真似する・参考にする・でも人と同じことは「しない」

ここ最近、ありがたいことに個別サポートのお問い合わせを多く頂くようになりました。
人によって抱えている悩みや疑問は様々であり、だからこそ私は「個別」のサポートにこだわっています。
概要的なことであれば、このブログだったり、LINE@でのお問い合わせだったり、あとはすでに書籍化されているような先駆者的な方の本があるので、それを紹介したりしています。
ちなみに、最近だとこちらの本が分かりやすくまとまっています。
https://www.amazon.co.jp/dp/486680047X

ただし、こうした本の情報だったり、このブログや無料でのLINEなどはあくまでも表面的な要素です。
それらを参考にしたり、上記の本のやり方に沿って真似したりするのも最初は大事です。

しかし、最終的には人と同じことをしていては成功できません
そもそも行動しない、動けない人は論外として、人と同じことをやっているうちはいつまで経っても成長できません。
本や無料ブログ、無料相談の範囲では限界があります。

こんなこと言うと偉そうに言っているかもしれませんが、これはまさに過去の私の失敗談でもあります。

今日はその辺りの考え方についてアウトプットしていきます。

ノウハウ本はあくまでも参考資料

冒頭でご紹介した本、著者の方は直接の面識がありませんが、存じ上げています。

簡単に言えば同業者です。ただ実績は私より遙かにたくさん積んでいますし、事業規模も大きいと思います。
また、著者の方が主催する輸入ビジネスのコミュニティもあるようで、そこに入会してコンサルを受けている人を何名も知っています。

つまり、著者の方はもともとのスタートはプレイヤーでしたが、現在はどうなのか不明です。
書籍を出版されているくらいですから、既に自分がプレイヤーとして実践するよりも書籍の売り上げ(印税収入)やコンサルの方がよっぽど儲かっているのではないでしょうか。

実際に著者の方のコンサルを受けている方の話を聞きますが、残念ながら良い話はほぼ聞きません
入会するのは高額だが、サポートは手薄で、結局は自分でやるしかないという状況だそうです。
しかも同時に多くの人を募集したこともあるので、コミュニティ内で競合するなんてことも発生するそうです。

私もこのブログで何度も書いていますが、近場の海外展示会(主に中国、香港、台湾)に行くと、この方のコンサル生がたくさんいて・・・という話も聞いたことがあります。

それはさておき、輸入総代理ビジネスに限らず、こうしたノウハウ系の本はあくまでも参考資料と考えるべきです。
それを鵜呑みにして、その通り実践したところで必ずどこかで壁にぶつかります

語弊が無いように補足しますと、そもそも本を読んで「実践」するところまで行っている方は行動力がある方ですので、その点は素晴らしいことです。
本を読んでも実践しない、行動しない人の方が圧倒的に多いですからね。

日本の多くの人が一流経営者の本を読んで考え方を学び、その通りに実践・行動していたらもっと日本は豊かになるはずです。

また少し話が逸れましたが、たとえ本を読んで行動したとしても、自分だけで出来るほど簡単なものではありません。

もちろん内容によりますが、例えば資格試験の参考書や過去問だけ購入して独学で合格する人がどのくらいいるでしょうか。英検5級くらいなら合格できるかもしれませんが、英検1級とかになれば完全独学は至難の業です。※当然、個人差がはあります

残念ながら、それは事実です。もちろん、中には本だけ読んで独学で成功する人もいるでしょう、いるにはいますが、例えば1冊の本があったとして、その読者のうち何パーセントになるでしょうか?
恐らく1桁、いやもっと少ないかもしれませんね。

結局、こうしたノウハウ本の通りに実践したところで壁にぶつかり、それを超えようと思ったときに著者のコンサルがあることを知ります。
そこで更に高額な入会金やら何やらを支払い、コンサルを受けます。コンサルを受けることで成功すればいいですが、残念ながらここでもまた上手くいかない人も出てきます。

本を読んだだけで上手くいかず諦めるならまだしも、高額なコンサル料を払って上手くいかなかったら失敗としか言い様がありません。

私は、失敗すること自体は否定しません。失敗はどんどんした方がいいです。私もたくさん失敗してきました。
ただ、失敗するにしても、なるべく痛手にならない方がいいのは間違いありません。痛手とは具体的にお金を失うことだったり、何の価値もないことに時間を使ってしまうことです。

そういった意味で高額なコンサルを受けているのに失敗したら、それは痛手になるでしょう。

では、何が問題なのか?

