国内転売でも輸入ビジネスでも販路として
Amazonを利用している方は多いと思います。
私もAmazonを中心に売り上げを伸ばしていますし、
入金サイクルの速さや物流システム(FBA)など
やはり他のプラットフォームに比べると充実した
販路であることは間違いないでしょう。
その中でも自社発送でプライムマーク(Prime)を取得している場合、
仕入れた商品がFBAに入れなくてもすぐにプライムマーク付きで販売できますので、
カート獲得率が上がるのは有名なところです。
とはいえ、プライムマークも一度取得したらずっと継続されるものではなく、
一定の条件を満たさないと継続できません。
プライムマークを維持してカート獲得率を上げるために
できることをアウトプットしていきます。
プライムマークを取得するためには
まずはプライムマークをまだ取得していない方向けですが、
プライム配送を設定していても、すぐにプライムマークは付きません。
月に50件、プライム配送の実績を積んでおく必要があります。
その実績も、ただ単に発送すればいいわけではなく、
きちんと到着予定日に到着する必要があります。
また、つい最近の話ですがAmazonがプライム配送として
認められる配送方法を変更し、日本郵便のクリックポストが除外されました。
つまり小さいサイズ(ポストに入るくらい)の場合でもクリックポストが
使えないので、ヤマトのネコポスといった配送方法を利用する必要があります。
細かい契約方法はなどは割愛しますが、いずれにしても
追跡ができる配送方法において、出荷予定日と到着予定日に
しっかりと間に合う方法でプライム配送の実績を積む必要があります。
自分でやるにしても、外注するにしても、
この段階できちんと下地を作っておくと、
実際にプライムマークが付いても同じように対応できます。
プライムマークが付いても油断大敵
いざプライムマークが付与されて安心しがちですが、
付与されるのはあくまでもスタートです。
実際にプライムマークが付与されると
自己発送の商品でもカート獲得率が上がります。
もちろん最もカート獲得率が高いのは
FBA納品している商品ですが、
価格、他の出品者の実績など様々な要素が
関連してカート獲得が決まります。
ある程度実績のあるアカウントでしたら
自己発送のプライムマークが付くだけで
飛躍的にカート獲得率が上がり、
注文が増える可能性は十分にあります。
とはいえ、カート獲得率が上がり注文が増えるということは
それだけ出荷量も増えるということです。
せっかく注文が増えてもプライム配送に対応できない
状況だと、すぐに実績が下がってしまい
プライムマークが無くなってしまうこともあります。
プライムマークを維持するために
私がいま実践していることにもなりますが、
プライムマークを維持するためには確実に翌日の配送に
間に合わせる必要があります。
一方で、自分が出荷する地域から
遠ければ遠いほど到着予定日に間に合う確率も
下がってきてしまうのは自然な発想です。
つまり、出荷する地域から近い地域のみを
プライム配送の地域に設定するのが得策です。
プライム配送に対応する地域は自分で設定できます。
例えば私の場合は神奈川県ですので、
関東近郊だけをプライム配送地域にすることによって
お急ぎ便での注文が来ても間に合う可能性が上がります。
それ以外の地域ではお急ぎ便には対応できませんが、
プライムマークはしっかりと維持できますし、
実際に注文が多い首都圏をカバーできると
それだけでも売り上げは変わります。
今後も検証していきたいと思いますので、
また新たな気づきがあればアウトプットします。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。