仕入れ方法については前回の記事でも少し触れましたが、
国内転売ビジネスにおける仕入れの方法自体はシンプルです。
大きく分けて3つの方法がありますので、
1つずつご紹介していきます。
店舗仕入れ
その名の通り、店舗にて直接仕入れをする方法です。
商品のカテゴリーにもよりますが、
ゲームソフトなら家電量販店やゲームショップ、
CDなどのメディアならタワーレコードやHMVといったストア、
おもちゃであればトイザらスやイオンなどがあります。
ここでは大まかな特徴や傾向にも触れておきます。
家電量販店
有名なところではヨドバシカメラ、ビックカメラ、
コジマ、エディオンなどがありますね。
それぞれにポイントカードがありますので、
もし今までに持っていない人は最初に仕入れに行ったときに
作っておくようにしましょう。
特徴としては、家電量販店は転売対策をしており、
1つの商品を複数買うことは嫌がられます。
最初の1、2回くらいはいいかもしれませんが、
顔を覚えられると仕入れづらくなります。
もし注意を受けた場合は素直に従ったほうがいいでしょう。
とはいえ、派手にやらなければまず注意されることはありません。
また、店舗ごとにどの程度で注意されるのか、
問題ないのかは異なりますし、
もっと言えば売り場の店員さんによっても変わるため、
この辺りは何とも言えないところです。
ただ、繰り返しになりますが全体的には転売対策が
取られているので、基本的には1個ずつ仕入れるのがベターです。
メディア関連
CDやDVDを販売しているメディア関連の店舗は
タワーレコードやHMVが代表的です。
タワーレコードは複数枚、というより極論ですが、
在庫があれば何枚でも仕入れができます。
もちろん最初から「お一人様1点まで」といった表示があればNGですが、
私の経験上はあまり見たことはありません。
HMVやTSUTAYAは商品次第です。
在庫があれば仕入れできますし、小規模店舗の場合は
そもそもの在庫数が少ない場合もあります。
ただ比較的、家電量販店に比べれば仕入れやすい傾向にあります。
おもちゃ・雑貨
これはトイザらスのようなおもちゃをメインとした店舗から
イオンやイトーヨーカドーといったデパートまで該当します。
これらの店舗も比較的、転売対策が取られている場合もありますが、
実際の店舗に行ってみないと分からない部分もあります。
一番確実なのは試しに同じ商品を2~3個買ってみて、
何も問題なく仕入れができればOKですし、
微妙な雰囲気だったら控えるようにしましょう。
電脳仕入れ
いわゆる、オンラインストアで仕入れる方法です。
「電脳せどり」という言葉もあり、
オンラインだけで仕入れをしている人をこう呼びます。
オンラインの最大のメリットは自宅にいながら
商品が自宅まで届くことです。
ただ、デメリットとしてはその分だけ誰でも仕入れができる状況であるのと、
注文してから配送されるまでに時間がかかるので、
その間に販売ができないという点で機会損失は出てしまいます。
基本的には、先ほど店舗仕入れでピックアップした
小売店はオンラインストアもありますので活用できますし、
楽天やヤフーといったオンラインにしかないストアもあります。
注意点としては、Amazonで仕入れた商品はAmazonでは出品できません。
ですので、Amazonは仕入れ先ではなく、あくまでもリサーチと
販売に使うだけにしましょう。
店舗・電脳仕入れ
これは店舗と電脳を組み合わせた仕入れ方法です。
簡単に言えば、オンラインでリサーチを行ない、
取り扱っている店舗に直接電話をして取り置きをしてもらう方法です。
つまりオンラインまたは電話を使って直接店舗に行く前に
下準備を行ない、もし在庫があれば取り押さえた状態で
店舗に行って仕入れる方法になりますので、効率的です。
店舗での取り置きは対応してくれる店舗としてくれない店舗があります。
また、取り置き期間や取り寄せにかかる期間などもバラバラです。
この辺りは直接、最寄りの店舗に確認したほうが早いので、
仕入れたい商品があれば積極的に問合せしてみましょう。
まとめ
国内転売ビジネスの仕入れは、このように私たちが
普段から利用している店舗からの仕入れとなります。
そのため、自宅の近くや行ける範囲でどのような店舗があるのか、
一度調べてみることをお勧めします。
あとはクレジットカードで決済すれば、
すぐに手元に在庫を確保できます。
輸入ビジネスの場合はどうしても決済してから
在庫が到着するまでに時間がかかるためリードタイムが
発生してしまいますが、国内転売ビジネスであれば
すぐに仕入れができるので、そのスピード感が最大のメリットと言えます。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。