8月になりました。
7月は梅雨が長引き、どんよりとした天候が続いていましたが、
梅雨が明けた途端ものすごい暑さですね。
あっという間に夏が来た気がします。
ビジネス的には8月に入ると
お盆休み、夏期休業を取る企業も増えてくるので
全体的に少しお休みモードのような雰囲気もあります。
私もお盆休みを取ってリフレッシュする予定です。
それはさておき、ここ最近は引き続き輸入総代理ビジネスに
専念する一方で、少しずつですが勉強もしています。
具体的には株式投資と不動産投資に関する勉強です。
もちろん、まだまだ勉強中ですので、ここで具体的に
アウトプットできることはまだありませんが、
今日はそこに至るまでの考え方をアウトプットしてみます。
金持ち父さん、貧乏父さんを読んだ
『金持ち父さん 貧乏父さん』という書籍をご存じでしょうか?
恐らく、ビジネスをしている方なら読んだことがある方は多いと思いますし、
少なくとも名前くらいは聞いたことはあるでしょう。
私も存在自体は随分前から知っていましたが、
実は実際に読んだのはつい2ヵ月前くらいです。
一番の基礎となる『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、
実は金持ち父さんシリーズというのがもの凄くたくさんあることも知ったのですが、
とりあえず王道の『金持ち父さん 貧乏父さん』と、
キャッシュフロークワドラントを読みました。
では、なぜ『金持ち父さん 貧乏父さん』を読もうと思ったかというと、
不動産投資を学ぶ上でお勧めされたからです。
実はこの書籍自体はもっと前に知っていて、
確かまだ会社員だった頃、ネットワークビジネスをしている人に
会ったときに勧められた書籍でした。
確かに『金持ち父さん 貧乏父さん』ではネットワークビジネスを推奨していて
その関連で勧めてきたのだろうと今になって分かりましたが、
その当時はネットワークビジネスを毛嫌いしていたので、
何となく『金持ち父さん 貧乏父さん』に対して嫌なイメージがありました。
ちなみに私自身、ネットワークビジネスに関しては
特に良いとも悪いとも思っていませんが、自分でやろうとは思っていません。
結果的に、今になって読んで良かったと感じました。
既に読んだことのある方はご存じと思いますが、
具体的に何かの投資について書かれているのでは無く、
自分自身がどのポジションで生きていくか、
そのポジションと考え方について書かれています。
※人々は皆4つのクワドラントのどこかに所属している。
従業員、自営業、ビジネスオーナー、投資家のいずれかである。
このうち、従業員と自営業、ビジネスオーナーと投資家の間には
大きな線引きがされており、いわゆる金持ちになるには
ビジネスオーナーか投資家にならなければならない、
逆に貧乏なのは従業員と自営業だ、という分け方をしている。
私の場合は自営業、スモールビジネスに属しています。
このブログで何度も書いているように、
ひとりカンパニーを推奨し、小さな規模でも
力強く生き残っていくこと、継続していくことに重きを置いています。
そして、これから先も基本的には
このスタイルを変えていくつもりはありません。
とはいえ、これから先、ずっと自営業だけで生きていけるかと言えば
そんな保証はありませんし、リスクもあります。
結局のところ、先ほどの4つのポジション(著書ではクワドラントと呼んでいる)は
どれもメリット、デメリットがあり、
理想的にはどのポジションからも、あるいは複数のポジションから
収入を得られる体制を構築することだと述べられています。
投資家を目指すためにビジネスは必要
つまり、私の場合は自営業というポジションですが、
それに加えて投資家あるいはビジネスオーナーになる必要があります。
ただ、私の場合、余程のことが無い限り
ビジネスオーナーというポジションは性に合わない気がしていて、
それよりは投資家になることを目指していきたいと考えています。
そこで、具体的な手段として
株式投資や不動産投資が出てくる、という流れな訳です。
とはいえ、実際に株式投資や不動産投資をするにあたり、
『金持ち父さん 貧乏父さん』にも書かれていますが、
ビジネス的な視点、経営者としての考え方は重要です。
