ここまでリサーチについてご紹介してきました。
BUYMAリサーチ方法その1~商品を選び仕入先を見つける~
BUYMAリサーチ方法その2~利益の計算方法と出品の選定~
BUYMAリサーチ方法その3~画像検索以外の方法~
モデリングするバイヤーを見つけ、各種リサーチ方法で商品の仕入先をリサーチし、実際に利益計算をして利益が出せそう(勝負になる)商品やブランドを見つけたら、あとはいよいよ実際に出品作業をしていきます!
いよいよ自分自身の商品が日本中のBUYMAにアクセスしたお客様に披露できる舞台となります。
BUYMAの出品作業は基本的にBUYMAの管理画面上で行います。
それぞれ、商品のカテゴリーによって若干入力する項目が変わってきますが、基本的な各項目の入力方法やルールについてはBUYMAの公式サイトを参照ください。
http://qa.buyma.com/sell/4101.html
ここでは、よりお客様のアクセスを集める出品テクニックや注文に繋がるためのコツをご紹介していきます。
BUYMA出品方法の基本
まず初めに、基本的な情報は事前に用意しておきましょう。
・商品画像
・商品名のルール
・色とサイズのテンプレート
・商品コメントのテンプレート
・販売価格
・配送方法と送料
ここはリサーチの次に重要な作業で、お客様とダイレクトに接する部分ですので、1つずつしっかりと準備していきましょう。
商品画像
モデリングしているバイヤーを見ても分かると思いますが、多くのバイヤーが掲載している商品画像は自分たちで撮影したものではなく、仕入先の画像を使用しています。
それもそのはず、BUYMAは注文が来てから仕入れれば良い無在庫販売が可能なので、仕入れる前の段階で撮影することは不可能だからです。
ですので、商品画像は仕入先サイトから取得しましょう。
ここで注意点があります。
中には「モデリングしているバイヤーの画像を取得してもいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それはおススメできません。
確かに、全く加工されていない画像ならば同じと言えば同じですが、一度BUYMAにアップされている画像は画質が最高ではありません。
せっかく仕入先のサイトに大きなサイズで高画質の画像があるわけですから、そちらを使った方が見栄えがいいです。
また、少し慣れてきたら画像加工をすることになりますが、バイヤーによってはオリジナルの加工を施した画像もありますので、それを使った場合、BUYMA側から出品取り下げ要請が来る場合(もしくは強制的に停止される場合)がありますので、画像は仕入先から取得しましょう。
ちなみにですが、たまに芸能人やスポーツ選手の画像を掲載しているバイヤーがいますが、それは絶対にNGです。
肖像権が絡んできますので、ハッキリ言って出品停止ならまだ良いですが、最悪の場合アカウント停止になります。注意しましょう。
画像の取得ですが、1つずつ右クリックで保存してもいいですが、私はGoogleの「Image Downloader」という拡張機能を使っています。
使い方は割愛させていただきますが、対応しているサイトであればかなり便利です!
