確定申告(決算)は日々の活動の答え合わせ

今日は税理士の先生と打ち合わせをしてきました。

私は昨年の10月に法人を設立しましたので、
それまでの期間は個人事業主としてビジネスをしていました。

個人事業主として活動していた期間の
確定申告が必要になりますので、その打ち合わせです。

まだ最終調整は残っていますが、
今期は黒字決算で終われそうです。

昨年度は開業当初ということもあって
赤字決算でしたので、黒字に戻せたことは
一安心しています。

もちろん、現在は法人として活動していますので
より一層売り上げを上げる必要はあります。

輸入ビジネスに限らず、どのようなビジネスでも
数字を追いかけ、目標設定をしてPDCAサイクルを
回すことは重要です。

売り上げや経費管理のためにコンスタントに
数字とにらめっこしては仕入れの予算を決めたり、
広告費の予算を決めたり、入金サイクルを確認したりで
経営状況をチェックしていますが、
確定申告や決算のように年間を通じた大きな視点での
数字というのはなかなかチェックしないものです。

ですので、確定申告や企業の決算というのは
日々の活動がどのくらいの数字となっているのかが
一目でわかりますので、設定した目標やこれまで取り組んできた
ことの答え合わせになります。

ただ単に数字が良い悪い、
黒字だ赤字だということではなく、
赤字だったとしても理由が明確なら問題ないですし、
黒字だからといって安心はできません。

実際に出た数字を踏まえて、今までやってきたことの
すり合わせを行い、今後の事業計画を立てる上での
判断材料になります。

どうも、ビジネスをしている人の中で
「月商1000万円!」とか「月収100万円!」みたいな
数字を先行する人が多く見受けられますが、
個人的にはあまり好みではありません。

もちろん、数字は大事ですし、稼ぐためにビジネスをしているのが
本質ですから、多くのお金を稼ぐことは必要なことです。

しかし、ビジネスの本質はそれが目的ではないですよね。

たとえ赤字だったとしても、例えば在庫を仕入れて持っているから、
とか広告費をかけたから、といった理由があれば何も問題はないと思っています。

リスクがないとか、少ない資金でとか、そういったビジネスも
もちろんありますが、会社を経営している以上、
一時的に赤字になることもあれば黒字になることもあります。

私は輸入ビジネスを通じていくら稼げますよ!なんて話を
ほとんどしたことがないですし、これからもするつもりはありません。

特に輸入総代理ビジネスのやりがいを感じるようになってからは
良い意味でお金にこだわらなくなりました。

念のため繰り返しますが、日々売り上げや経費の管理はしています。
ある程度の数字目標も立てています。

お金にこだわらないというのは、月商いくら稼いだとか、
月収いくら稼いだとか、そういう話が先行してしまうのが
自分の性に合わないと考えているからです。

結局、長続きするため、継続するためには
一時期の損得で一喜一憂すべきではないです。

たとえ月収100万円稼げたとしても、
あとの11ヶ月で稼げなければ意味がありません。

ビジネスの本質は継続することでもあります。

継続できなければ退場しなくてはいけません。

輸入ビジネスに限らず、どのビジネスでも同じことです。

投資でも同じでしょう。

私は生きていくための手段としてビジネスをしています。

そのためにはもちろんお金を稼げなくてはいけませんが、
月収100万円稼ぐことが目的ではなく、
自分が取り組んだ結果として対価をいただき、
それが売り上げになり、経費を引いたお金が利益として残ります。

そういった意味で赤字スタートだった初年度から
黒字に戻ったことは一安心ではありましたが、
一方でもっともっと新しいことにチャレンジしたり、
今までやってきたことをブレずに継続しなければいけないな、
と気持ちが引き締まりました。

確定申告や決算が日々の活動の答え合わせと感じるのも、
開業した初年度より昨年の方が成長して改善ができたから
数字も改善されたのだと思います。

それはそれで1つの答えであって、
今までやってきたことが間違っていなかったという
答え合わせになりました。

数字を伸ばすために、引き続き精進していきますが、
こうした観点で今後も数字を見ていきたいと思っています。

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