株式投資は上場している企業に投資するわけですから、
ただ指標やチャートだけを見ても正しい判断ができるとは限りません。
不動産投資も、ただ表面的な利回りや数字の計算だけをするのではなく、
どういった入居者を集めたいか、入居者がどうやったら快適に住めるか、
といった、まさに経営者としての考え方が必要になります。
こうした知識や経験は実際にやってみなければ分からないことばかりです。
私の場合、株式投資や不動産投資に関しては、
まだほとんど実践はしていませんので経験値や実践の蓄積はほぼ皆無です。
また、不動産投資の場合はある程度の資金も必要なので、
現実的にはもう少し先のことかなと考えています。
だからこそ、いま取り組んでいるビジネスの経験は
非常に重要なものであり、ただお金を稼ぐために
やっているわけではないという意識です。
一瞬稼ぐか、一生稼ぐか
一口にビジネスと言っても、本当に様々なビジネスがあります。
中には一瞬にしてたくさんのお金を稼げる、
いわゆる「お金稼ぎ」に適したビジネスがあります。
一方で、時間は掛かるが着実に実践することで
後々に大きな稼ぎになるものや、
稼ぐ金額は小さいが確実に稼げるものもあります。
また、どんなビジネスにも共通していることとして、
リスクや失敗は付き物です。
いわゆるハイリスク・ハイリターンもあれば、
ローリスク・ローリターンもあり、
ローリスクだって失敗する可能性はあります。
(リスクは無いがリターンも無いケース)
失敗の大小を損失額とするならば、
小さい失敗も大きな失敗も必ずあります。
では、本当に大事なことは何か?
私は、一瞬にしてたくさんのお金を稼げるビジネスは
魅力的ですが、成功しても失敗しても
自分にとってお金以外の経験や知識が蓄積しなければ
何の意味も無いと考えています。
既に多くの経験を積んでおり、
一瞬にしてたくさんのお金を稼ぐことが
簡単にできる人なら良いでしょう。
しかし、そうではなく、まだまだ経験も浅く、
知識も浅い人が一瞬で大きなお金を稼ぐことに
フォーカスすると、たとえ成功しても
後々失敗することがあります。
失敗して学ぶことがあれば良いですが、
何も残らないのが最大の恐怖です。
一方で、一生をかけて稼いでいくビジネスは
自分にとってお金以外にも多くのものをもたらしてくれます。
その最たる例が不動産投資だと思っています。
前述の通り私自身はまだ不動産投資を実践しているわけではありませんが、
勉強し始めて思うことは、学ぶことの多さです。
不動産は身近なものですし、自分も実際に家を借りるために
物件探しをしたことが何度もありますが、
自分がオーナーになるということは
それとは比較にならないほど大変なものだと感じました。
そして、仮に資金があって不動産を取得したとしても、
家賃収入には限界があります。
月5万円の家賃で10室だとすると、
月の家賃収入は満室でも50万円です。
しかし、着実に利益になるのであれば、
それは一生稼ぎ続けることの出来る資産です。
(正確には建物なので一生ではありませんが考え方として)
また、小さくても成功すれば、その成功体験がノウハウとなり、
次の投資へと加速することが出来ます。
これはいま取り組んでいるビジネスでも言えることですね。
どちらを選ぶかは人それぞれ
一瞬で稼ぐか、一生稼ぐか、どちらを選ぶかは人それぞれです。
いたずらに時間を掛ける必要もありませんが、
目先の利益やお金だけにフォーカスするのはナンセンスです。
ですから私は一生かけて稼ぎ続ける方法を常に考えています。
この、「考える」ことが重要だと思っていますし、
勉強し続けることが重要だと思っています。
その点、『金持ち父さん 貧乏父さん』でも
同じようなことが書かれており、
楽して儲かる方法は無く、
愚直に学び続け実践し続けることが重要と書かれていました。
小手先のテクニックが必要なときもありますが、
自分の人生や社会の仕組みや経済を
俯瞰的に見る意識をすることも重要だなと感じました。
そういった意味で、やはり私自身は
一生かけて稼ぎ続ける方法を模索し続けるべきだと
改めて実感しました。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。