今回は輸入ビジネスの中でも私自身がメイン事業として取り組んでいる
輸入総代理ビジネスについてのお話です。
輸入総代理ビジネスは輸入ビジネスの中でも単なる輸入転売や輸入物販ビジネスとは異なります。
というのも、例えばあるメーカーが製造した商品のブランドを1から日本で展開し、
ブランディングをしていかなければならないからです。
一般的な輸入ビジネスと言えば、既に売れている商品やブランドを
リサーチし、より安く仕入れられるルートを開拓し、BUYMAやAmazonといった
プラットフォームを利用して販売していく流れになります。
もちろん、流れとしては輸入総代理ビジネスも変わらない部分はありますが、
そもそもの考え方として「既に売れている」ものではなく「1から育てていく」
という感覚が必要です。
とはいえ、そこまで難しく考える必要はありません。
要は自分の感覚で「これを日本で広げたい!」と思う商品なりブランドなりを
発掘し、育てていけばいいのです。
詳しいことはこれから少しずつお伝えしていきますが、
まずは輸入総代理ビジネスにおけるスタートラインともいえる
名刺の作成について書いていきます。
皆さんは今、会社員としてどこかの会社に所属してお仕事をしていますか?
もしそうでしたら、会社から支給される名刺を持っているはずですね。
あるいはご自分で独立や起業されている方も、同様に名刺は持っているでしょう。
どんな立場であれば、ビジネスマンである以上、自分の代わりとなって
相手に対して自分の情報を伝えられる名刺は重要なアイテムです。
輸入総代理ビジネスにおいては、輸入ビジネス(ここでは輸入転売と定義しています)と
違って必ず取引先が発生してきます。
しかも、輸入ビジネス(輸入転売)と違ってインターネットだけで完結するというほど
シンプルなものではありません。
理想を言えば、輸入総代理ビジネスにおいて重要なことは仕入れ先の開拓です。
具体的には、海外の見本市あるいは海外の国際展示会に参加することが
最も早くて確実な仕入れ先の開拓となります。
海外の展示会については別の記事で詳しく書いてきますが、
要は取引先となるメーカーや代理店と直接商談をして、
日本で販売するための交渉や条件の確認をするのです。
その際に、当然挨拶代わりに使うのが名刺ですね。
輸入総代理ビジネスに取り組むうえでは、輸入ビジネス用の
名刺を作成しておくことをオススメしています。
私自身の名刺もそうですが、輸入ビジネス用の名刺は
両面印刷にして、表面は日本語、裏面は英語での表記にしておくとよいでしょう。
国際展示会において、先方は大抵の場合英語です。
稀に日本語が通じるメーカーや企業もいますが、
その展示会の間だけ契約している通訳さんがいるだけで、
展示会後のメールでのやり取りは英語、というケースも良くあります。
そのため、海外メーカーの方と名刺交換をする際には
裏面の英語の方を見せて名刺交換すると、相手にも自分の名前や
メールアドレスなどを理解してもらいやすくなります。
特に日本人の場合、漢字が書いてある日本語の名刺を
渡しても相手にとっては分かりづらいだけです。
もちろん、両面印刷で日本語も用意しておけば
国内での日本企業との商談にも活用できます。
名刺を自分で作るとなると大変なイメージがあるかもしれませんが、
最近では「名刺 テンプレート」などと検索すれば
無料でそれなりに体裁が整っている名刺のテンプレートもたくさん出てきます。
ちなみに、私が一番最初に自分で作った名刺はこちらのサイトから
テンプレートをダウンロードして使いました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/season/meishi/02.aspx
こういったテンプレートはPhotoshopやillustratorのような
デザイン用のソフトがなくても、PowerPointといったOfficeの
ソフトで作成できる場合もたくさんあります。
輸入総代理ビジネスをするにあたって、PowerPointといった
Officeソフトを全く持っていない状態では少し厳しいですが、
持っている方なら自分の名前、住所、メールアドレスなどを
書き換えるだけですぐにできてしまいます。
また、名刺の印刷も最近ではかなり安くなっています。
私が良く使っている「プリントパック」は両面印刷でも
100部で1,000円前後で出来てしまいます。
http://www.printpac.co.jp/
紙の質や納品日によっても変わりますが、
余裕を持って眺めの納品日で良い場合はかなり安くなります。
しかも申し込みからデータ入稿まで全てWEB上で完結するので、
どこかお店に行ったり取りに行ったりする必要もありません。
だからこそ、これだけの低コストで完成できるのでしょうね。
プリントパックは先ほど言ったPhotoshopやillustratorの方に、
PowerPointといったOfficeソフトにも対応している点が優秀です。
逆に、illustratorをお持ちの方であれば「TP Lab」という
台湾発の印刷業者がおススメです。
台湾で製造されるので国内よりもさらに低コストで、送料の負担もありません。
内容によってはフルカラーが100部で380円~という破格の設定です。
安すぎて心配になるかもしれませんが、品質は特に問題ありません。
ただ、illustratorかPDFにしか対応していないので、
そのデータが準備出来る方ではないと利用できない点だけがネックです。
使える方にとっては格安で名刺の作成ができますので、
もし使ったことがない方は検討してみてもいいかもしれません。
あるいは、自分で作らずにちょっとだけ凝った名刺を作成したい方は
ランサーズなどのクラウドソーシングを利用するのもいいでしょう。
その時にillustratorで作成してもらえれば上記の格安印刷業者が
利用できますので、低コストで一流企業のようなカッコいい名刺を
作ることもできますよ。
名刺は自分の代わりに情報発信をしてくれる重要なアイテムです。
あまりにも名刺だけが独り歩きしてしまうようなギラギラしたものは
NGですが、輸入総代理ビジネスをするのであれば、輸入ビジネス用の名刺を
作って持っておくのは必須と言えるでしょう。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。