ここ最近の私自身の経験ですが、
今まで何となく放置していたメルマガや
興味のないSNS(特にFacebook)を遮断しました。
メルマガは企業のものから個人の情報発信系まで様々ですが、
自分のビジネスや欲しい情報と合致しないもの、
あるいは企業メルマガのようにただひたすら
宣伝だけするようなものは購読を解除しました。
Facebookについては仕事の関係で
過去に様々な人と繋がって友達数が
1000人を超えていますが、
正直なところ中には自分のビジネスと関係ない方も多く、
フォローを外させていただきました。
(友達削除ではなくフォローを外すことで
タイムラインに投稿が出てこなくなります。)
「ネット断捨離」ではないですが、
不要なメルマガやSNSを遮断すると
おのずと自分の使える時間が増えていきます。
今回はこうした自分の時間を確保して良かったことと、
発信者側として意識すべきことをアウトプットします。
自分の時間を確保して良かったこと
メルマガやSNSをはじめ、ネットニュースやブログなど
現代のインターネットを活用した情報網はまさに無限大です。
いまや書籍や漫画も電子書籍で読めますし、
映像はテレビからYouTubeへと移行しつつあります。
1日中インターネットの世界にいれば、
相当な情報を手に入れることができます。
(それが本当に必要かどうかは別として)
一方で、知らず知らずのうちに自分が情報を取りに行く側から、
一方的に受け取る側になってしまう危険性もあります。
つい最近まで、私もそうでした。
何気なく登録した、あるいは何かを購入した際に
半強制的に登録したメルマガは多数あり、
毎日必ず何かしらのお知らせが届きます。
Facebookでは興味本位や先方から友達申請が来たことで
繋がった人の投稿が日々更新されますが、
正直なところその中で本当に自分の役に立つもの、
あるいは実際の友人の近況などを除くと
多くの投稿はスルーしているものでした。
特段、何かきっかけがあってネットから離れようとか、
脱スマホ依存的な行動をしているわけではありませんが、
何となく情報を精査したい、
もう少し他のことに時間を使いたいと思うようになりました。
ちょうど先日、脱スマホ依存に関連した動画もアップしていますので、
興味のある方は後ほど見てみてください。
少しずつネット断捨離を始めた
そこで仕事の合間で少しずつネット断捨離なるものを始めてみました。
具体的には、不要なメルマガが届いた場合、
今までは反射的に削除(アーカイブ)していましたが、
いったん削除するのは辞めて、
時間のある時にまとめて購読解除しました。
そうすると、徐々に受信するメールが減っていきますので、
必然的にメールチェックの時間が減ります。
Facebookの場合も同じで、仕事の合間にFacebookを見たとき、
自分とはあまり関係のない投稿が多い方は
タイムラインから表示されないようにフォローを外させていただきました。
友達削除をしてもいいのですが、
先方に変な感情を抱いてほしくないというのはありますし、
将来的に何かしらご一緒する可能性はありますので、
タイムラインから表示されないようにだけしています。
使える時間が増えてやりたいことに集中できる
まだ途中といえば途中ですが、
タイミングを見ながら継続していきますので
完成はないかと思います。
とはいえ、すでに使える時間が増えつつあることは実感しました。
また、こうしてブログでアウトプットするネタにもなりますし、
今のところ良いことしかありません。
こうしたネット断捨離、脱スマホ依存は1つ1つの行動を見れば
非常に微々たるものだと思っています。
「たかだかメルマガ1通」と私も以前は思っていて
放置してきましたが、それが積み重なると実は結構時間を取られているのです。
実際に不要なメルマガやFacebookのタイムラインが精査されたことで、
目に入ってくる情報も精度が上がり、
知りたい情報だけを得られる機会が増えてきました。
また、こうしたブログを書いたり、
参考にしているユーチューバーの動画を見たり、
本を読んだり、意外と使える時間が増えていることを実感しています。
何が必要で何が不要か判断できない場合
では、なぜここまで自分は放置してきたかと振り返ると、
結局、何が本当に必要で、何が不要か判断できていなかったからだと感じます。
あれもこれも欲しい、と思っていたのが核心だと思います。
そして現代のインターネット社会では、
得ようと思えばどんな情報だって得ることができます。
一方で、そういった情報はあくまでも表面的です。
何かを深く知りたいと思ったら、やはり時間が掛かったり、
インターネットには存在しなかったり、
お金が掛かったりするものです。
では、なぜ考え方が変わったかと言えば、
私自身、自分のやるべきことがより明確になったからです。
もちろん、これまでも日々考えながら行動してきましたが、
