ネットショップを運営するには

ある程度プラットフォームを使って利益が出てきた段階で、
次に取り組んでいきたいのは自社でネットショップを運営することです。

プラットフォームを使うことと自社でネットショップを
運営することはそれぞれメリット・デメリットがあります。

まずは両者の比較をして見ましょう。

ここでのプラットフォームとは輸入ビジネスに向いている
BUYMA、Amazonを中心にお考え下さい。

プラットフォームのメリット

・広告宣伝をしてくれる
・サイト自体の規模が大きいためSEOが強い
・サイトの看板を使えるので信頼度が高い
・万が一トラブルがあった際に間に入ってくれる

広告宣伝をしてくれる

運営会社自体がたくさんの手数料による収益から
サイト自体をブランディングするための広告宣伝をしてくれます。

中でも一番大きな効果があるのは、やはりテレビCMです。

インターネット広告なら私たちのような
個人で輸入ビジネスに取り組んでいる規模でも簡単に実施できますが、
やはりテレビCMともなれば、
それなりに会社の規模がなければなかなか実施できません。

その点、AmazonやBUYMAはテレビCMや雑誌の広告など、
影響力の大きい媒体への掲載をすることによって大量のアクセスを集めています。

また、テレビCMは信頼性の向上にも繋がりますので、
プラットフォーム自体を信頼して利用してもらえるメリットは大きいです。

サイト自体の規模が大きいためSEOが強い

SEO対策においてページのボリューム(ページ数)は重要な要素の一つです。

もちろん、むやみやたらに無意味なページを量産するのは逆効果ですが、
プラットフォームの場合はそれぞれの商品ページにおいて
有効な施策を施していますので、出品者が増えて商品が増えるほど、効果があるわけです。

これはECサイトにおいて重要な施策と言えますね。

商品数が多いことは、当然利用する側のお客様にとっても魅力的なことですが、
実は運営側にもSEO的な効果で意味があるということなんですね。

そのため、日本では例えば海外の有名ブランドの名前を検索すれば、
大抵1ページ目にBUYMAが表示されると思います。

これはBUYMAが海外ブランドに特化しているのと、
ブランド名が掲載された商品ページが大量にあるためです。

サイトの看板を使えるので信頼度が高い

先ほどのテレビCMの効果でも書いた通り、
サイト自体のブランディングがされているので
自然と販売されている商品にも信頼度が増します。

残念ながら、まだまだ海外ブランドの偽物や模倣品が
はびこっているオンラインショップ市場ですが、
プラットフォーム側が審査やチェックを厳しくしているので、
そういったグレー(というかアウトですけど)なビジネスは淘汰されていきます。

とはいえ、お客様にとって本当に信頼できる商品かどうかの判断として、
サイトのネームバリューは大きいです。

万が一トラブルがあった際に間に入ってくれる

BUYMAやAmazonではお客様と販売者双方のためのサポートセンターがあります。

また、返品保証をしてくれることもあり、万が一トラブルになった際に
間に入ってくれることでこちらのリスクが軽減されます。

もちろん、虚偽記載やそもそものオーダーと違うもの、
明らかな初期不良などこちらに瑕疵がある場合は難しいですが、
お客様の都合によるクレームであれば大抵の場合はなんとかしてくれます。

それでは、ネットショップを運営するメリットをご紹介します。

つまりここでのメリットがプラットフォームを
使う上でのデメリットとお考え下さい。

ネットショップを運営するメリット

・手数料が最大限抑えられる
・リピート客を掴める
・価格設定の融通がきく
・自由にカスタマイズできる

手数料が最大限抑えられる

まず何と言っても、手数料がプラットフォームに比べて低く抑えられるのが最大のメリットと言えます。

多くのプラットフォームは販売した商品の価格に応じたパーセンテージを取られますが、自社のネットショップならかかってもクレジットカード決済のパーセンテージくらいです。

サービスによっては月額利用料がかかる場合もありますが、完全に自社のシステムで管理してしまえば費用はサーバー代の月額1000円程度とドメインの年間数500円程度です。(いずれも内容によって異なりますが、平均して)

リピート客を掴める

もちろん、プラットフォームでもリピートしてくれるお客様は獲得できますが、どうしてもプラットフォームに監視されている以上、完全に自由なやりとりはできません。

自社ネットショップで獲得したお客様には様々なアプローチをすることができますし、何よりわざわざ大手通販サイトではなく、あなたのショップを選んでくれていることもありますので、濃いお客様になる可能性は高いと言えます。

価格設定の融通がきく

商品自体の定価や相場はあるものの、プラットフォームの場合は他の出品者を意識する必要がありますが、
自社のネットショップならそこまで過敏になる必要はありません。

逆に言えば、たとえ他のサイトより多少高い価格になっていても、対応が早いとか付加価値があるとか、次回使えるクーポンがお得とか、そういった要素でいくらでも価格調整は可能です。

アイデア勝負ということですね。

自由にカスタマイズできる

これが自社ネットショップの最大の強みですね。

プラットフォームで出品する以上、商品ページのデザインやレイアウト、
画像の掲載数、文字数などはどうしても制限されてしまいます。

一方で、自社ネットショップならばサーバーの容量が
許す限り情報を掲載できますし、デザインも自由です。

いきなり全て自由になるのはハードルが高いと思われるかもしれませんが、
最近では自由度が高いながらもベースが整っている
サービスもたくさんありますので、やらないよりはやったほうがいいです。

最初の一歩を踏み出してみる

プラットフォームと自社ネットショップ、
それぞれにメリットデメリットがあります。

私自身は今でも両方運営しています。

兎にも角にも、ネットショップは時間がかかるのは事実です。

プラットフォームに掲載すれば、もともとサイトの認知度や
アクセス数が膨大なのですぐにアクセスが集まったりしますが、
ネットショップではそうはいきません。

時間がかかる以上、ある程度余裕ができた段階で
「とりあえず始めてみる」で良いと思います。

そこで最初の一歩を踏み出すのにオススメのサービスが「BASE」です。



初期費用無料、月額費無料というノーリスクなうえに、
ある程度デザインのカスタマイズができる点も優秀です。

さらに嬉しいことに、クレジットカード決済にも対応しているので、
いきなり難しい決済システムを導入する必要もありません。

クレジットカード決済は、やはりecサイトを運営する上で
重要な決済手段となります。

それがカバーされているのはありがたいです。

どの商品を掲載すればいいか分からないという人もいるかもしれませんが、
基本的には現在扱っている商品で問題ありません。

自分で作り上げたネットショップは資産になります。

プラットフォームで運営している以上、
アカウント停止という最大のリスクがあるわけで、
そのリスク回避という意味でも
今から少しずつ資産を構築していくのは重要です。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

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