中級編として現在行っている作業の効率化(自動化)であったり外注化についてご紹介してきましたが、今回はコスト削減をテーマにお話ししていきます。
初級編から次のステップに進むにあたり、重要なことは効率化とコスト削減です。
これは輸入ビジネスに限らず、例えば飲食店や美容室といったお店でも同じことが言えますね。
もちろん、最終的には売り上げの拡大をしていかないといけないのですが、可能な限り効率化とコスト削減にも意識を向けたいところです。
では、具体的にどの部分でコストを削減できるか考えたときに、1つの案として配送コストの削減があります。
具体的には、普段使っている配送業者さんと大口契約を結ぶことを指します。
大口契約と言うと大企業や少なくとも法人化していなくては?と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
実際に私自身も個人事業主ですが、日本郵政さんと契約しており、通常よりも割引運賃で対応してもらっています。
大口契約を結ぶメリット
発送個数が増えてくれば、間違いなく契約をしたほうがお得です。
そして見積もり個数は多めに提示することをお勧めします。
目安としては、だいたい月100個以上の出荷があると話せば、今よりはかなり安い金額を提示してくれるはずです。
そして、いまお使いの業者さんが1社であっても、そこだけで見積もりをとるのではなく、必ず他社さんも見積もりを取って相見積もりにしましょう。
契約の結び方
やり方はいたってシンプルです。
例えば郵便局とヤマトさんで見積りを取りたい場合、それぞれの公式HPのお問い合わせからメッセージを送ります。
「現在ネットショップを運営して宅配便を利用しているが、今後規模が拡大するので大口契約をしたい」
といった趣旨で送ればOKです。
あとは自宅(もしくは事務所)の住所を送れば、その地域の管轄の担当者から後日連絡が来ます。
私の場合は最低でも1回ずつ打ち合わせをしました。
現状を話したうえで、先方からも料金プランや各種法人向けのサービスを紹介してくれます。
運賃に関しては地域や担当者によって変わるので何とも言えないですが、私のイメージはこんな感じです。
日本郵政(ゆうパック):事業所が多く、扱いも丁寧な人が多い。料金も安くなる。
ヤマト運輸(ヤマト宅急便):事業所が多く、丁寧な人が多い。料金は日本郵政よりは高くなるかもしれないが、契約すればやはり安い。
佐川急便:料金は最も安い。地域によって事業所はまちまち。扱いは担当者次第で良い人は良いが、悪い評判があるのも事実。
私は日本郵政さんを使っていますが、特にどこが良いというのは無いと思いますので、ご自身が活動している地域や近くにある事業所、あるいは営業マンの感じで決めてしまっても良い気はします。
佐川急便さんはネット上などで悪い評判が結構挙がっているみたいですが、正直担当者によります。
私も、とある仕入先で佐川さんから届くときがありますが、その担当者さんは非常に丁寧な人で融通も利くので満足していますよ。
まとめ
大口契約はもし提示した個数にいかなくても罰則罰金などはありません。
1年くらい経った後に値上げなどされる可能性はあるかもしれませんが、いずれにしてもリスクは全くなくてメリットしかないと思います。
是非、まだ契約していない方は今すぐ連絡してみましょう。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。