不定期で輸入ビジネスを中心とした業界のニュースや動向などを書いていきます。
今回は「BUYMAは飽和しているのか?」というテーマについて個人的な見解を書いていきます。
BUYMAは飽和しているのか?
BUYMAに限らずAmazon、ヤフオク、楽天市場、最近ではメルカリなどインターネットで販売できるプラットフォームはたくさんあります。
それぞれのプラットフォームにおいて特徴や得手不得手などあります。
また、たくさんの情報商材もあります。
中には既に物販は飽和している、といった趣旨の内容もありますし、それによって別の手法へ誘導したいんだなと言う戦略も見て取れます。
それはそれとして、実際にBUYMAはほうわしてしまっているのかなと考えたときに、私自身の答えは「No」です。
BUYMAでどうやって生き残るか
確かに、BUYMAを運営しているエニグモさんの努力によってBUYMAの認知度は確実に上がっていると思います。
私自身、BUYMAでバイヤーとして活動を始める前から存在は知っていました。
「海外のブランド品が安く買える」という印象が強く、実は実際に購入したこともあります(笑)
最近ではテレビCMの放映や副業やフリーランスといういわゆる「新しい働き方」的な特集で登場したりもしますよね。
それに伴って確実に前よりバイヤーとしての参加人数は増えており、その分だけ競合が増えているのは間違いないでしょう。
そういった環境の中でどうやって生き残っていくかを考えなければいけませんね。
「飽和」という言葉は言い訳でしかない
私が一番言いたいことはこれです。
とはいえ、私自身もちょっと前まで「転売は飽和している」とか「アフィリエイトは飽和している」と思っていました。
しかし、それは結果を出せない自分自身への言い訳だったと反省しています。
それからはより一層、結果を求めて真剣に時間を割いて戦略を練り、時間を割いて取り組んでいます。
確かに競合が増えればそれだけ価格競争が激しくなります。
いくら無在庫販売が可能なBUYMAとて、注文が全く入らなければ売り上げになりません。
お小遣い稼ぎがメインの人ならそこまで痛くないかもしれませんが、ビジネスとして取り組んでる人には死活問題ですよね。
(もちろん、私とて同じ立場です。)
せっかく新しいブランドを見つけても、売れ始めたらBUYMAで特集されて競合が殺到する、なんてことは「BUYMAあるある」かもしれません。
しかし、それらの現象を踏まえて成果が出ないことを「BUYMAの市場が飽和しているから」という言葉で片づけるのは危険な気がします。
最後に生き残った者が勝者
少し話が逸れますが、私は少年ジャンプで連載していた「るろうに剣心」という漫画が大好きです。
最近の子たちは知らない人もいるのかもしれませんが、私ら世代やもっと上の方々、特に男性はご存知の方が多いと思います。
その漫画で主人公の緋村剣心の最大の敵としてファンが多い志々雄真実というキャラクターがいます。
彼が唱えているのは「この世は所詮弱肉強食」ということ。
つまり、強いものが生き残り、弱いものは強者に食われていくことが世の中の摂理だと言っています。
もしまだ読んだことがない方には申し訳ないですが、もう10年以上前の話なのでネタバレさせていただくと、
主人公の緋村剣心と志々雄真実の最後の決戦の際、志々雄は自らの肉体を酷使してしまったことにより、死亡してしまいます。
そこではっきりとしたことは、強いものが勝つのではなく、最後まで生き残った者が勝者であるということです。
漫画はあくまでもフィクションの世界ですから、正直、私自身「ワンピースビジネス論」みたいな類の話は好きではありません。
しかし、この話に関しては非常に共感するところがあります。
話を戻しますが、結局は市場が飽和していようがいまいが、自分がどれだけ真剣に取り組むか、そしてどれだけ結果を出したいかによって行動も変わってくるのかなと言うところです。
たとえ飽和状態だったとしても、そこからいかに他社と差別化できるか。
あるいは差別化ではなく独自性を出せるか。
それらを考え抜いた上で、ビジネスには撤退という選択肢も大事だと思っています。
つまり市場が飽和したから撤退するというより、自分に出来るすべがない、あるいは別の分野で勝機があるからこちらは捨てる、という意識での撤退であれば単純に「飽和しているから」ということにはならないような気がします。
まとめ
繰り返しますが、BUYMAにおいて競合が増えていることは間違いありません。
一方で、どれだけ真剣に取り組んでいる人がいるのかを考えれば、そう多くはないと思います。
それは他のプラットフォームでも同じことです。
むしろ、ヤフオクやAmazonはガッツリ大企業や大型店舗を展開している企業が普通に出品していたりします。
それに比べれば、まだBUYMAにはチャンスがあると思います。
私自身は輸入ビジネスを通じて世界各国の商品を扱えるという点で終わりはないと思っていますので、その限り飽和はないのでは、と考えています。
そして簡単に「飽和したから」という理由で自分を甘やかすことも控えたいと考えています。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。