今日は久しぶりに国内転売ビジネスの話題です。
私は物販ビジネスの中でも輸入転売ビジネスで
ひとりカンパニーとしてのキャリアをスタートしました。
その後に輸入総代理ビジネスに取り組み始め、
昨年の終わりころから国内転売ビジネスもやっています。
それぞれ取り扱うジャンルもビジネスモデルも異なりますが、
共通して物販ビジネスであることに変わりはありません。
物販ビジネスの魅力は商品自体に価値がありますので、
安く仕入れて高く売る、の基本に沿って取り組んでいけば
一定の収益をあげられるのが魅力です。
そして昨日ですが、電脳せどりで稼がれている方と
Skypeにて電脳せどりツアーなるものに参加させていただきました。
電脳せどりはインターネットで商品を仕入れる手法で、
自宅やオフィスにいながら出来る分、競合も多い手法です。
昨日はそういった状況でもしっかりとコンスタントに
収益を上げている方にリサーチのポイントや考え方を
教えていただいたので、こちらでもアウトプットしていきます。
安く仕入れ、適正価格で売る
物販ビジネスの基本、というより商売の基本は
安く仕入れて高く売る、です。
ただ、そのどちらも上手くいかなければ利益は出ません。
国内転売ビジネスは以前にも書きましたが、
国内で販売されている商品を扱うので
誰でも簡単に参入できます。
更にAmazonという巨大なプラットフォームを
使うことで、それこそビジネス初心者の方でも
すぐに成果を上げることのできるビジネスモデルです。
特に電脳せどりは自宅にいながら出来ますので、
最も手間がかからない手法と言えます。
だからこそ競合も多く、そう簡単にいかない、
という方も多くいらっしゃると思います。
私の基本的な手法は
Amazon本体の在庫切れ商品を狙い、
定価もしくは定価超え(いわゆる「プレ値」)
で販売していく戦略を取っています。
もちろんそれもそれで有効ですし
実際に日々の売り上げに貢献してくれているのですが、
昨日は少し違った視点からのアドバイスをいただきました。
一言で言えば「安く仕入れて適正価格で売る」です。
もっと簡単に言えば、「安く仕入れて定価で売る」とも言えます。
大事なポイントは安く仕入れ出来ることです。
この点については私も普段からもちろん意識していますが、
同じ商品でも安く仕入れ出来る時期と、そうでない時期があります。
イメージとしては、これから販売が伸びるトレンド商品は
需要が高まりますので、徐々に値段が上がっていくものです。
一方で、そうではない商品はどんどん安くなっていきます。
極端な例ですが、いまこの春シーズンにダウンジャケットを
買おうと思ったら、絶対に安く買えますよね。
とはいえ、この時期にダウンジャケットを売っている店自体が
ほとんどありませんので、あったらラッキーという感じです。
これは極端な例かもしれませんが、
しかし考え方としては同じです。
安く仕入れることができれば、定価で売っても利益が出せます。
物販ビジネスにおいて、なかなか定価以上で売る、
つまり高く売る、というのは簡単ではありません。
それだけの需要や人気がなければ高くはならないからです。
ですから、「プレ値(=プレミア価格)」となるわけです。
そういった商品を無理に探すのではなく、
安くなったところで仕入れ、定価かその付近で売ることが出来れば、
それでも十分利益は出せる、という考え方ですね。
商品の相場と最安値を狙う
ある程度の販売実績がある商品であれば、
仕入れできる最安値、販売できる適正価格というのが
サイクルとして見えてきます。
そういった季節ごとや時期によって
安く仕入れできる時期とそうではない時期を見極め、
安い時に仕入れて定価で売る、という繰り返しです。
ある意味、株式取引やFXなどと似ているかもしれませんね。
有名企業でも株価が一時的に下がることがあります。
原因がどうあれ、倒産する企業でない限り、
また次第に株価は上がっていきます。
これは人間が取引しているので必ず起こってくる現象です。
そして株価が下がる要因、上がる要因もまた、
人間の心理などが働いています。
これと似ていて、なぜか価格が下がる時期、
上がる時期が物販ビジネス(特に国内転売ビジネス)には
ありうるのです。
株価のチャートの上がり下がりを見るように、
1つの商品に対して適正価格や相場を読み、
タイミングが来た段階で仕入れ、売るという
投資に似たようなスタンスで商品を見ていくと良い、
ということを学びました。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、
従来の国内転売では「今」や「過去」しか見ていない人も
たくさんいます。
それはそれで大事なことですが、
しばらく定点観測をして、
適切なタイミングが来たら仕入れる、
という未来型の考え方も持っておいたほうが
良いな、ということを改めて実感しました。
また、教えてくださった方はとにかく
仕入れる時の最安値を常に狙っていくことも
分かりました。
最安値で仕入れができる店舗の特徴や
タイミングを熟知しており、
そのポイントまで来たら仕入れるという
明確な判断基準があるのも強みだと思います。
物販ビジネスにおいて「どのタイミングで仕入れるか」
というのは一つの大きなテーマです。
ずっと売れていて追加仕入れしたら突然売れなくなった、
ということもあり得ます。
投資と同じで、確証のある未来はありません。
それはどんなビジネスでも一緒かもしれませんね。
とはいえ、もし予測と違った方向へ行ったり、
思うように売れ行きが伸びなくても
痛手にならないバランスを考えておけば
リスク回避にもなります。
何個仕入れるか、という課題においても同じで、
少なければ少ないほどリスクは少ないですが、
その分だけ利益も薄くなります。
ですから正解としてはご自身の資金的な体力次第になりますが、
それでも勝負すべき時は勝負する必要もあります。
仕入れる個数やタイミングに正解はありませんので、
自分自身の中で明確な基準を設けて取り組んでいけると良いですね。
タイミングが分かりやすいジャンル
昨日は様々なジャンルからリサーチを行ないましたが、
その中でも家電系の商品はタイミングが分かりやすいなと感じました。
家電といってもたくさんありますが、
例えば電動シェーバー、電気ポット、ミキサーのような
一般家庭で使用する商品ばかりです。
そういった商品を家電量販店でリサーチしていき、
安く仕入れ出来て品薄になっている商品があればベストです。
店舗としても在庫処分ではないですが、
値段を下げて売り切ってしまおうという心理が
働くタイミングは必ずあります。
それは他の新商品を仕入れて販売するための
資金を回収するためとも言えます。
そういったタイミングで安くなっている商品があれば、
それを仕入れて定価で売っても需要があれば売れます。
家電製品は最新モデルが続々と登場しますが、
決して最新モデルだけが人気なわけではなく、
旧モデルでも欲しい人はたくさんいます。
そういった考え方でリサーチを進めていき、
定価の20~30%OFFなどになっていればチャンスですね。
競合もたくさんいる電脳せどりですが、
これまでの常識にとらわれず、
常に逆転の発想を持ってみていくと
利益が取れる商品が見つかっていくでしょう。
私も自分自身で実践しながら、
また気付きなどをアウトプットしていきます。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。