前回の記事では現在行っている作業の効率化をするためにツールのご紹介をしました。
今回はツールではなく、実際に外注スタッフさんと契約して作業を委託する方法についてご紹介します。
外注スタッフさんの見つけ方
スタッフさんを雇うとなると、莫大な人件費がかかるイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
最近ではクラウドソーシングという便利なサービスがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、クラウドソーシングはオンライン上で自分がお願いしたい仕事を登録すると、条件が合致してその仕事をしたいというランサー(働き手)から提案があり、双方合意したら契約となります。
有名なところでは、ランサーズやクラウドワークスといったサービスがあります。
ここではサービス自体のレビューはしませんが、個人的にはランサーズをよく利用しています。
スタッフを選定するポイント
では、実際にどういったことに気を付けて選定したらよいかをご紹介します。
例えば出品作業や画像加工作業のような単純作業を依頼したい場合、単価は1件あたり10円や20円という形で、低単価になります。
つまり、こちらもある程度の件数を担保してあげないとスタッフさんにとってはほとんどただ働きみたいな形になってしまうので、注意してください。
また、そういった低単価の案件は複数人のランサーから提案が来ることが多いです。
そこで注意するポイントをピックアップします。
返信が早い
もちろん人によって活動時間は違いますので、自分の基準で考えてはいけません。
とはいえ、こちらからの連絡に24時間以上経過しても返信がない場合、やむを得ない事情を除いて採用は控えたほうがよいと思います。
「一事が万事」ではないですが、お互いに信頼関係を築いていくにあたって返信の早さは安心感を与えるので重要な要素です。
プロフィールがしっかり書かれている
過去の実績も大事ではありますが、登録したばかりの方はどうしても実績がないので判断しづらいところはあります。
一方で、実績がなくてもしっかりと自分のプロフィールを作りこんでおり、細かい情報やこれまでの経歴などを記載している方は信頼して良いと思います。
逆に言えば、プロフィールも物足りなく、提案時のメッセージも1~2行と短い方は正直私はあまり好印象は持ちません。
実績が豊富
デザインやサイト制作と違い、単純作業の場合はそこまで実績は必要ないと思いますが、ないよりはあった方がいいでしょう。
特に自分自身が外注スタッフを初めて依頼するような場合、自分が気付かないことを相手から提案してくれたりする優秀なスタッフさんもいます。
そういったスタッフさんとの関係が築けることは重要ですので、ある程度見ておくと良いかもしれません。
土日も作業が出来る
これは特に現在副業として取り組んでいる方には重要だと思います。
本業がサラリーマンで土日休みという方の場合、週末は時間をたくさん割ける貴重な日だと思います。
そのタイミングでいろいろと依頼したり確認したりしても、スタッフさんが対応できなければ結局平日になってしまいます。
自分の生活パターンと似たようなタイミングで対応してくれる方を選ぶとやりやすいと思います。
まとめ
この他にもポイントはあると思いますが、あとは実際に一緒に進めていきながら信頼関係を築き、当初予定していたことよりもっと他の仕事も与えられるくらいの関係に慣れると良いですね。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。