した結果を更なる種まきに、より精度の高い、規模の大きなものにしていければと考えています。
言うなれば今までプランターで栽培していた家庭菜園を、畑を借りて種まきして、重機も使ってしっかり育てていくイメージです。
50代で収穫したら再び種まき
ここから先のことはもっと分かりません(笑)
基本的に私は将来のことを考えるタイプではなく、目の前のことや近い将来のことに集中するタイプです。
以前は将来のことを考えて不安になったりもしていましたが、無意味だと気が付きました。
将来の事なんてどうなるか誰にも分かりません。
今回の新型コロナウイルスだって予想外もいいところ。本来は今頃、東京オリンピックが無事に閉会して余韻に浸っていたところではないでしょうか。何なら感化されて新しいスポーツを始めていたかもしれません(笑)
それさておき、50代になった自分は想像できません。
とはいえ、少なくとも今までやってきたことや今やっていることが確実に活かされ、まさに種まきと収穫の繰り返しになっていくのかなというイメージは持っています。
どこまで行ってもチャレンジし続け、多くの失敗の中で少ない成功を掴み、その成功が大きな結果を出し、再び新たなチャレンジに繋げる。このサイクルしかないと確信しています。
希望を持ってポジティブに生きる
先ほど書いたサイクルに「何が」必要か、そして実際に取り組むのかは分かりません。
数年前の自分からすれば、現在の自分の状況など全く持って予想できませんでした。
今回はあえて大局的な思考をしたくて20代~50代というテーマでアウトプットしてきましたが、やはり「いま」が大事なのは間違いありません。
30代の自分をしっかり追求していきます。
輸入物販事業、EC事業、個別サポートなどです。また新たなブランド展開も水面下で準備しています。
いずれにしても希望を持ってポジティブに生きていくしかありません。
様々な経験をしてくことで今まで「できない」と勝手に思い込んでいたことが実は意外と簡単に「できた」なんてこともたくさんあります。
全く関連性や親和性がないこと、あるいは自分が嫌いなことや興味のないことにチャレンジする必要がありませんが、少しでもポジティブになれることがあればこれからも積極的にトライしていくでしょう。
この記事を読んでくださっているあなたが今おいくつで、これまで何をしてきたかは分かりませんが、良いきっかけと思ってご自身の過去・現在・未来について考えてみてはいかがでしょうか?
今回は私の話ばかりになりましたが、少しでも何かの気付きになることがあれば幸いです。
それでは!
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。