初心者の方に限らず、まだ使ったことがない方にはおススメです。
商品名のルール
商品名は自分自身のオリジナリティを出せる最も重要な要素です。
一方で、全角30文字または半角60文字までというルールが設けられているため、まさに広告のキャッチコピーを考えるようなほど、分かりやすくインパクトがあるようにまとめなければいけません。
具体的にどういった文言が良いかは、是非モデリングしているバイヤーやベテランのプレミアムパーソナルショッパーの商品を参考にしてみてください。
その中で、自分に当てはまるものや商品に当てはまるキーワードが必ずあります。
答えはありませんので、ここは是非ともご自分の知恵を絞って考えてもらいたいですが、1つだけ言えることは、ほとんどの商品に「ブランド名」は入っています。
なので、ブランド名を入れることを1つのルールとして設定してみるのは良いかもしれませんね。
色とサイズのテンプレート
色とサイズは商品によって異なりますが、その最後にテンプレートとして固定の文言を用意しておくとお客様にとって親切です。
もちろん、むやみやたらに長くしてキーワードを稼ごうなんてことは辞めたほうがいいですが、「自分だったらこれが書いてあったら安心するな」といった文言は考えておくと良いでしょう。
例えばこちらのバイヤーはBUYMA内でも有名な海外在住バイヤーさんですが、商品の色とサイズの下に固定でこのような文言が入っています。
お客様によって、商品ページを隅から隅まできちんと読んで購入する方もいれば、ほとんど読まずに購入される方もいらっしゃいます。
BUYMAの利用が慣れているお客様なら良いですが、初めて利用される場合、BUYMAのルールをよく理解されていない方もいらっしゃいます。
そういった時、例えばあなたの商品ページに初めて訪れたお客様は、あなたが書いている説明文によってBUYMAのルールを理解し、購入に繋がる可能性も十分にあります。
実際に私自身もBUYMAを始めた頃から現在まで「BUYMAを初めて利用します」というお客様を何名もお見掛けしています。
それだけ、インターネット上でお店を持つ(BUYMAのバイヤー登録をする)ことはビジネスの幅が広いものです。
少し話が逸れましたが、このようにお客様によって有益な情報は積極的に記載すべきだと思います。
商品コメントのテンプレート
これも色とサイズ同様、共通してお客様にお伝えしたいことは予め用意しておいた方がいいでしょう。
主に海外からの買い付けになるため発送までに時間がかかることや、在庫が無い場合があるなど、BUYMAの特性を自分自身が理解したうえで、自分の言葉にして記載するのがベストです。
販売価格
これはリサーチの段階で計算できていると思いますので、実際に出品する際はリサーチシートを開きながら作業を進めるのが良いでしょう。
配送方法と送料
この項目は予め管理画面で登録しておくことができます。
これはリサーチの段階で計算できていると思いますので、実際に出品する際はリサーチシートを開きながら作業を進めるのが良いでしょう。
配送方法と送料
この項目は予め管理画面で登録しておくことができます。
管理画面の右側にありますので、ここから登録します。
基本的に国内在住バイヤーは一度自分の自宅に商品を送ってもらい、検品してから発送しますので、配送業者は自ずと日本の宅配業者になります。
特にどこの業者さんを登録しても影響はないでしょう。自宅に最寄りの営業所がある業者さんが良いのではないでしょうか。
一番悩ましいのが送料だと思います。送料は箱のサイズや重さによって料金が変わって来るからです。
なので、私自身は送料を「0円」にして販売価格に含んでしまっています。
ただし、これが正解と言うわけではないので、例えば扱う商品が決まっていればその商品ごとに送料を設定しておくのもアリです。
配送目安ですが、私の経験上では14~21日(=2~3週間)で良いと思います。私自身、業者のミスによるトラブルを除いて3週間以上かかったことはないですし、遅めに伝えておいて早く発送できればお客様への印象も良いです。
ある程度経験を積んできて、調整したい場合は変更して全く問題ないですが、とりあえずという場合は上記の設定でよいかなと思います。
アクセスを集めるBUYMAの出品方法
ある程度テンプレートを用意して効率的に作業を進めることは大事ですが、だからといって機械的になってしまっては本末転倒です。
特に「商品コメント」は最も文字数をたくさん入力できる項目ですので、ここで商品のアピールをするとともに、自分自身のアピールをすることによってお客様の目を引くことが重要です。
あくまでも小手先のテクニックであって、これだけに頼ってはいけませんが、特に強調したい文章を記号で囲むのも一つの手段です。
例えばこんな感じですね。
こういったテクニックや「これは良いな」と思う表現方法は、とにかくたくさんのバイヤーを見て情報収集するのがベストです。
商品コメントや商品名の表現方法に関しては海外在住バイヤーであったり、プレミアムパーソナルショッパーでもモデリングしてよい部分です。
まとめ
出品作業は慣れてくるとだんだん機械的になってしまうものです。
そんな時こそ初心に戻り、扱う商品をモデリングするバイヤーと出来る出来ないは別にして「このバイヤーさんみたいになりたいな!」と思う理想的なバイヤーの2パターンでモデリングするのが良いのではないでしょうか。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。