もちろんコンサルをする側の指導力や丁寧なサポートが欠けている場合もあります。

しかし、それはハッキリ言って、論外です。

高額だからという問題では無く、金額にかかわらずお金を頂く以上、きちんと対応すべきです。
コンサルする側といっても全てを知っている訳ではありません。経験したことないことや、失敗談を伝えることだってあります。
知らないことを「知らない」で済ませず、代わりの案を出したり、自分でもチャレンジするなど、丁寧に真摯に向き合えばいいだけです。
そういった意味で金銭だけ受け取って大したサポートもしないコンサルは最低で、心の底からいなくなって欲しいと声を大にして言いたい。

少し熱くなりましたかね(笑)

もう一つ問題があるとすれば、それは実践者の能力が足りないことです。

語弊が無いように補足します。
例えば、私は野球が好きなので野球の例えになりますが、巨人に在籍していた松井秀喜選手。彼は日本で多くの本塁打を放ち、大活躍しました。
そんな松井選手のように本塁打を打てたらそれに超したことはありませんが、みんながみんな出来るはずがありません
それを頭ごなしに「お前も松井秀喜のように本塁打を打てるようになれ!」と言ったところで無理です。

そんなこと誰が考えても分かりそうな気がしますが、それが一般社会の仕事やビジネスになると起こってしまうのです。
要は「自分はこれだけの実績を出したんだから、この通りにやればあなたも出来るはずだ」と。

これも冷静に考えれば教える側の問題と言えなくもないですが(笑)

自分にそれだけの能力がなければできっこないですし、そもそもそんな能力や経験が無いから教わるわけです。

何が言いたいかと言えば、いくら同じノウハウだったり、指導者がいくら実績を出したからって、その通りに全員が出来るはずがないのです。私は常々思っていますが、指導者が一方的に教えるだけのやり方は絶対に成功しません。

余程優秀な人が集まっているコミュニティなら別ですが、それはもはや趣旨が変わってきます。

それこそ初心者の方を教えるとなった場合は千差万別なわけです。
その人それぞれの経験、知識、価値観、判断能力があるわけです。
それを理解せず、いや理解しようともせずに自分の成功体験を引っ提げて「あなたもできますよ」と囁くのはいかがなものでしょうか。

こんなことばかり書くと、また指導者側の批判になってしまいますが、つまり実践者側の理解力や行動力が原因で上手く行かないケースもあることはあるでしょう。
そういった状況を何とかするのが指導者側の役割ですし、失敗しながらでも実践し続けて成功に向かって行く努力をするのは実践者側の役割、努力です。そして指導者側もまた実践者(プレイヤー)であり続けることが何よりも重要です。

教えの通りに真似する

さて、話を戻していざ実践し始めたとき教えの通りに真似することが最初の一歩となります。
この真似すること、かなり重要です。特に最初の段階では重要で、見様見真似でどんどん行動する方が大事です。

そのうち小さな成功体験や失敗を積み重ね、段々と成長していきます。

これは一生涯にわたって必要なことです。

誰しも最初は初心者です。
2019年はラグビーワールドカップが日本で開催され、ラグビー日本代表を応援する「にわかファン」という言葉も流行りましたが、まさにその通り。
誰しも最初は「にわか」であり、関わる時間が増えれば増えるほど詳しくなっていきます。

とにかく先を経験している人の真似をする。
先ほど書いた本であれば、その本の通りに真似をする。
もしコンサルを受けたのであれば、その内容通りに真似をする。

真似することは立派な行動です。
行動せずにあれこれ考えている間は成長しませんが、真似でもいいから行動したら必ず成長します。

ですから、最初のうちは特に真似してでもいいから行動し、実践するのです。

周りの意見を参考にする

真似でもいいから行動してある程度の経験を積むと、少し周囲が見えるようになります。

これはどんな仕事でも一緒ではないでしょうか。
例えば新卒で会社に入社して、2~3年もすれば業務や人間関係にも慣れてきて周囲が見えるようになります。
そうすると少し余裕が出てくるので、今度は自分なりの意見や行動、つまりオリジナリティが少し出てきます。

そういったオリジナリティを出すとき、あるいは任されて自分で判断するようになった時、やはり不安な部分や心配なこともあるでしょう。
であれば周囲の人に相談しよう、意見を聞いて参考にしよう、と思うはずです。

そこで相談して意見を聞き、参考にします。
こうした周囲の意見を参考にすることも重要です。
※詳しくは割愛しますが、相談する相手はよく選んだほうがいいです。

時には事前に意見を聞いておいたからこそ防げるミスや失敗もあります。
仕事によっては、そもそも決裁権がない立場の場合、上司の意見を聞かざるを得ない場合もあるでしょう。

いずれにしても意見を聞いて参考にする、判断材料の1つにするという行動は真似することからの成長と言えます。

しかし同時に、他人の意見を聞くと言うことは成功を逃すという事実もあります。

当たり前と言えば当たり前ですが、いくら他人に相談したところで、その人が正解を知っているとは限りません。
特にビジネスとなれば不確定要素が多いので、正解なんて誰にも分かりません。

