Amazonを活用するメリット・デメリット

今回はAmazonを活用するうえでのメリット、デメリットについて書いていきます。

BUYMAの記事でも書きましたが、どのプラットフォームにも必ずメリットがあれば
デメリットもあります。

考え方は人それぞれですが、私の場合は割と良くないこと、最悪のパターンを
想像して動いていく傾向にあると思っています。

もちろん、目標とか良い方向のことも考えますが、
良いことばかり考えて悪いことに目を背けるのはビジネスをやるうえで
危険なマインドではないかと思います。

だからといって悪いことばかり考えるとマイナスの方向にしか
いかないのでその点は難しいところですが。。

経営者として自分の会社や事業の方向性を決めていくにあたって
良い部分と悪い部分、双方を意識しておくのは大事だと考えています。

さて、それではAmazonを活用するうえでのメリット・デメリットをまとめていきます。

Amazonを活用するメリット

私が思いつく限りをピックアップしたので、他にもあるかもしれません。
また、扱う商材や資金などによっても変わってくるので
ご自身なりのメリットも是非見つけてみてください。
ざっと挙げるとこんな感じでしょうか。

・媒体力(集客力)は国内トップクラス
・ジャンルが豊富
・FBA利用によって物流面での外注化が可能
・在庫があればすぐに販売可能
・入金サイクルが2週間
・独自ページ作成によって独占販売が可能
・レビューが付けばつくほど商品ページが強化される

媒体力(集客力)は国内トップクラス
これは言うまでもなく、ネット通販といえばAmazonといっても過言ではないほど
国内での知名度は高いですよね。

トップクラスと表現したのは、一応楽天市場もAmazonと
同じくらいの市場規模になっているのでこう書きました。

細かい数字で見たら順位を付けられるかもしれませんが、
それこそジャンルにもよって変わってくるので、
あくまでもプラットフォーム全体で見て国内トップクラスということです。

ジャンルが豊富
BUYMAの場合はファッションやアパレル関係がメインですが、
Amazonは日用品からキッチン用品、おもちゃ、文房具など
ジャンルが幅広いのが特徴でしょう。

高級ブランドに関してはBUYMAの方が強いですが、
それ以外のジャンルに関してはほぼほぼAmazonを活用するのが良いと思います。

FBA利用によって物流面での外注化が可能
FBAに関しては別の記事でもまとめますが、
簡単に言えばAmazonが提供している物流倉庫を利用できるということです。

いわゆる「プライム」によってすぐに発送される商品や出品者は
このFBAを利用しています。

慣れるまでは少し面倒な作業かもしれませんが、
実際には手順に沿って進めていけば、あとは注文が入ると
自動的に配送してくれるのでとても便利です。

もちろん手数料は多少かかりますが、例えば同じ商品を
数十個や数百個単位で仕入れて販売する場合には
FBAの方が圧倒的に楽です。

楽なだけでなく、FBA納品した商品の方が
カート獲得がしやすい傾向にもあります。
(カート獲得についても別で詳しく書きます。)

そもそも、FBA納品したら赤字になってしまうような
商品はやるべきではないので、特別な理由がなければ利用したほうがよいでしょう。

在庫があればすぐに販売可能
考え方によってはデメリットにはなりますが、
在庫さえあればすぐに販売可能なので、
売上が入って来るのも速くなります。

BUYMAは注文が来なければ仕入れなくてよい反面、
注文が来なければ売り上げにはなりません。

その点、Amazonなら価格調整もできるので
売上を立てていくにはよいプラットフォームだと思います。

入金サイクルが2週間
輸入ビジネスに限らず、物販ビジネスにおいて
入金サイクルは非常に重要です。

いくら数字上稼げていてもキャッシュフローが回らないと
ビジネスを継続することが出来ません。

その点、Amazonは売上が自動的に2週間サイクルで
入金される仕組みになっています。

BUYMAのように自分で入金依頼をする必要もないので、
そこに気を遣う必要がないというのもありがたい仕組みですね。

独自ページ作成によって独占販売が可能
これは中級編で詳しく書こうと思いますが、
Amazonではすでに作成されている商品ページに
掲載する「相乗り」と自分で独自にページを作成する
2種類の方法があります。

最初のうちは相乗りで良いと思いますが、
慣れてきて、なおかつ自社でしか扱えない商品を
扱うことが出来るようになったら独自ページを作成した方が
他社と差別化ができて良いでしょう。

Amazonを活用するデメリット

それでは、私が考えるAmazonのデメリットをピックアップします。

・必ず在庫を持つ必要がある
・価格競争になりやすい

必ず在庫を持つ必要がある
BUYMAと異なり、Amazonでは原則として無在庫販売はできません。
1回や2回くらいなら出来るかもしれませんが、
もしAmazon側にバレるとアカウント停止の可能性があります。

ですので、基本的にはやらない方がいいです。

つまり、販売する前に必ず仕入れを行って
在庫を持っておく必要があります。

もちろん、どのくらい在庫を持つかは自分で選択できるので
まずは少ない資金からでも可能です。

しかし最初に在庫を持ってから販売しなければならない
というルールは変わりませんので、その点はデメリットというか
リスクにはなってしまいます。

とはいえ、一般的な物販ビジネスもそうですし、
輸入ビジネスや物販ビジネスに限らず例えば飲食店だって
食材を仕入れなければ料理を提供できないのと一緒で、
ビジネスとして当たり前といえば当たり前の考え方なので、
あとはいかにリスクを減らしてメリットに変えていくかというところでしょうかね。

価格競争になりやすい
AmazonはBUYMA以上に価格に関してシビアです。

というのも、先ほど書いた相乗りにおいては
同じ商品に対して様々な出品者が出品する形になります。

特に新品であれば、ハッキリ言って商品自体に変わりはありません。
あるとすれば、FBA納品しているかどうかで配送スピードが変わるのと、
価格が安いかどうか、という点が重要になっていきます。

もちろん、出品者自体の評価も掲載されるので極端に悪い
出品者は避けられますが、そうでなければ本当に差別化できるのは
価格くらいになってしまいます。

それだけに、誰でも扱えて人気のある商品は当然価格競争に
なりやすいですし、そのためにいかに仕入れ値を下げられるか、
経費を抑えられるかが問われます。

BUYMA以上にシビアにビジネス的な感覚を持っていないと、
勘やなんとなくで仕入れて利益が出る商品を見つけられるほど
甘くない、というのは最初に言っておきたいところです。

まとめ

まずはAmazonを活用するうえでのメリット、デメリットをざっと書きました。
これ以外にもあると思いますが、基本的なところは網羅していると思います。

これらを踏まえたうえで、あとは自分が扱っていきたい商品や商材に
合わせて取り組んでいくのが良いでしょう。

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