輸入総代理ビジネス・サンプルを取り寄せる重要性

輸入総代理ビジネスにおいて、
取引先のメーカーから始めて商品を取り寄せる場合、
必ず事前にサンプルを取り寄せるようにしましょう。

サンプルを取り寄せる重要性

サンプルとは製品化前、あるいは本オーダー前に
商品の仕様や品質を確認するために必要です。

もし展示会に参加していて、その場で直接
サンプルを提供あるいは購入できるようなら、
現金を払ってサンプルを持ち帰ることもできます。

サンプルでは商品自体の品質をチェックすることはもちろん、
国内での写真撮影や動画撮影の素材としても利用できます。

メーカーが動画や写真を用意している場合もありますが、
やはり日本国内で撮影し、できれば日本人がモデルとして
写っているようなイメージがあると、より日本人好みになります。

この辺りはプロモーション戦略にも関わってくるので
一概には言えませんが、いずれにしてもサンプルが1つあると
何かと役に立ちます。

サンプルの支払い方法

サンプルの場合、無償で提供してくれる場合と
有償にて購入あるいは仕入れする必要がある場合があります。

有償・無償はメーカーによって異なりますので、
特に価格を提示されなければ無償、
価格を提示されたら有償となります。

よく「サンプルってタダでもらえないんですか?」という
質問を頂くのですが、基本的にはメーカー次第です。

メーカーが価格を提示してきたら、
その時点で値下げ交渉や無償提供の交渉は
しないほうが無難です。

なぜなら、メーカーとてサンプルを製造するのに
コストをかけています。

もちろん、本来の目的は正式なオーダーをとることです。

ただ、言い方が悪いかもしれませんが、
サンプルくらいで値下げや無償提供の交渉をするような
「ケチ」なスタンスでは今後の交渉に影響する可能性がありますし、
メーカーの印象も良くはありません。

価格を提示されたら、素直に従いましょう。

サンプルの支払い方法ですが、
展示会の場合は先ほども書いたように、
その展示会が開催されている国の通貨で
現金払いが出来る場合があります。

メールでのやり取りの場合は
サンプルであれば少額あるいは小ロットなので、
Paypalのようなオンライン決済が利用できたりします。

その辺りはメーカーに確認してみましょう。

サンプルと生産品は異なる

たとえサンプルを取り寄せて確認しても、
いざ本オーダーをしたらサンプルと異なっていた、
ということもあり得ます。

もちろん、大抵の場合はサンプルよりも
品質や質感が改善されており、
良い意味で異なることがほとんどです。

しかし、悪徳な業者の場合、
サンプルだけ丁寧に作り、
実際の生産に入ったら品質が落ちる場合も稀にあります。

そのため、オーダーする際にはしっかりと
サンプルの通りに」という担保を取らせることが大事です。

一度サンプルを取り寄せていれば、
それが品質や仕様の基準となります。

そのため、展示会の場で触った、写真を撮影した、
というだけではなく、しっかりとサンプルを取り寄せていくと
後々になっても活用できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA