リスクが少ないなら、やらないよりやった方が確実に良いという話

今月は久しぶりにクラウドファンディングを実施しました。
ちょうど昨日ポップアップストアの話をしましたが、それと同じブランドの新商品です。
12月までなのでまだプロジェクトは実行中ですが、結論から言えば成果としては思っていたよりも伸びなかったという感じです。

輸入総代理ビジネスやOEMで自分だけの商品が取り扱えるようになるとクラウドファンディングができるようになります。
初めてクラウドファンディングをやろうと思うと色々なハードルがあるとは思いますが、ある程度の経験を積むとクラウドファンディングそのものは大きなことではなく、その中でどんなことを目標にするか、ここが重要になります。

目標の1つは当然売り上げとなります。
大きな売り上げ(支援)が集まると話題にもなりますし実績にもなります。もちろん、たくさん売れるに越したことはないのですが、たとえ売れなくても何のリスクもありません。
厳密にはリスクがない状況を作っておく必要はありますが、リスクが少ない状況を作った上で実行する分には何ら問題がないわけです。
まさにタイトルの通りですが、リスクが少ないのならやらないより絶対にやった方が良い、行動したほうがよいということをアウトプットしていきます。

良かったこと

今回は前から行なってきた施策として自社メルマガの配信を積極的に実施しました。
自社メルマガはこれまでに自社で集めてきたお客様の情報であり、ただ単に広告を打つよりも可能性は高い状況と言えます。
また、似たような施策ですがブランド公式LINEでの配信も行ないました。

この辺りは継続するからこそできる施策で、最初のうちはお客様の情報が無いので難しい施策となります。
だからこそ、やればやるほど過去にやったことが今になって活きてくると言えます。

まだまだ数としては多いとは言えませんが、重要なのは割合・成約率です。
ちょうど昨日書いたポップアップストアの話もそうですが、来店数が多かったり人が集まって賑わっていればいいというわけではなく、そこから購入してくださる方がどれほどいるか、が重要です。
もちろんオフラインの場合は人が集まっている方が「人が人を呼ぶ」理論で更なる集客になることはありますが、それでも決して衝動買いするような安い商品ではないだけに、人だかりができれば良いという問題でもありません。

オンラインも同様で、ただたくさんの人を集めれば良いわけでは無く、そこからいかに購入あるいはシェアなどのアクションをしてくれる人がいるか、ここが最も重要です。

そういった意味で、自社メルマガやLINEからの反応はかなり良かったです。いわゆるコンバージョン率で言えば5%は余裕で超えました。

また、こうした施策は自社で行なうので当然ですが無料です。そう考えるとCPAは0円です。(厳密には違いますが)

課題だったこと

冒頭にも書いたように全体的な印象としては今一つです。
ただ、これもリスクが少ない状況なので「失敗」というわけではありません。
むしろ課題が見えたので今後の材料となりました。これがまさしくテストマーケティングという要素です。

その課題となったのが恐らくですが価格設定だったかなと考えています。
価格設定は非常に重要で、それだけでも本が一冊できるくらい奥が深い要素です。

今回、価格設定としては割と強気で行きました。
もちろん製品の品質は間違いないし、利益もしっかりと確保できるのでむちゃな設定とかではありませんが、やや強気で行きました。
それが結果的には良くなったのかもしれません。
この辺りも仮説でしかないので集客の施策がどうだったのかとか、アプローチする層が違ったのではないかといった仮説も当然あります。
検証中の部分もありますが、商品のデザインや機能性と価格のバランスが今回は良くなかったのかなという課題が見えた感じがしています。

こうした要素はクラウドファンディングだからこそ試せる部分です。
いきなり販売をはじめて、反応を見ながらコロコロ価格を変えるのが一番やってはいけないことです。

本格的な販売を始める前にテストが出来るからこそクラウドファンディングの強みであり、リスクが少ないのであればやらない手は無い、ということです。

誰だって成功もするし失敗もする

私もそうですが、私の身近でかなり実績を上げている経営者がいます。
年齢も近く最近は特にビジネスで関わることが多くなったので親しくしていますが、とにかく色々な商品や事業にトライしています。
大きな成功もしているので成功している部分が注目されやすいですが、その裏で失敗や上手く行っていない部分もあるのは事実です。

自分よりも成功している人だって失敗することはあるわけで、私も成功することもあれば失敗することもあります。

いま個別サポートでこれから輸入総代理ビジネスを始めたい、取り組み始めたという方々ともコミュニケーションを取っていますが、皆さんしっかりと行動しており、とにかくやってみる精神で取り組んでもらっています。

偉そうに言うわけではありませんが、少なくとも私よりは現段階では経験が無い状況なわけで、だからこそ成功も失敗も無い状態です。
であれば、やらないよりどんどんやった方がいいですし、ずっと言い続けている「リスクを少なく」という部分で私の経験をお伝えしてリスク回避やなるべく成功に近づくためのノウハウを提供しています。

もちろん、それでも失敗する可能性はありますし、100%成功するノウハウがあったら私も教えてもらいたいくらいです(笑)

不確かな世の中だからこそ、リスクを抑えたうえでチャレンジしてみるのが最善策です。
一昔前に比べればよっぽどチャレンジもしやすい環境になっていると言えます。

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