その根本には「浅く広く様々な経験をする」という
心理が根強くあったのだと感じています。
それ自体は決して後悔していませんし
今までの自分には必要なことでした。
しかし、人生やビジネスには必ずフェーズがあって、
私の場合は今このタイミングが変わり時だったのかもしれません。
いま、私がコミットしていることは以下の通りです。
・輸入
・オンライン販売
・WEBサイト構築
・コンテンツマーケティング
・動画撮影、編集
・YouTube
新たにチャレンジしている動画やYouTubeも含め、
これらにコミットしようと思った場合に
時間が足りなくなってくるわけです。
よく仕事術的なハウツーで
「やることとやらないことを決める」的な
話がありますが、そんな感じです。
やることが先程書いたことで、
やらないことは無駄なメルマガやSNSを見ない
ということとも言えます。
つまり、自分にとって何が本当に必要で、
何が不要なのかを考えていけば、
おのずと取るべき行動が見えてくると言えます。
発信者側として意識すべきこと
不要なメルマガの購読解除や
SNSのフォロー外しについて書いてきましたが、
これは自分が情報発信者側に回った時に同じことが言えます。
もちろん、自分が発信することに対して
相手がどう感じようが、見ようが見まいが相手の自由です。
しかし、そのための選択肢を与えてあげることは必要だなと感じました。
具体的に言うと、メルマガの購読解除をしていて
ものすごく感じたのが、
購読解除がしやすい媒体と、しにくい媒体
の差です。
要はワンクリックですぐに購読解除できる媒体もあれば、
ログインして、更にマイページに飛んで、
更に分かりにくい購読解除ボタンを探して、
ようやく解除完了、というフローが必要な媒体です。
「去る者追わず」ではないですが、
購読解除をしたいと決めた人に対しては、
私は絶対に引き留めてはいけないと思っていて、
そのために購読解除は簡単にできるようにすべきと考えています。
ただでさえ購読解除したいのに、
その設定をあえて遠回しにして手間を掛けさせることは
発信者(企業含む)やブランドの好感度が余計に下がります。
設定している側は、あえて手間を掛けさせることで
購読解除を諦めさせ、購読継続をさせたいのでしょう。
しかし、そんな状態で配信を続けたところで、
開封すらされずにゴミ箱行きです。
あまりにも迷惑メール判定が増えれば
自分自身にもリスクが大きくなります。
つまり、購読解除をしたい人にはすぐにさせてあげる、
読みたい人にだけ読んでもらう、
というスタンスが重要であると感じました。
私はメルマガについてはあまり積極的にはやっていませんが、
配信しているメルマガは必ずワンクリックで解除できるようになっています。
別に一度解除されたからと言って、
その人が一生離れるとは限りません。
確率は少ないでしょうけど、
また戻ってきてくれる可能性はあるわけです。
わざわざ無理に引き留めるより、
その場その場の受け取る側の意思を尊重してあげるのが
発信者側に必要なことではないでしょうか。
ただメルマガについてはシンプルかもしれませんが、
SNSは難しいところです。
完全に同じテーマでしか発信しない人は単純ですが、
例えば仕事の話はよく分からないけどプライベートが楽しそうとか、
その逆でも然りですが、そういった場合には一概にフォローを外すべき、とは言えません。
そこで私が考える判断の仕方としては、
結局、実際に会ったことがあるかどうかとか、
その人とどのくらい深い関係なのかとか、
ごく当たり前のことだと考えています。
SNS、特にFacebookは一度も会ったことのない人や
一度しか会ったことがなくて、ほとんど面識がないといった人も
インターネット上で繋がり続けることができます。
それが良い部分もあれば、自分にとってプラスにならないこともあるでしょう。
あとは、直感でいいと思います。
参考になるか分かりませんが、
私は普段から割とお酒を飲みます。
酔っぱらってくると人は本音が出る、
とはよく言いますが、
まさにお酒の力を借りて勢いで
Facebookのフォロー外しをすることもよくあります(笑)
ですから、いい感じに酔った状態でFacebookを開くと、
自分には不要だと感じる投稿が多い方は
フォローを外させていただく踏ん切りが付きます。
お酒が飲める方でしたら実践してみてください(笑)
それはいいとして、
とにかく自分を信じて、
自分にとってプラスになることをしましょう。
それは自分本位に行動しろ、ということではなく、
未来の自分を助けるためです。
色々なことに縛られて自分にとって大事なこと、
必要なことに時間が割けないという状況だけは
回避して生きていきたいものですね。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。