自分が求めるターゲットへ訴求するために

今日は現在実施中のシステム手帳ELENOA
クラウドファンディングに関する内容です。

ここまでに色々とやってきて
少し見えてきたものがあるので、
アウトプットしていきます。

進捗は決して順調ではない

この記事を書いている4/24午前中の時点で
約390,000円のご支援を頂戴しました。

大変ありがたいことです。

一方で、プロジェクト自体はどうかと言えば、
決して早いとは言えません。

数日で100万円を超えるようなプロジェクトもあります。
そういったプロジェクトや製品と比較すれば
決して大きなプロジェクトとはいえません。

金額が全てではない

しかし、私はふと思ったのです。

確かに支援総額というのは多いに
越したことはありません。

受注があり過ぎて生産が追い付かない、
という状況では別ですが。

金額が大きければ見栄えも良いですし、
資金調達もしやすいのは事実です。

とはいえ、支援者の方にとってはどうか
と考えました。

支援者の方にとっては、確かに自分が参加した
プロジェクトの支援総額が大きければ、
それだけ大きいプロジェクトに関わっていると
感じることもできるかもしれません。

しかし、支援者の方にとって最も大事なことは
自分が出資した製品がきちんと届き
そして利用できることです。

いくら多くの金額を集めたビッグプロジェクトになっても、
予定していた納期が遅れ、あるいは不具合の多い製品を
届けてしまっては何の意味もありません。

そのクラウドファンディングの本質は
忘れないように意識していきます。

テストマーケティングとは?

以前もクラウドファンディングの極意について
書きましたが、クラウドファンディングは
テストマーケティングの要素があります。

テストマーケティングとは、
一般発売する前の製品やサービスを
プレローンチして、市場や顧客の反応を見ます。

具体的には、製品であればどんな属性の方々が
支援(アクション)してくれるのかを計測できます。

つまり、自分が求めているターゲットに対して
実際に反応している属性がどうなのかを分析し、
合致していれば製品のブランディングや
プロモーションが間違っていないと言えます。

あるいは予想外の反応があるかもしれないですし、
もしくは想定よりも反応が悪いかもしれません。

そういった情報収集と分析を行なうことが出来ます。

「DCPA」サイクルの実践モデル

私はクラウドファンディングを実施する最大のメリットは、
昨日も書いた「DCPA」サイクルに乗っているからだと思います。

もちろん、最低限の計画は必要です。
納期、リターンの設定、ページ作成と
いった準備や計画ですね。

しかし、クラウドファンディングは最短で2週間程度あれば
リリース、つまり実行できます。

つまり、1ヵ月もかけずにDo(実行)が出来ます。

プロジェクトの期間にもよりますが、例えば2ヵ月ならば、
その間にCheck(確認・分析)を行ない、
Action(改善)することができます。

自分が求めているターゲットに
訴求できている傾向にあるのなら、
その方向性でプロモーションを強化できます。

もし予想外の反応があるのなら、
それはそれで新発見です。
新しいターゲットも視野に入れて
再度改善します。

もし反応が悪いなら、もっとターゲットを
広げてみるとか、媒体を変えてみるとか、
いずれにしても改善の余地があります。

そして実際の支援者の皆様の属性や嗜好を分析し、
今後の販売計画、つまりP(計画)を立てることができます。

この場合は「DCAP」サイクルになりますね。

自分が求めるターゲットへ訴求するために

私は自分が求めているターゲットに訴求する、
という簡単そうで難しいテーマを常に意識しています。

今回実施しているクラウドファンディングのプロジェクトは、
冒頭で書いた通り支援総額から見れば
まだそこまで大きくはありません。

しかし、属性を分析していくと、
物凄く「濃い」属性にターゲット出来ていると
確信に近づいています。

つまり、人数や支援総額こそ課題があるものの、
ターゲット層はまさに「こんな人に使ってほしい」という
ターゲットからの反応があると感じます。

これは結構大事なことで、
ターゲティングは仮説の段階では何の根拠もありませんが、
実際の反応は確実な実績となります。

実績がある状態で今後の戦略を考えられるかどうかは
かなり大きな違いです。

もちろん、プロジェクトとしては
まだまだ伸ばしていきたいですので、
引き続きプロモーション強化などの
改善を行なって取り組んでいきます。

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