個別サポートしている方のクラウドファンディングがサクセス

少し時間が経ちましたが、今月15日で個別サポートしている方のクラウドファンディングが終了しました。

総支援額701,250円、支援者数141人という結果になりました。
この数字をどう捉えるかは人によりますが、確かに決して凄い数字ではないかもしれません。

しかし、見えている数字だけを見てすべてを判断することはできません。

大事な部分をお伝えすると、この案件で利益を10万円以上獲得できたということです。
これから入金がありますし、何よりもきっちりと商品を仕入れてリターンの出荷をするところまでが完了ですのでまだ終わってはいませんが、今回の成果は素晴らしいと率直に感じます。

確かに、この方は英語が得意なので交渉に関しては全く問題ないという強みはありましたが、それ以外は全くの初心者です。
ここまでの持ち出しはサンプル代と個別サポート費用の数万円くらいの出費でしたので、本当にリスク無く「上手くやった」感じです。

そこで今回の成果に関して、成功要因をまとめていきます。

クラウドファンディング成功のポイント

クラウドファンディングの成功(目標)をどこに置くかは人それぞれ違います。

1つの商品にコミットして本気で取り組むことを考えれば数千万円規模になりますし、プラスマイナスゼロでもいいからとにかく経験してみたい、というのも立派な目標です。

今回は初めてのクラウドファンディングでしたので、とにかくリスクを限りなく減らしてクラウドファンディングを実行することでした。

そして結果としてはきっちりと利益も獲得できましたので、現段階では成功と言えます。
その要因を見ていきましょう。

価格設定と利益計算

まず何と言っても最大のポイントは価格設定と利益計算です。

いくらたくさん売れても、いくら良い商品でも、適正な価格で販売できなければ厳しいです。
なおかつ利益も確保できる設定をすることが重要です。

クラウドファンディングの場合は特典として一般販売予定価格より割引してリターンに設定するケースがほとんどです。
また、手数料も20%前後がほとんどなので決して安くはありません。

例えば30%OFFに手数料20%が加わると実質半額で販売することになります。(厳密には違いますが)

それだけ価格を下げても利益が確保できる、あるいは広告費を確保できるだけの設定が理想です。

つまり、定価で販売した場合の利益率が40%以上あるのが理想です。
もちろん戦略によってもう少し低くても良いですが、利益率が高いに越したことはありません。

とはいえ、私たちが求める利益率を設定すると適正価格から外れる可能性があります。
その点はジレンマともいえますが、消費者にとっても納得いく価格で、なおかつ事業者側もしっかりと利益を確保できるバランスが重要です。

言葉でいうのは簡単ですが、実行するのは別の話です。

そういった意味で、今回はこの部分が上手くいったと言えます。

こうした諸条件は割と交渉の初期段階で分かります。
例えば最初に提示された条件が「高いな」と思っても、そこから交渉したり、売り方を工夫することで調整可能です。
その辺りの調整は、まさに商品によって大きく異なるので一概に言えません。そこで細かくサポートできたのは私としても良かったですし、こまめに報告をもらっていたので対応できました。

こうした細かい対応、もっと言えば小さな努力の積み重ねがあったからこその成功だと感じています。

最小ロットと品質確認

この辺りも基本と言えば基本ですが、最小ロットと仕入れ原価が分かればリスクの範囲が確定します。

また、きちんとサンプルを取り寄せて品質確認することで「どのくらい売れそうか」「いくらくらいで売れそうか」といった判断もできます。
こうしたフローは海外メーカーを相手にすると何かと時間が掛かりますし面倒といえば面倒です。

しかし、仮にそれを怠って進めていたら成果は出ません。

広告とメルマガ配信

GREEN FUNDINGの強みは広告運用とメルマガ配信です。
また、最近ではLINEの配信やYouTubeでのレビュー動画、提携WEBメディアでの記事掲載といったコンテンツも展開しています。

こうしたプラットフォームのサポートを受けて支援を伸ばしたことは言うまでもありません。
とはいえ、特に広告はいくらでも出していいわけではなく予算があります。

GREEN FUNDINGの場合、広告費は最終的な支援額から引かれる形になるので先出しがないのはありがたい限りですが、それでも最終的に自分が負担するのは変わりないですので状況によって判断が必要です。

今回は利益を優先して広告を抑えめにしました。それでも過去に広告を見た人やWEBメディアからの集客もあってじわじわと支援を伸ばしていきました。

結果として「広告を回したはいいけど赤字になった」という状況を回避し、しっかりと利益を確保しました。

基本に忠実に、あとはその時々の判断で

輸入総代理ビジネスやクラウドファンディングに限ったことではありませんが、何事も基本に忠実に実践することが一番の近道です。

よく自己啓発系の本などにも書いてありますが素直さは本当に大事です。

私は過去に独学や我流に走って何度も失敗してきました(苦笑)
今思えば、もっと早く経験者のもとで「近道」を教わり、素直に実践しておけばよかったと思っています。
もちろん「近道」とは「楽な道」ではなく、「無駄な遠回りをしないための道」です。
遠回りした失敗も全く後悔はないですし今思えば自分の糧になっていますが、しないに越したことはありません。

そして私自身が成功も失敗もして、「しなくてもいい遠回りの失敗」をしないようにしてもらいたい、という想いから個別サポートを始めました。

基本通りに実践すれば100%成功できるとは限りませんが、少なくとも大きな失敗をするリスクは減らせます。
小さな失敗で再びトライできるのであれば全く問題ありません。

今回のケースではしっかりと利益を獲得して経験することができましたし、なおかつ次のステップにも進めます。

冒頭にも書いた通り決してものすごい金額ではないかもしれませんが、私は率直に嬉しいです。

基本に忠実に行動して実践すれば必ず成果は出ます。その成果の大きさがどうかはやってみないと分かりませんが、逆に言えばやった人にしか成功はやってきません。

成果の大小を先に気にするよりも、まず行動してみる、そして少しの失敗を恐れずに進めていく。

私自身も起業した当初の初心を思い起こさせてもらった気がします。

最初の一歩を踏み出した人にしか分からない世界へ行ってみましょう。

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