今日はAmazonに関するニュースです。
輸入総代理ビジネスや物販ビジネスをしている方にとって
Amazonは大きな販路の1つですが、
規約やサービスの変更には注意が必要です。
今回は今日配信された下記のニュースに関してピックアップします。
2018年3月27日 より、新規の納品先指定オプションの受付を終了し、その後2018年5月9日をもちまして、既に設定されている納品先指定オプションを解除させていただき、以降納品先指定オプションはご使用いただけなくなります。設定解除後は、購入者の需要分布および各FCの在庫のバランス等を考慮し、最適な納品先FCが納品プランごとに指定されます (FC一覧はこちら)。納品手続きの途中でも、納品先FCをご確認いただけますので (下記図参照)、指定されたFCへ納品ください。なお、納品先指定オプションの料金につきましては、今後も請求されることはございません。
FBAの納品先指定オプションとは?
有料オプションですが、Amazon倉庫に納品する、
いわゆるFBAを利用する際にどの倉庫に出荷および納品するのかを
指定できるオプションです。
私の場合、神奈川県内でビジネスをしていますので、
最も近い小田原のFCに納品するのが最も納品が早く、
また運賃も抑えることができます。
そのため現在も小田原FCに指定して納品していますが、
そのサービスが5月9日で終了してしまう運びになったようです。
昨今、配送関連の動きは活発になっており、
運送会社各社の値上げをはじめとして様々な変化が起こっています。
運賃が変わることで送料の設定も見直す必要がありますね。
同様に、FBAの納品先指定オプションサービスが終了するということで、
今後は従来通り、納品ごとにAmazonが指定するFCへの納品となります。
最寄りのFCであればいいですが、関西圏などへの指定となることも
珍しくはなくなるでしょう。
具体的な対策はあるのか?
そもそも、このFBAの納品先指定オプションサービスを
利用していない方にとっては従来通りですので
何ら影響はありませんが、利用者にとっては対策が必要かもしれません。
もともと、どの商品がどのFCへ納品されるのかは
ある程度決まっていて、Amazonが公表しています。
詳しくはこちら
基本的には「ファッション商材以外」の「標準サイズ」であれば
関東圏のFCへ納品できる可能性はあるという考え方ができます。
もちろん、この分類ありきで商材選びをするわけにはいきませんが、
頭の片隅には入れておいてもいいかもしれませんね。
なるべくSKU数は少ないほうが管理はしやすい
本件に限った話ではありませんが、基本的には扱うSKU数が少なければ
少ないほど、管理がしやすいのは自然な考え方でしょう。
価格調整やレビューのチェック、そしてこういった納品に関わる
要素まで、管理する数が少なければ管理しやすく、
多ければ多いほど煩雑になってしまう可能性は上がります。
輸入総代理ビジネスであれば自社が独占販売権をもった
商品を扱うことができますし、仮にカラーバリエーションや
ラインナップが多くSKU数が増えたとしても、
全く違う商品を扱うわけではないので、
輸入転売や国内転売ビジネスよりは扱いやすいことは間違いありません。
AmazonやBUYMAなど、他社のプラットフォームを活用するのは
メリットがたくさんある反面、変化に対応していかなければ
継続することができません。
こういった動きを常にキャッチしておき、
自社にとってどういった対応をすべきなのかは
コンスタントに考えていかなければいけませんね。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。