今回は実際に仕入れをして商品が手元に届いた後の対応を紹介していきます。
商品の受け取り
商品が到着すると一般的には日本郵便(EMS)、DHL、FEDEXといった配送業者から普通に宅配便と同じように荷物が届きます。住所と名前が英語になっていますので最初は違和感があるかもしれませんが、普通の荷物と同様、確認して受け取りましょう。
もし関税がかかる場合はこの時に配達員の方に料金を支払います。
せっかく受け取ろうと思っても現金がなくて再配達になってしまうと時間のロスなので、仕入れた商品代金から関税額をざっくり計算しておき、準備しておくとよいでしょう。
商品の検品
いよいよ商品の実物にご対面です!
はるか海外から海を渡って自分の手元まで到着した商品です。
私は初めて商品が届いた時、めちゃくちゃ興奮しました(笑)
それはさておき、既に何回か経験のある方にお尋ねしますが、商品が届いた時の箱の状態や袋の状態はいかがでしたか?
もちろんしっかり梱包してあるブランドやショップもたくさんありますが、長距離輸送をしているということもありますし、なにより海外はどうしても梱包などの基準が日本より低いです。
箱がつぶれていたり、包装紙がしわくちゃだったり、日本では考えられないようなことが起きると考えておいてください。
最悪の場合、別の商品やオーダーしたのと違うサイズが届くなんてことも稀にあります。。
お客様がBUYMAを利用する以上、検品は私たちバイヤーにとって重要な仕事の一つですので、ちゃんと確認をしましょう。
オーダーした通りの商品で、極端な汚れやほつれ、破れなどがないかを確認すればOKです。
商品の梱包・発送
商品に問題がないことを確認したら、商品を緩衝材(プチプチ)などに入れてダンボールに箱詰めします。
既に経験のある方は実践していると思いますが、私自身が利用している梱包の際に役立つグッズを紹介しておきますので、持っていないものがあったら試してみてください。
商品梱包に便利なグッズ
酒井化学工業 包装緩衝材 エアークッション 巾300mm×全長42m #400SS
こちらがいわゆるプチプチですね。私はこれを使っていますが、他にも様々なサイズがありますので、ご自身の商品サイズに合わせて用意してみてください。
3M スコッチ 梱包テープ 中軽量用 48mm×50m 2巻 カッター付 313 2PN
透明のテープですね。お客様に発送する段ボールにガムテープを貼るのはちょっとナンセンスかなと感じているので、私はこの透明なテープを使っています。特にこのカッターがめちゃくちゃ便利です(笑)
透明のテープですね。お客様に発送する段ボールにガムテープを貼るのはちょっとナンセンスかなと感じているので、私はこの透明なテープを使っています。特にこのカッターがめちゃくちゃ便利です(笑)
https://www.notosiki.co.jp/
段ボールはこちらから仕入れています。商品をお送りするわけですから、自宅にある使用済みの段ボールや、よくスーパーの資源回収にあるようなのを使うのはNGですよ!
こういった細かいところもこだわるのが輸入ビジネスに取り組むうえで大事なマインドです。
ここの段ボールは広告なしと広告ありが選べまして、当然広告ありの方が安くなります。
私自身はどちらも使っていますが、今のところ広告ありでクレームが来たことは特にないので、良い意味で経費削減のためにも最初は広告ありでも良いだと思います。
オフィス・デポ クッション封筒 A5 100枚入り
スマホケースとか財布といった小さいアイテムを扱っている方にはおススメです!
中にプチプチが入っている封筒なので、このまま商品と納品書などを入れるだけで簡単に梱包ができますよ。
その他にもラッピング用品などプラスアルファの備品も余裕があれば用意しておくと何かと便利だと思いますよ!
梱包の際に入れておいた方がよいもの
商品の梱包が終わったら配送業者のラベルを用意するわけですが、商品以外に入れておいた方がよいものをご紹介しておきます。
取引完了通知のお願い
これはBUYMAが配布しているお客様へのご案内です。
管理画面から誰でもダウンロードできますので、プリンターがある人は印刷して入れておくと取引完了をしてくれるお客様が増えると思いますよ。
納品書
賛否が分かれるところですが、私自身は必ず入れています。プリンターがない人は仕方ないと思いますが、私は輸入ビジネスを始めた時点でプリンターは買いました。最近では1万円台で売っていますし、必要最低限な経費だと思っています。
賛否が分かれるところですが、私自身は必ず入れています。プリンターがない人は仕方ないと思いますが、私は輸入ビジネスを始めた時点でプリンターは買いました。最近では1万円台で売っていますし、必要最低限な経費だと思っています。
納品書はオンライン上にたくさんのテンプレートがありますので、気に入ったもので自分の情報に変更したものを用意して同梱するとよいでしょう。
お手紙
件数が多くなるとついつい忘れがちというか、そもそも実践していない人もたくさんいると思いますが、これも大事なポイントではあるかなと思います。
商品の発送
梱包が終わったら配送業者のラベルを書いて、いよいよ発送です。
配送業者は自宅や作業場所の近くにある会社さんで良いと思います。
私はずっと日本郵便にお世話になっています。
発送したら発送通知をしましょう
発送が完了したら追跡番号を控えておき、管理画面の受注リストから「発送した」ボタンをクリックして通知しましょう。
ここに追跡番号を入れ、お客様に発送した旨をメッセージで送ることができます。
すぐに使える文例をご紹介しておきますので、ご自身でアレンジしてみてください。
文例
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#USER#様
この度はお買い上げいただき誠にありがとうございました。
本日、商品を発送させていただきました。
商品到着まで今しばらくお待ち下さい。
なお、商品の配送状況は以下より確認できます。
【配送会社お問合せシステム】
URL
お問合せ番号:
商品の到着後、内容を確認しましたら到着通知をお願いします。
https://www.buyma.com/common/pdf/onegai.pdf
この商品が#USER#様に長く愛用いただけることを願っています。
またのご利用をお待ちしております。ありがとうございました。
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以上で発送作業は完了です。
あとはお客様から到着通知が来て、評価してもらうのを待ちましょう。
まとめ
実物を扱う検品、発送作業がBUYMAをやっていて最も「輸入ビジネスをしているな」と実感する瞬間かもしれませんね(笑)
最後の最後で自分のミスがあってお客様に不快な思いをさせてしまっては今までの苦労も水の泡です。たとえ仕入先に原因があってトラブルが起きた時でも、冷静に対処するようにしましょう。
合同会社FRONTIER TRADE代表社員。
一人でも出来るビジネスを通じて一生涯に渡って稼ぎ続ける情報を発信するメディア「ひとりカンパニーのススメ」を運営。自らもひとりカンパニーとして輸入総代理ビジネス、Webサイト構築、メディア運営、YouTubeなどに取り組む。