リスクを減らして輸入総代理ビジネスにチャレンジする

今回はよく輸入総代理ビジネスに取り組んでいる中で
よく聞かれる質問について書いていきたいと思います。

輸入総代理ビジネスをしようと思うと「リスクが高そう」とか
「たくさんの資金が必要」といったイメージを持たれるかもしれません。

確かに資金はあるに越したことはないのは事実です。
しかし、今の時代は様々なサービスが安価で提供されていたり、
SNSなどの無料媒体で集客も可能です。

つまり工夫次第でなるべくコストを掛けずにビジネスに取り組むことができるようになっていると思います。

輸入総代理ビジネスでリスクを減らすには

同様に輸入総代理ビジネスにおいて様々なリスクがありますが、
それをなるべく減らす方法をお話します。

輸入総代理ビジネスに限らず、どのようなビジネスにも必ずリスクは付き物です。
極論を言えば自分自身でビジネスをしている以上、怪我や病気で仕事が
出来なくなってしまうこともリスクですし、災害や震災もリスクと言えばリスクです。

流石にそこまでのことを常日頃から意識し続けるのは疲れますが、
よくあるリスクを回避することは工夫次第で可能です。

過剰在庫リスク
輸入総代理ビジネスは言い換えれば物販ビジネスです。
物販ビジネスにおいて代表的なリスクは過剰在庫リスク
つまり仕入れたはいいものの、売れなかったり数量が多すぎて在庫になってしまうリスクです。

いざ販売する商品を決めたとして、どのくらい仕入れればいいのかというのは難しい判断です。
時期や商材にもよるので一概には言えませんが、ポイントはあります。
それは自分の資金の余裕がある範囲にすることです。
いくら良い商品でもいきなりたくさん売れるかどうかは分かりません。

たとえ経験豊富な人でもズバリ的中させるのは至難の業です。
そこでポイントになるのは、自分自身の資金をよく考慮し、
余裕を持って仕入れることです。

輸入総代理ビジネスはハッキリ言って、少し時間がかかります。
それは輸入自体に時間もかかりますし、新しい商品であれば
新規出品登録やブランディングなど、やることはたくさんあります。
いわゆる転売ビジネスのように、既に売れているものを相乗りで出品して終了、
というわけにはいきません。

そのため、資金に余裕のある範囲で仕入れ、じっくりと育ててコンテンツやブランドを
作りこんでいくのがリスクの少ない方法です。

資金に余裕がない仕入れを行うと、過剰在庫になるだけでなく、
精神的にも余裕がなくなり、価格設定を安くしてしまったり、
何でもかんでも売れそうなプラットフォームに片っ端から出品するといった
無計画な販売になってしまいます。

また、自分が持っている販路を分析しておくことも重要です。
例えばアパレル系の商材であれば、現時点ではAmazonよりBUYMAや楽天市場の方が
売れやすいと思います。
あるいは既に小売店やECサイトの販路(取引先)を持っている方であれば、
その取引先がどのような属性でどういった顧客を持っているかによっても変わるでしょう。

「あの会社が扱ってくれればそれなりに売れそうだ」と思えば多少多めに仕入れてもいいでしょうし、
手探り状態なのであれば、慎重に行くべきです。

自分が持っている自己資金と販路をしっかりと頭に入れたうえで仕入れれば、
万が一売れなくてもリスクを最小限に留めることが出来るでしょう。

資金繰りのリスク
同じような考え方ですが、物販ビジネスは資金繰りが命です。
物販ビジネスに限らず、会社経営をする上でも同じことが言えますが、
資金がショートしてしまった時点で事業を続けることは出来なくなります。

そのため、仕入れた商品を販売し、販売した売り上げがいつ入金されるのか、
この点もしっかりと頭に入れておく必要があります。

個人で取り組んでいる場合、資金繰りの良さではAmazonのセラーセントラルがオススメです。
Amazonセラーセントラルは2週間ごとに自動入金ですので、
仕入れたタイミングと入金のタイミングがうまくかみ合えば
少ない資金でも売り上げを充当することで事業の継続が可能になります。

他ではこのブログでも重点的に紹介しているBUYMAもオススメです。
何と言っても無在庫販売(受注発注制)が可能なので、
受注が来てから仕入れればいいので、クレジットカードのサイクル次第では
理論上、資金0円でも可能は可能です。
※もちろん理論上であり、実質的には資金0円ではビジネスになりませんが。

物流リスク
輸入総代理ビジネス特有のリスクと言えるのが物流リスク
つまり輸入するのに時間がかかるとか、輸送中に壊れてしまうとか、
そういった商品としてきちんと到着するかどうかのリスクです。

これは国内転売や国内でビジネスをしている分にはあまりありませんが、
こと輸入ビジネスとなるとこういったリスクは付いて回ります。

物流リスクはどうしても外的要因に依存する部分が大きいので
100%回避することは難しいですが、
例えば輸入する際に海上保険に入ったり、
数量が多い場合に仕入れ時の入金を分割したり、
メーカーに予め不良品が出た場合の保証について確認したりと、
事前に対策を打っておくことは可能です。

要するに、そういったリスクもあるということを頭に入れておけば、
万が一商品が到着しないとか、到着しても売り物にならないとか、
そういったトラブルが発生しても冷静に対処できます。

もちろん無いに越したことはありませんが、
どうしても外的要因に左右されるので難しい部分もあります。

それでも慌てずに対処できるよう、予めリスクとして認識しておくだけでも違うでしょう。

まとめ

ビジネスをする上でリスクは付き物です。
いくら意識をしたり対策をとっても100%回避することは難しいです。
逆に言えばビジネスにおいてトラブルは付いて回ります。
輸入総代理ビジネスは海外メーカーと取引をして、
輸入手続きを行なって商品を仕入れるので、どうしても国内ビジネスに比べれば
リスクが大きいと思われがちです。
確かにそうかもしれませんが、だからこそチャンスがあるとも言えます。
そのチャンスを掴むために、ただ闇雲にチャレンジするのではなく、
予めリスクを知ったうえでチャレンジしていけば自ずと自分なりの回避策も見えてくるでしょう。

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