リサーチ方法その1で画像検索による商品リサーチの方法をご紹介しましたが、ここでは画像検索で見つけることが出来なかった商品を探すためのリサーチ方法をご紹介します。
BUYMAでは100%すべての商品を見つけることは不可能で、例えば実際に手元に在庫として持っており、自分たちで撮影したオリジナルの写真を掲載しているバイヤーの商品は、同じ型番などまではリサーチできるかもしれませんが、それでもなかなかハードルの高い作業になります。
そこまでは出来ないにしても、画像検索だけでは見つからないけど他の方法を使えば見つかる可能性がある商品はたくさんあります。
是非、画像検索でつまずいた場合は活用してみてください。
その1、商品名に英語が入っている場合
例えばこちらの商品。
既に画像検索で探し出すことはできるとお伝えはしていますが、画像検索ではヒットしなかった場合に有効なのが商品名やブランド名をGoogleで検索することです。
こういった英語名が記載されている商品の場合、大抵は仕入先のサイトに掲載されている商品名をそのまま使っている場合がほとんどです。
つまり、ある意味で仕入先を共有しているようなものですね。(裏を返せば、出品するときには少しでも工夫して差別化する必要があるということですね。)
やり方はいたってシンプルで、商品名の英語の部分をそのままコピペしてGoogle検索してみましょう。
するとこのように、画像の候補やその下にサイトの候補がズラッと並びます。
画像から探してもいいですし、画像が出てこなければサイトを1つずつ見ていきましょう。
その2、海外版のGoogle検索を利用する
リサーチの方法について慣れてきたら、今度は海外版のGoogle検索も活用してみると良いでしょう。
普通、日本国内にいてGoogleを利用しようとした場合、IPアドレスなどを判別して自動的に日本語向けの検索を行うように設定されています。
一方、私たちが見つけたい仕入先サイトは海外のサイトなので、海外サイトを見つけやすくするために海外版のGoogle検索を利用してしまおう!ということです。
つまり、現地の人たちが普段使っているような感覚で使用するイメージです。
やり方はこちらもいたってカンタンで、下記のURLをアドレスバーに直接入れて頂くと、それだけで海外版のGoogle検索を利用できます。
https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0
あとはここに商品名やブランド名を英語で検索すれば、該当するサイトがヒットします。
これは後々、上級者になっても便利な方法ですので、URLをそのままブックマークしておくといいかもしれませんね。
同じ考え方で、海外版のYahoo!を利用するのもアリです。
https://www.yahoo.com/
最近ではYahoo!検索はGoogle検索のロジックを使用していると言われていますが、どうしてもGoogleでは見つからない場合にダメもとでも使ってみると、意外に見つかることがあるかもしれませんよ。
(私もYahoo!検索で売れ筋商品に出会うことが何度もありました。)
その3、偽物サイトの見分けかた
これは直接仕入先を見つけるものではありませんが、BUYMAでは海外ブランド品を多く扱っているため、残念ながら偽物を販売する悪徳バイヤーが存在します。
BUYMA側でも常時チェックをしており、一昔前に比べるとだいぶ減ったと思いますが、それでもなお、ハイブランド(高価格帯)の商品を出品して、実際には仕入れ価格が異常に安い偽物を送り付けることで異常な利益を得ているバイヤーもいるみたいです。
もちろん、私たちは真っ当な輸入ビジネスをして独立・起業を目指す立場ですからそんなことは言語道断ですが、こちらが意図していなくても偽物を掴まされてしまうケースがあります。
どうしても、BUYMAなど海外のサイトから仕入れる場合には、現物を見ることができないため、リスクがあるのです。
しかし、そういったリスクを回避する方法はあります。
1つはそのブランドの公式サイト(直営店)から仕入れるのが間違いないです。
もう1つの方法として、海外のセレクトショップが偽物を扱っていないかどうか、厳密にはサイト自体がしっかりと運営されているかどうかを判断する方法があります。
1つの目安として、あまりにも相場とかけ離れた価格で販売されている場合はかなり注意が必要です。
一見、めちゃくちゃ利益が取れる仕入先を見つけた!!とテンションが上がりそうですが、私たちが見つけられるようなサイトであれば、既に他の多くの人が見つけているケースがほとんどですよね。
もちろん、中には本当にセールや特別な仕入れルートで安く販売している場合も有りますが、いずれにしても下記のサイトでチェックしてみましょう。
Alexaと言うサイトで、このサイトは特定のサイトのランキングを調べてくれます。
※以前は無料で利用できましたが、現在は有料になってしまいました…
このサービスを使うと、特定のサイトの更新頻度やページランクなどが分かるので、きちんと更新されているサイトであれば安全ですし、ほとんど放置されているようなサイトは偽物を扱っている、あるいは届かないなんて恐れもあります。
また、BUYMA側で指定している「買付先禁止リスト」もありますので、必ず一通り目を通しておいてください。
http://qa.buyma.com/sell/4007.html
まとめ
このように、商品のリサーチ方法はいくつか手段があります。
特にアクセス数が多く人気商品であれば是非とも取り扱いたいですから、仕入れ価格と仕入先が分かるように深堀りしてリサーチしてみましょう。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。