しかし、客観的な意見や経験値の高い人の見解で「こうだろう」という意見を聞くこと自体は問題ありません。

大事なことは、最終的には自分の頭で考え、判断して、行動することです。

人の意見はあくまでも人の意見であり、それが正解である保証はどこにもないのです。

これは特に私たちのようなひとりカンパニー、個人事業主や小規模事業者であれば特に重要なことです。

人と同じことを「しない」こと

ここで私の失敗談をお話しします。

もう2年以上前のことですが、新しいメーカー(商品)を探す中で、自分の判断的には良さそうだなと感じる商品を見つけました。
しかし、その当時の私はまだまだ大した実績も出しておらず、正直言って自分に自信もない状況でした。

そこで、見つけた商品を既に実績を出している同業の経営者や、人生経験が豊富な同業の経営者に相談してみました。要は意見を聞いたわけですね。

数名聞いてみましたが、総じて「この商品は辞めた方がいい」あるいは「自分なら取り扱わないだろう」という意見でした。

私はこうした意見を踏まえ、結局その商品を取り扱うのを辞めました。
いや、こんな書き方をすると自分の意思で辞めたようですが、実際には数名から聞いた意見をそのまま素直に受け入れて辞めた、という表現が正しいです。

結局、その商品は他の知らない事業者がクラウドファンディングを実行し、総額にして1,000万円に迫る支援を得ました。

もちろん、その会社のやり方が良かった。あるいは広告費を結構使っている。実際のところは分かりません。
たとえ私が実行したからと言って同じくらいの支援を得られた保証は当然ありません。

とはいえ、それだけの支援を集めた商品を、私は周囲の意見を参考にした結果諦め、チャンスを逃しました

ここで言いたいことは、「辞めた方がいい」と意見をくださった、相談した人たちが悪いと言うことでは全くありません。
むしろ意見をくださる人がいるのはありがたいことであり、それは貴重なことです。

しかし、最終的に判断をして、どうするか決めるのは自分自身です。
ですから、このときで言えば絶対的に悪いのは自分です。みすみすチャンスを逃したのです。

リスクは無かったですが、得られたかもしれないリターンも無くなった、トライしなかったわけです。

私はこの経験から、周りの意見は参考にしてもいいけど、決めるのは自分だと言うことを身をもって体験しました。

こういった経験、確かに自己啓発系の本や、それこそ冒頭に書いた本を読んだら頭では分かりそうなものです。私も以前から自己啓発系の本やセミナーにも参加していて、そういった思考を頭では理解していました。

しかし、実際にそのときになると、なかなか行動できないものです。

真似したときの失敗談

最初に真似するのは良いことだと書きましたが、「いつまでも真似する」のは失敗を招きます。

これも私の体験談になりますが、それこそ先ほど書いた失敗をするよりもっと前は真似ばかりしていました。
一言で言えば自分に自信が無く、軸も無かったのです。

例えば周りでスピーカーが売れたとなればスピーカーをリサーチしてみる。バッグが売れたとなればバッグをリサーチしてみる。スマホケースが売れたとなればスマホケースを・・・笑

今思えば本当に笑い事ですが、当時の自分はそれでも一生懸命でした。

もちろん、そこから学んだこと、経験したこともあるので全てが失敗とは思いませんが、やはり大きな成功も無かったのは事実です。

いつまでも人と同じやり方をしていては、たとえ何回か成功できてもいずれは続かなくなります。

それよりも人と違うことをする。人がやらないことをやる。人とやり方をズラす。

こんなことも本を読めばいくらでも学べますが、しかしいざ行動に移せるかというとなかなか出来ないものです。

私は読書が好きですし、仕事をする上でもかなり書籍から得ることが多いです。とはいえ、やはり実際に行動することとは別物だと考えています。

ありきたりだけど本質

色々書きましたが、結論としては「人と同じことをしていても成功はしない」というありきたりなことです。

私なんかが言うまでもなく多くの一流経営者や一流アスリートなどが語ってきたことです。

ある意味、成功の法則と言えますし、成功するために欠かせない本質的な考え方です。

ただ、人によってそのタイミングは異なります。
初心者のうちからいきなり人と違うことはなかなか出来ません。
だからといって、いつまで経っても同じことや人の真似ばかりもしていられません。

必ずや、自分だけのやり方とか、信念のようなものを持つ必要があるときが来ます。

私の場合は、ようやくその時が来ているのかな、と何となくですが感じたので、今日このタイミングでこんな記事をアウトプットしたのかなと思います。

これまでのやり方、経験、知識を活かしながら、少しずつ自分なりのオリジナリティや意思、想いを入れていく。

ビジネスに限らず何事においても大事だなと感じる今日この頃です。

そして、だからこそ私のことを信頼して付いてきてくださる方には上手くいって頂けるように、自分自身もプレイヤーとして実践しながらサポートを続けていきます。

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