予約注文を活用したローリスク戦略

Amazonでは予約注文や入荷待ちでの販売が出来ます。

Amazonは在庫を持った上で販売し、
注文が来たら即発送するのが基本ルールです。

もちろんこの基本ルールを守りながら、
なるべくリスクを減らした販売も可能です。

ここ最近はこの手法で上手くいっているので、
アウトプットしていきます。

いま現在で27件の予約注文が入っており、
この記事を書いている間にも1件受注しました。

予約注文はルールを守って活用する

まず初めに書いておきたいのは予約注文や
入荷待ちでの販売を活用する上での注意点です。

予約注文や入荷待ちでの販売は指定した日付を
出荷日として販売する方法です。

つまり、販売しているその時点ではまだ在庫を
持っておらず、入荷待ちもしくは発売日自体が
未来の場合に使用します。

たまに勘違いしている方がいますが、
予約注文(予約販売)は初めて発売される
新商品が未来の日付の場合に使用します。

例えばこの記事を書いているのが
2018年5月9日ですが、2018年5月30日発売の
新商品があったとします。

その場合、早くても前日くらいにならないと
商品は入荷されませんので、それまでの販売が出来ません。

しかし、Amazonの管理画面で未来の日付を設定することで、
発売日までの間でも注文を取ることが出来ます。

逆に、発売された商品であれば予約ではなく、
入荷待ちの状態となります。

この辺りを守らないとAmazonから
注意が入る可能性もありますので、
勘違いはしないようにしましょう。

また、入荷前や発売前の場合、
確かにその時点では在庫がないのですが、
必ず仕入れ先に発注を掛けておく必要があります。

つまり仕入れをしておいて、
入荷自体は未来になるという状況で
初めてAmazonでも販売ができます。

リスクは減らせるが確実ではない

一方で、この手法をグレーゾーン(というより本来はアウト)
で利用している販売者もいます。

つまり仕入れをせずにとりあえず出品だけしておき、
注文が入ってから初めて仕入れをするというやり方です。

本来、入荷待ちでも予約販売でも仕入れをしているのか
どうかはAmazonであれお客様であれ分かりません。

しかし、Amazonでは無在庫販売は禁止されていますので、
販売している以上は確実に在庫があることが大前提です。

いざ注文が来て、「実はありませんでした。」だと
アカウントにかなりの打撃になります。

あくまでも仕入れはしておいて、
しかし発売日までの間に販売したり、
入荷待ちの間も注文が取れるというのが
本来の使い方です。

また、予約注文が来た商品でも安心できません。
お客様都合でキャンセルされる場合もあります。

Amazonでは基本的にお客様第一で考えていますが、
キャンセルに関してはお客様にも厳しい姿勢はあります。

つまり何でもかんでもキャンセルを許容していたら
出品者側もたまったものではありません。

そこで予約注文を一方的にキャンセルした場合、
その回数が多いと購入側のアカウントにも
ペナルティを課す場合があります。

とはいえ、予約注文も確実に予約が確定するわけではなく、
あくまでも予約の段階なので安心はできませんが、
いずれにしても仕入れる必要はあります。

予約注文や入荷待ちは今手元に在庫がなくても
販売できるメリットがある反面、
使い方を勘違いすると危険ですので
十分に注意して活用しましょう。

支払いサイクルにも要注意

前述の通り、先に発注を掛けてから販売しますので、
仕入れが先で入金は出荷が完了してから、
という流れは一緒です。

先に注文が来てから入荷できるので
入荷してからの在庫リスクはない手法ですが、
資金に関しては必ずしも先に入るわけではありません。

その辺りの感覚もしっかりと意識しておきましょう。

とはいえ、正しく活用すれば注文を受けている状態で
仕入れた商品をすぐに出荷できますので、
安定的に売り上げを確保できます。

通常の在庫販売と組み合わせながら
売り上げを上げていきましょう。

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