ここからは、目安ですが既に1件以上の受注を獲得し、出品数も100件を超えてきたアカウントをお持ちの方向けに中級編として次なる一歩へのノウハウをご紹介していきます。
ある程度の実績が出てくると、今度は以下の項目について考える必要があります。
・新規開拓、新規参入
・既存作業の効率化
・既存作業の外注化
・既存の経費削減
今回は一番最初の新規開拓、新規参入についてお話していきます。
直送できないブランドへの参入方法
初級編でご紹介したリサーチ方法は判断基準の一つとして日本に直送できるかどうかを確認事項としてチェックすべきとお伝えしてきました。
すると、中には日本へ配送してくれないショップやブランドも出てきたのではないでしょうか?
そんなショップやブランドは扱うことが出来ないのか?と言えば答えは「No」です。
そこで日本へ直送できないブランドを扱うために必要な手段が転送業者の利用です。
転送業者とは?
その名の通り、商品を一度受け取って「転送」をしてくれる転送代行業者のことです。
例えば、アメリカにしか発送できないブランドから商品を仕入れたい場合、一度アメリカ国内の住所に商品を発送してもらい、その商品を今度は日本の自宅や事務所などに発送してもらう方法です。
もちろん、一度業者を経由することによって直送するより時間がかかりますし、コストもかかりますが、転送代行業者を利用するだけで今まで扱えなかったブランドやショップが利用できるようになりますので、一気にラインナップを増やすことが出来ますね!
ここでは私が実際に利用しているアメリカの転送代行業者をご紹介します。
他の業者、あるいは他の国に対応している業者もたくさんいると思いますので、是非ご自分でも探してみてください。
US-BUYER.com
http://www.us-buyer.com/
Spear net
https://www.spearnet-us.com/
https://www.spearnet-us.com/
一方で、こういった転送代行業者を利用して扱えるようになったとしても実際に利益計算してみると他のバイヤーより安くすることが出来ず、参入が難しいブランドもあると思います。
特にアメリカのブランドは人気アイテムが多く、海外在住バイヤーは現地のVIP価格で買い付けをしているようなバイヤーもいることは事実です。
最初のうちは転送代行業者がどんなものか、試しに利用するという意味でメジャーブランドに参入していっていいと思いますが、やり方や仕組みが分かった段階で、それまで以上にリサーチに時間を費やし、どのブランドなら参入できるのかを考えていくのをオススメします。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。