あなたのアウトプットは誰かの役に立つという話

私はこのブログで200本以上の記事をアップしてきました。
もちろんこれからもアウトプットし続けていきますし、
最近ではYouTubeチャンネルを開設したので
YouTubeでの動画発信もしていきます。

では、なぜこのようなアウトプットをし続けるのか?
私にとっては2つの理由があります。

アウトプットする1つ目の理由

1つは自分自身のためです。
今までに自分が学んできたこと、
経験してきたことをアウトプットすることで
自分の頭を整理するとともに、
理解度をチェックしているのだと思います。

皆さんも経験があると思いますが、
例えば学校で受けた授業の内容(インプット)を
アウトプットするのが試験です。

日頃の授業(インプット)をどれだけ理解し、
記憶し、何も手助けが無い状態で
試験に臨む(アウトプットする)わけです。

その最たる例が高校受験や大学受験です。

学校によって求められるアウトプットが異なります。
科目も違えば、テストの難易度も違う。
場合によっては実技試験や面接試験もあります。

こうしたインプットとアウトプットを繰り返すことで
外部から評価され、その結果として受験(勉強)であれば
テストの点数、偏差値、合格などの結果に表れます。

オトナになるとアウトプットが減る

このように、実は私たちは知らず知らずの間に
インプットとアウトプットを自然にやってきました。

しかし、社会人になると、どうでしょうか?
仕事によって分かりやすく数字に表れる職種もあるとは思いますが、
多くの人は自分が何をアウトプットしているのか、
あるいはどういった結果が出ているのか、
もっと言えば自分の仕事は誰の役に立っているのか、
分かりづらいと思います。

例えば会社に勤めていて自分が精一杯のアウトプット(仕事)を
したとしても、それが果たして会社や取引先、
あるいはお客様に伝わっているのか何とも言えません。

1つの指標として給与(報酬)がありますが、
残念ながら給与や報酬の金額だけで
アウトプットを評価できるとは言えません。
会社によって様々な基準がありますし、
何より決めているのは人ですので、
感情にも左右されます。

それは例え会社経営をしていても同じです。
会社員と違って経営者や個人事業主は
誰かに評価されて給与が決まるわけではありません。

どれだけのアウトプットをしても自由です。
しかし、やったらやった分だけ報酬に繋がるとは限りません。

要するに「頑張れば儲かる」ことではないということです。

例えば私が書いているこのブログやこの記事もそうで、
このアウトプット(ブログ・記事)によって
自分自身の評価が上がるとか、点数で現れることはありません。

ブログの場合はアクセス数がありますので、
その数字が指標になると言えばなりますが、
ただ読まれているだけなのか、
本当に誰かの役に立つのかは分かりません。

アウトプットをしなかったら?

しかし、だからといってアウトプットをしなかったらどうでしょうか?

答えは簡単で、一生、自分の今までインプットした内容が
評価されることも無ければ、数値化されることもありません。
そして誰かに知ってもらうこともありません。

別に評価されるためにやっているわけではありませんが、
アウトプットしたからには何かしらの反応(結果)を
求めるのは自然なことです。

学校の試験なら、試験時間が決まっていて、
問題数も決まっているので100点満点で何点なのか、
その時点のアウトプットが分かりやすいです。

一方で、例えばブログの場合は書いたその瞬間に
アクセスが増えるかどうかは分かりませんし、
1年後になって急激に伸びる場合もあります。

アウトプットする2つ目の理由

ここで私がアウトプットをしている2つめの理由があります。

私のアウトプットは誰かの役に立つ、ということです。

「自分で言うなよ」と突っ込まれそうですが、
実際に今まで書いてきたブログを読んでいただき、
LINE@から連絡頂いて悩みや課題のご相談に乗った方も多くいらっしゃいます。
あるいはYouTubeの動画を見て、
商品を買ってくださった方もいらっしゃいます。

しかし、そうした誰かの役に立つことは
アウトプットしていなければあり得ないことです。

私のアウトプットはまだまだ大した影響力はありません。

しかし、一人でも役に立ったと言う方がいらっしゃるなら、
確実に意味があります。

今まで自分のためにやっていたことが、
ある瞬間から誰かのためにもなるのです。

それはこの記事を読んでくださっているあなたにも同じことが言えます。
何か得意なことや好きなことをアウトプットしたとき、
必ずどこかであなたのアウトプットが役に立っている人が現われます。

それは数字(アクセス数)なのか、直接連絡が来ることなのか、
あるいは出会ったときなのかは分かりません。

しかし、アウトプットを続ける限り、
そのアウトプットは自分自身の糧となり、
ゆくゆくは誰かの教科書になります。

その教科書を頼りにインプットした誰かが
目標としていたことを達成できたり、
悩んでいたことを解決できたとしたら、
これほど嬉しいことはないでしょう。

そのためにはある程度の数も必要です。
いくら優秀な教科書を作れる人でも、
そもそも10ページ程度しか用意されていなければ
アウトプットのしようがありません。

逆に最初は大した内容ではない教科書でも、
だんだんと質が上がって重みが増せば、
最終的には誰かの役に立つ教科書になりますし、
ブログであればそれを実現し、継続することもできます。
紙の教科書のように終わりがないからです。

私自身、アウトプット(ブログ・YouTube)を
し続ける理由はすでに書いたように
・自分自身のため
・誰かの役に立つため
の2つの理由があります。

自分自身のためという意味では、
これまでにインプットしたことの理解度をチェックするために
ブログの記事やYouTubeでアウトプットしています。

誰かの役に立つためという意味では、
私が経験したことや学んだことが
誰かにとってはまだ経験していないことで、
自分が経験する前に経験者の話や考え方を
学べる(インプットできる)機会になります。

ぜひこの記事を読んでくださっている
あなたもインプットしたことをアウトプットしてみてください。

最初は自分のためでもいいでしょう。
しかし必ず、あなたのアウトプットが
誰かの役に立つ日がやってきます。

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